経ヶ岳☆保月山から中岳を越えて天空稜線を満喫
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:13
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 963m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:07
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刈り払い整備されている。岩肌粘土質の道なので下山時は注意 |
写真
感想
早朝に目覚めるも山行先が決まらないのはいつものこと。低山ではない山に行こうと久しぶりの銀杏峰を考える。しかし北陸道を走りながら未だ登っていない経ヶ岳を思いつく。登り返しがあるので今まで敬遠していた山だ。下調べもしていないのでヤマレコでコースと地図データを入手する。
麓の広大な六呂師高原は30年前に家族でキャンプをしたことがある。記憶は朧気で少し迷って法恩寺林道に入る。舗装路だがかなりの悪路、アスファルトの激しい起伏と段差を乗り越えながら展望駐車場に到着した。10台ほどの駐車場では残り3台の空きスペースに滑り込む。眼前には荒島・銀杏などの奥越の名峰が望める。
序盤の杉林を抜けると気持ちのよい自然林の道が続く。アダムとイブの木を過ぎる辺りからブナ林となる。林床は熊笹が多い。保月山では展望がなく樹間から南の部子山が望める程度。生憎今日は靄っている。保月山を越えると杓子岳と中岳が見えて来る。立派な丸太梯子を登り杓子岳に着くと笹草原の中岳と端正な経ヶ岳の山容が目に入る。
爽快な稜線を進んで行く。経ヶ岳南尾根と中岳に囲まれた広大な窪地は噴火口跡だろう。なだらかな中岳には労することなく着いたが眼前に聳える経ヶ岳に圧倒させられる。ゆっくり登ればなんとかなるかと思い直し、何度も立ち止まって息を整え登って行く。3人の方とすれ違う。まだ先だろうと偽ピークに上がったつもりが経ヶ岳山頂であった。ちょっと拍子抜けする。
休憩しておられたご夫婦に挨拶をして山頂台地の北端まで進む。人気の赤兎山が眼下に見え、その背後に凛々しい山容の別山と三ノ峰が聳えている。ドーンとあるはずの白山は残念ながら雲隠れ中だ。
他の先行者は北岳に向かわれたのだろう。北岳に行こうか迷ったが白山は見えないしなどと理由付けして山頂広場で大休止する。美濃側の山名は疎いので野伏ヶ岳ぐらいしか同定できない。雲が棚引いているので乗鞍や御嶽の遠望は望めない。
北岳から戻って来られた単独男性と話を交わすと小松の方だった。岩籠山のインディアン平原に興味深々のようだ。敦賀三山の話をした後に写真をお願いする。トレラン風の女性が登山道の刈り払いをしている。近々大会があるようだ。
往路を杓子岳まで戻ると経ヶ岳の上には怪しげな雲が湧き始めている。北岳まで行かなくて正解だ。先ほどのご夫婦を追い越して下山していく。しかし膝に違和感があって踏ん張りが効かず速度が上がらない。駐車場に下り立つと雲が湧き上がり始めていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する