雄山
- GPS
- 03:25
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 567m
- 下り
- 555m
コースタイム
天候 | 晴れ?曇りかな? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雄山神社の直下、下りコースに少し残雪あり |
写真
感想
9日の朝は快晴!とまではいかないまでも、雨が止み、風もまだ強くなかった。
朝食を済ませ、次の宿、立山室堂山荘に大きな荷物を預けて出発!!
一の越から雄山山頂、その後は気分と状況が許せば大汝→富士の折立→大走りから下山を予定。
バテバテになるかなぁと思いきや、荷物が軽いせいか意外とサクサク歩いている。
足を止めるのは、景色がキレイすぎるから…という状況だった。
一の越山荘前で一休みしたら、雄山山頂までの岩場を登り始める。登りは赤い矢印、下りは黄色い矢印、うん、わかり易い。所々に雪が溶け残っているが、登りに支障が出る場所にはない。
雄山神社の社務所は既に閉めていた。山頂まで登り、写真と景色をひと通り楽しんだら下山を始める。
ぜんぜん覚えていなかったのだが、雄山山頂からもちゃんと剱岳は見えていたのだねぇ。そして、反対側には槍ヶ岳や雲に沈みかけた富士山までが見えていたのだから、天気予報の割には十分景色を楽しめたのだ。
大汝方面はやめた。大汝へ向かい始めるスタート部分でまあまあの雪が踏み固められ、道は白かった。ヘルメットもストックも宿に預けた荷物に入っていたので、あっさりと下山を決意。
チェーンスパイクを持ってはいたのだが、チェーンスパイク無しでストックに必死に頼って歩く人々を見て、なんだかやめようという気持ちになった。
そうと決まれば心は軽い。
一の越山荘でホットココアを買い、リュックに忍ばせていた一昨日のスコーンでおしゃれ気分な休憩だ(笑)
風も強くなってきた。
前日も楽しんだ景色を再び楽しみながら下りる。
今更ではあるが、スマホで明るさの調整を覚えたばかりなので、やたらと使ってしまう。
今回の写真は、まるで晴れのように撮れているが、実は明るさを弄っただけなのだ。その証拠に、やたらとフワフワした感じの写真が多い。
下山後は昨夜の宿、みくりが池温泉でランチ。前日から油物に負け気味のお腹に、うどんは優しかった。
ゆったりとランチタイムを楽しんだ後は、宿泊施設、立山室堂山荘に戻った。
チェックイン後、しばらくすると外が土砂降りに…。先に進まずに帰ってきて良かった…としみじみ思った。
相部屋での予約をしていたが、キャンセルが出たとのことでラッキーな一人部屋状態。緊急のお客様が入らない限りは…と言われていたが、結局朝まで一人気楽に過ごせた。
明け方、ガタガタという音で時折目を覚ました。早く出発する人がたてた音もあるが、暴風雨の影響もあった。
うぅ〜ん…今日は帰るだけなのですが?
ターミナルまで10分あるかないかだけど?
レインウェア、もう乾いてるんだけど?
あぁ、仕方ない。この風ではレインウェア無しではずぶ濡れだ。バスに乗る時にも迷惑だろう。レインの上下を着込み、帽子のドローコードも引き絞り暴風雨に踏み出した(大袈裟な笑笑)。
時々、風に煽られるほどの暴風が吹き付ける。
さぁ、急ぐのだ、目的地はすぐそこだ!と思いながら右手に視線を向けると、岩コロみたいな物が動く。雷鳥だ!
なんで?こんな遊歩道に囲まれたところにも来るの?あぁ、この荒天か…。
初めて雷鳥に出会ったのはやはり暴風雨、八方池から唐松岳に向かう途中だった。この子たち、やっぱり悪天候に現れるのだな…。
一気にテンションが上がる。写真と動画を撮る。後ろから追い抜こうとしている2人に、指をさして伝える。それにしても軍団だ。数えたところ、11羽のようだ。そういえば昨日、通りすがりのガイドさんとそのお客さんが、11羽がなんとかかんとか話していたなぁ。この群れの事だったのかな?
無事にターミナルに到着、バスとケーブルカー、電車を乗り継いで富山駅へ到着。
最後の目的地、すし玉で早目のランチを楽しんで帰途についた。
天気予報の割には美味しいとこどりできたと思う。満足だ。
次回は是非、室堂から立山三山周回ルートを巡りたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する