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Yamareco

記録ID: 4748984
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

黒檜岳⇔シゲト山

2022年10月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:43
距離
13.9km
登り
1,047m
下り
1,043m

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
0:56
合計
9:44
5:12
5:12
15
5:27
5:28
2
5:30
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50
6:20
6:27
61
7:28
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43
8:11
8:21
16
9:08
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5
9:13
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88
10:41
10:56
84
12:20
12:24
4
12:28
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28
12:56
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39
13:35
13:36
38
14:14
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4
14:18
14:25
4
14:29
14:30
10
14:45
千手ヶ浜バス停
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
車を赤沼駐車場に停め、4:30赤沼車庫発 5:00千手ヶ浜着の『華厳渓谷からの日の出』を見る低公害バスに乗り、帰りは15:10千手ヶ浜発で赤沼駐車場に戻りました。
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/eco/shizenkankyou/shizen/documents/jikokuhyou.pdf
コース状況/
危険箇所等
★ 地形図で標高1300m付近の緩斜面の登山道は、上りでは分かりましたが、下りでは落葉が堆積し、ルート不明瞭でした。
下へ下へと下れば湖岸周遊歩道に出るので、”どこでも歩ける”と言う感じです。
★ 一か所、急斜面の白ザレで、節のあるトラロープを張ってありました。
ロープを使わないと足が滑り、手で掴まる物もなく、通過は困難と思われます。
★ 地形図で等高線が密な区間は急斜面で、下りで躓けば顔や頭が大怪我につながる可能性があります。
★ 標高1950m付近から尾根が広がり、ルートが若干分かりにくいです。目印が多く、常に目印を追って進めますので、目印を見失わなければ大丈夫です。
★ 黒檜岳からシゲト山は踏み跡も目印も少なくなりますが、ルートは尾根通しです。ただし、1919mピークでは直進せず、左(南)に下って尾根を乗り換える形となります。
★ シゲト山は少し先まで行ったのですが、山頂標識は見当たりませんでした。
このピークは大平山と同じく南面が開け、地面は小さな笹に覆われ、大平山やオロ山がよく見えました。
バスは満員でしたが、登山者は私以外はいなかったようで、下山するまで他の人には会いませんでした。
2022年10月02日 05:17撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 5:17
バスは満員でしたが、登山者は私以外はいなかったようで、下山するまで他の人には会いませんでした。
華厳渓谷からの日の出と言うより、中禅寺湖からの日の出と言う方が実情に合う、と思います。
2022年10月02日 05:23撮影 by  iPhone 13, Apple
5
10/2 5:23
華厳渓谷からの日の出と言うより、中禅寺湖からの日の出と言う方が実情に合う、と思います。
千手堂
神社があり、行きに登山の安全を祈願し、帰りは無事下山できたことに(神の加護を感じ)感謝しました。
2022年10月02日 05:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 5:27
千手堂
神社があり、行きに登山の安全を祈願し、帰りは無事下山できたことに(神の加護を感じ)感謝しました。
登山道の落とし物(ザックに着けていたのだろうか?)
2022年10月02日 07:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 7:00
登山道の落とし物(ザックに着けていたのだろうか?)
千手ヶ浜⇔社山の分岐
標識は朽ち、「ヶ浜」の部分は地面に落ちていました。
黒檜岳は左奥へ。
2022年10月02日 08:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 8:13
千手ヶ浜⇔社山の分岐
標識は朽ち、「ヶ浜」の部分は地面に落ちていました。
黒檜岳は左奥へ。
快晴でしたので、富士山が見たくて、標高1930m付近の笹原に行ってみましたが、富士山は見えませんでした。
やはり、大平山まで行かないと見えないようです。
2022年10月02日 08:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 8:38
快晴でしたので、富士山が見たくて、標高1930m付近の笹原に行ってみましたが、富士山は見えませんでした。
やはり、大平山まで行かないと見えないようです。
富士山はずっと右奥ですが、木があって見えません。
右によく見えるのは備前楯山
その手前の崩落した山は中倉尾根の一部
2022年10月02日 08:42撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 8:42
富士山はずっと右奥ですが、木があって見えません。
右によく見えるのは備前楯山
その手前の崩落した山は中倉尾根の一部
奥は行者岳〜横根山〜根本山方面
中景は半月山南西の1514m〜赤倉山
2022年10月02日 08:42撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 8:42
奥は行者岳〜横根山〜根本山方面
中景は半月山南西の1514m〜赤倉山
社山方向
2022年10月02日 08:43撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 8:43
社山方向
梢越しの男体山
2022年10月02日 08:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 8:44
梢越しの男体山
黒檜岳方向
2022年10月02日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 8:47
黒檜岳方向
社山方向
2022年10月02日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 9:07
社山方向
黒檜岳頂上(栃木百名山、9年ぶりの二度目)
2022年10月02日 09:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 9:13
黒檜岳頂上(栃木百名山、9年ぶりの二度目)
150mほど北西にある 1970m台の等高線が引かれた黒檜岳
地形図ではこちらに山名表記されているが、標高は書かれていない。
2022年10月02日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 9:19
150mほど北西にある 1970m台の等高線が引かれた黒檜岳
地形図ではこちらに山名表記されているが、標高は書かれていない。
近くに雨量観測設備がありました。
2022年10月02日 09:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 9:23
近くに雨量観測設備がありました。
その鉄塔
吸い込まれそうな青空
2022年10月02日 09:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 9:23
その鉄塔
吸い込まれそうな青空
シゲト山の1919mピーク
山と高原地図(2011年版)ではこのピークにシゲト山の表示がありますが、国土地理院の地形図では1835mに表示されています。
2022年10月02日 10:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 10:09
シゲト山の1919mピーク
山と高原地図(2011年版)ではこのピークにシゲト山の表示がありますが、国土地理院の地形図では1835mに表示されています。
針葉樹の左奥はオロ山
2022年10月02日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 10:30
針葉樹の左奥はオロ山
沢入山(1704m)
右奥は1738無名峰
2022年10月02日 10:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 10:36
沢入山(1704m)
右奥は1738無名峰
奥は1738m〜オロ山〜庚申山
2022年10月02日 10:43撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 10:43
奥は1738m〜オロ山〜庚申山
緑色の苔が付いた鹿の角
2022年10月02日 10:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 10:45
緑色の苔が付いた鹿の角
シゲト山から眺める大平山
2022年10月02日 10:58撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 10:58
シゲト山から眺める大平山
鋸山〜皇海山はずっと右奥で、木に隠されていました。
2022年10月02日 10:58撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 10:58
鋸山〜皇海山はずっと右奥で、木に隠されていました。
この栃木の山独特の目印は風化し、色が消えているのもありました。
2022年10月02日 13:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 13:22
この栃木の山独特の目印は風化し、色が消えているのもありました。
標高1470m、尾根へ上がった地点に立つ標識
2022年10月02日 13:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 13:36
標高1470m、尾根へ上がった地点に立つ標識
写真では分かりにくいが、右の白い所は落葉も積もらない急斜面のザレ場。
上りも下りも節のあるトラロープを使いました。
右の長いロープは使いませんでした。
2022年10月02日 13:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/2 13:56
写真では分かりにくいが、右の白い所は落葉も積もらない急斜面のザレ場。
上りも下りも節のあるトラロープを使いました。
右の長いロープは使いませんでした。
千手堂の神社
2022年10月02日 14:19撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 14:19
千手堂の神社
千手堂
2022年10月02日 14:19撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 14:19
千手堂
湖岸は風が強く、ザァーザァーとさざ波が立っていました。
せせらぎと言い、さざ波と言い、自然界の水音は癒し系だと思います。
2022年10月02日 14:30撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 14:30
湖岸は風が強く、ザァーザァーとさざ波が立っていました。
せせらぎと言い、さざ波と言い、自然界の水音は癒し系だと思います。
男体山と茶ノ木平の間の鞍部から上がる朝日が『華厳渓谷からの日の出』になります。
2022年10月02日 14:40撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/2 14:40
男体山と茶ノ木平の間の鞍部から上がる朝日が『華厳渓谷からの日の出』になります。

感想

日光白根山〜皇海山間の尾根は栃木県&群馬県の境界尾根であり、錫ヶ岳と黒檜岳は栃木百名山を目指していた時に登りました。
その間の稜線を繋ぐことは、テント泊をしない私には無理なので、その間にある主なピークは日帰りでも行けそうなので、宿堂坊山と三俣山を今年の7月末に、シゲト山を今回行ってきました。
どちらも千手ヶ浜からご来光目的のための期間限定の早朝便で、二回とも登山者は私以外にはいなかったようです。

50代の頃なら、千手ヶ浜から反時計回りに宿堂坊山→三俣山→シゲト山に登り、黒檜岳から登山道を下れたように思いますが、当時は簡単には登れない奥日光の登山道のない山は全く頭にはありませんでした。
比較的 麓に近い高薙山、三岳、湖上山でさえ、登ったのは数年前でした。

上空はよく晴れていましたので、黒檜岳へ行く前に富士山を見てみたいと思い、大平山と社山分岐の笹原へ行ってみましたが、大平山方面の樹林に遮られ、見えませんでした。
日光白根山から富士山は南南西方向になりますので、大平山から富士山は袈裟丸連山の奥に見えることになります。
富士山と甲武信ヶ岳、苗場山は経度がほぼ同じで、知っておくと山座同定の参考になります。

情報の乏しい中、シゲト山(1835m)の南面は大平山同様、小さな笹原が広がり、まずまずの展望が得られました。
皇海山や庚申山は特徴があり、同定しやすいですが、シゲト山南西側の樹林に隠れて見えないようでした。
オロ山(1821,8m)は見えていましたが、中倉尾根独特の荒々しい山肌は大平山南西尾根に隠されていたようです。

宿堂坊山も三俣山も、黒檜岳同様に展望無しですが、シゲト山は予想外の展望が得られました。
社山から西へ尾根を縦走して中禅寺湖へ下るなら、黒檜岳は行かずとも、大平山は行かれることをお勧めします。

厳冬期、私の住んでいる所からは、男体山の手前に”へ”の字形の真っ白い稜線が見えます。
これこそ、まさしく大平山〜社山の中禅寺湖南岸尾根で、社山北西の鞍部とは標高差が−200mほどあります。
樹木のない笹尾根ですので、初冬から残雪期まで美しい への字形が眺められます。

久しぶりの休日の山行で、夕方の道路交通情報では首都圏へ向かう高速道はどこも渋滞しているようでしたが、足尾を経由する一般道は全く渋滞なしでした。
天候も、黒檜岳には勿体ないような快晴でした。

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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