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Yamareco

記録ID: 477233
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ハイキング
丹沢

大笄、まで。

2014年07月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
12.6km
登り
1,167m
下り
1,152m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

西丹沢自然教室出発: 8:55
用木沢出合: 9:24
犬越路到着: 10:33
小笄: 11:42
引き返し点: 12:25
昼食・出発: 12:45
小笄: 13:23
犬越路: 14:00
用木沢出合: 15:18
西丹沢自然教室到着: 15:45
天候 曇り時々小雨。風強し。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
富士急バス
新松田駅 7:30 ⇒ 西丹沢自然教室 8:41
西丹沢自然教室 16:25 ⇒ 新松田駅 17:34
コース状況/
危険箇所等
登山届けは西丹沢自然教室にて。用紙&鉛筆あり。

西丹沢自然教室〜用木沢出合:
舗装路歩き。白石オートキャンプ場を過ぎると ”私有地につき立入禁止” の立看があって困惑しますが、用木沢出合の分岐はそのすぐ先です。

用木沢出合〜犬越路:
前半は美しい沢を眺めながらののどかな登山道♡ 沢から離れ、涸れ沢沿いに登り始めると急登になり、『犬越路まで0.6Km』の道標が出た後は悪路の急坂。落石に注意しましょう。

犬越路〜大笄:
小笄を登り始めてからは険しい道。鎖場は3カ所(小笄の西1、大笄の西2)ですが長くても6m(2階建ての屋根)程度。足場は豊富で登降ともに鎖を使う必要無いかも。他に注意すべき場所があります。眺めに気を取られて転ぶとヤバイ場所とか、降りた先にカーブがある木梯子で、梯子に躓いてそこを曲がりきれないと真っ逆さま…というような場所とか。
ヤマユリの蕾。もうすぐ咲きますね♡

強い西風に乗って東富士演習場の爆音が轟いてます。
ヤマユリの蕾。もうすぐ咲きますね♡

強い西風に乗って東富士演習場の爆音が轟いてます。
林道沿いにはあちこちにホタルブクロ。
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林道沿いにはあちこちにホタルブクロ。
これはオトギリソウですね。

あれ??もうカメラの電池残量が半分に。
充電し忘れたんだ〜〜 (x_x)
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これはオトギリソウですね。

あれ??もうカメラの電池残量が半分に。
充電し忘れたんだ〜〜 (x_x)
え?

一度引き返して分岐を見落としてないかチェックしてしまいました。用木沢出合分岐はこの立看板のすぐ先です。
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え?

一度引き返して分岐を見落としてないかチェックしてしまいました。用木沢出合分岐はこの立看板のすぐ先です。
ここから山道に入ります。
ここから山道に入ります。
橋の傍らにムラサキシキブが咲いてました。
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橋の傍らにムラサキシキブが咲いてました。
綺麗な沢に沿って歩きます。涼しい。水辺はいいですね〜
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綺麗な沢に沿って歩きます。涼しい。水辺はいいですね〜
ケイワタバコが見頃になってます。
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ケイワタバコが見頃になってます。
幾つもある堰堤上の広い河原から、目指す小笄・大笄のピークが望めます。斜度が今一つだなぁ(嫌な予感…)
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幾つもある堰堤上の広い河原から、目指す小笄・大笄のピークが望めます。斜度が今一つだなぁ(嫌な予感…)
こういうの良く見ますよね。名前があるんでしょうけど、良く分類出来るものですね〜〜
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こういうの良く見ますよね。名前があるんでしょうけど、良く分類出来るものですね〜〜
タマアジサイの蕾。
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タマアジサイの蕾。
けっこうな急坂を上って犬越路到着!
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けっこうな急坂を上って犬越路到着!
今日はしょうがないです。晴れてれば素晴らしい展望のはず♪
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今日はしょうがないです。晴れてれば素晴らしい展望のはず♪
ヤマボウシも終盤に近づいています。曇りで風が強く、被写体ブレしまくりです。
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ヤマボウシも終盤に近づいています。曇りで風が強く、被写体ブレしまくりです。
三角点(?)のある小ピークにさしかかったところで雨が!ジャケットを羽織りザックカバーを装着。気温が低くてあまり蒸れなかったのには助かりました。
三角点(?)のある小ピークにさしかかったところで雨が!ジャケットを羽織りザックカバーを装着。気温が低くてあまり蒸れなかったのには助かりました。
アカショウマ
小笄の鎖場ですが、全然大した事ありません…
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小笄の鎖場ですが、全然大した事ありません…
大笄は確かに眼前に迫ってくるのですが、プレッシャーを受ける程でも無い…烏尾山から三ノ塔を初めて見た時の方が”ウェ〜〜”って感じでした
大笄は確かに眼前に迫ってくるのですが、プレッシャーを受ける程でも無い…烏尾山から三ノ塔を初めて見た時の方が”ウェ〜〜”って感じでした
あ!シモツケソウが咲いてます♪ 夏ですね〜
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あ!シモツケソウが咲いてます♪ 夏ですね〜
これはリョウブの花ですよね。
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これはリョウブの花ですよね。
ミヤマカラマツかな?
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ミヤマカラマツかな?
ユキザサはカワイイです。
…キヌタソウでした ^^;
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ユキザサはカワイイです。
…キヌタソウでした ^^;
も一つオトギリソウ。

ここで遂にカメラの電池切れ (T_T)
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も一つオトギリソウ。

ここで遂にカメラの電池切れ (T_T)
え〜〜と。
鎖場トレーニングは不発に終わったので、山頂前ですが昼飯にします。お天気も思わしくないです。

『剛力家の味』ランチパック、黒胡椒香るハンバーグ…不味くは無いですが、リピーターにはなれませんです。
え〜〜と。
鎖場トレーニングは不発に終わったので、山頂前ですが昼飯にします。お天気も思わしくないです。

『剛力家の味』ランチパック、黒胡椒香るハンバーグ…不味くは無いですが、リピーターにはなれませんです。
こちらが恐らく大笄のピーク。斜度は緩いし、木階段も見えます。もう鎖場は無さそう。
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こちらが恐らく大笄のピーク。斜度は緩いし、木階段も見えます。もう鎖場は無さそう。
雨が本格的に降り始める前に下山します。ノイバラの花。
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雨が本格的に降り始める前に下山します。ノイバラの花。
山肌の白いのはヤマボウシ。墜落機体と間違われても無理も無いかと思います。
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山肌の白いのはヤマボウシ。墜落機体と間違われても無理も無いかと思います。
アカショウマ
お〜〜 (≧∇≦。)
お初のヤマオダマキ!
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お〜〜 (≧∇≦。)
お初のヤマオダマキ!
スマホのカメラというのが悲しい。
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スマホのカメラというのが悲しい。
これは何の花でしょう。イチゴに似てますけど、葉が違うように見えます。十字対生?ナデシコ科でしょうか?

追記:判明しました。”コナスビ(サクラソウ科)”です。
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これは何の花でしょう。イチゴに似てますけど、葉が違うように見えます。十字対生?ナデシコ科でしょうか?

追記:判明しました。”コナスビ(サクラソウ科)”です。
ウツギがまだ咲き残っていました。
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ウツギがまだ咲き残っていました。
岩の向こうにシモツケ。スマホ落としたら困るので寄れません。。
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岩の向こうにシモツケ。スマホ落としたら困るので寄れません。。
シモツケソウもあちこちで咲き始めてますよ。
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シモツケソウもあちこちで咲き始めてますよ。
小さなガクアジサイ。頑張ってます。
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小さなガクアジサイ。頑張ってます。
も一つミヤマカラマツ。線香花火みたいですね^^
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も一つミヤマカラマツ。線香花火みたいですね^^
崩壊地の上から。大室山はすっかりガスの中。
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崩壊地の上から。大室山はすっかりガスの中。
サクサクと沢まで降りて来ました。
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サクサクと沢まで降りて来ました。
水がホントにきれいです。一休みして顔を洗いました。キレイな水を汚すようで、少し悪いような気が…
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水がホントにきれいです。一休みして顔を洗いました。キレイな水を汚すようで、少し悪いような気が…
丹沢の沢は水量豊かでいいですね〜
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丹沢の沢は水量豊かでいいですね〜
このエリア、好きになっちゃいそうです。
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このエリア、好きになっちゃいそうです。
林道沿いにぐりぐりネジバナ。
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林道沿いにぐりぐりネジバナ。
またも5分差でバスを逃がしてしまいました。でも今回は40分待ちで済みました。

今日もおつかれやまでした (^-^)
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またも5分差でバスを逃がしてしまいました。でも今回は40分待ちで済みました。

今日もおつかれやまでした (^-^)
参考:陣馬山付近から見ると大笄の登りはこのくらいの斜度に見えます。
参考:陣馬山付近から見ると大笄の登りはこのくらいの斜度に見えます。

感想

大笄は犬越路〜檜洞丸の稜線上のピークです。周囲は険しい場所ですが、一般的に山登りのゴールにはならないピークだろうと思います。今回は来週の赤岳行きの準備として鎖場に慣れる事が目的でしたので、このピークがゴール。私は初めて歩く場所でした。

陣馬山あたりから遠望すると、大笄への登りは凄い斜度に見えますし、ネット上で検索しても『険悪』とか『壁』とか『ものすごく急』とか『急峻』とか色々と厳しそうな形容がされている場所ですよね。それでもって、鎖場の練習になれば…と思い行ってみました。

行ってみて理解したのですが、期待と異なり練習になるほどの場所ではなかったです。鎖場は高くても2階建ての建物程度で、上から見下ろしても全く高度感・恐怖感無し。足場は豊富で登りも下りも鎖を使わずに問題なく通過可能でした。リハになったとは思えず、ちょっと残念でした。しかし、帰宅したら普段使わない背筋の上部が痛いです。明日の筋肉痛は確実みたい。腕も結構使ってたんですね。

実際にランチを済ませて引き返したのは大笄の少し下のピークだと思いますが、本ピークを見上げる限り鎖場はもう無さそうだし、天気は良くないし…これ以上進んでも無意味だと判断し、戻りました。

ですが・・・この道気に入ってしまいました!

適度に厳しく、沢は美しく水量は豊か、稜線上の眺めは最高(今日はダメでしたが…)で意外にも花は豊富、石棚山稜で周回すればブナの自然林も楽しめるとなれば、山登りのエッセンスが詰まった素晴らしいコースだと思います。タフですが。

今日はデジカメの充電を忘れてしまって、出発直後に数枚撮った時点で電池残量が半分に!程無く電池切れになってしまい、せっかくの初オダマキも、シモツケもユキザサも全部スマホのカメラで撮る破目に (;Д;)。もの凄く損した気分。絶対にリベンジしなければ。再来週にはアザミも咲き始めるかな〜

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コメント

お疲れ様でした!
こんにちは!
コメントありがとうございます。

タイムテーブルからすると確かに小笄〜大笄の間あたりですれ違っていますね。
恐らく急登の岩場のあたりですれ違ったのではないかと思います。

この区間、何人かの方とすれ違っていまして。
(山頂で泊まりでない場合)時間的に今この場所で檜洞丸までのピストンだと下山したら、日が暮れるのではないかと心配ではあったのですが、大笄ピストンなら大丈夫ですね!

逆回転ではありますが、まさにtokumuraさんのイメージしたタフなコース設定での周回をしました。
一番最初の森がちょっと長くてだらけてしまう危険性はあるのですが、美しい新緑とブナ林、お花畑、高度感ある稜線、この日はダメでしたが展望、そして美しい沢…盛りだくさんのコースになりました

もう少ししたらマルバダケブキにアザミが一気に咲きそうですし、秋の紅葉シーズンも雰囲気よさそうですね
季節を変えても楽しめる、いいコースだと思います♪
2014/7/16 11:43
Re: お疲れ様でした!
joe0119さま
こちらにもコメント頂きありがとうございました^^
自然もさることながら、西丹沢にはヤマビルがいないというのもいいですね。
奴らの影に怯えながらでは、楽しさがスポイルされてしまいそうで…
アザミはあれだけ生えてれば、咲き揃うと見事でしょうね!
是非見に行きたいと思ってます♪
2014/7/18 20:25
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