雁坂峠北尾根周回
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- GPS
- 06:35
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,937m
- 下り
- 1,940m
コースタイム
6:32 雁坂峠登山口
7:00 水の本
7:23 雁道場
8:01 突出峠
8:24 樺避難小屋
8:58 地蔵岩
9:28 昇竜の滝
9:45 雁坂峠小屋
9:57 雁坂峠
10:18 雁坂小屋
10:44 黒岩展望台
11:12 ふくろ久保
11:20 カツラ久保
11:34 火打石尾根
11:44 あせみ峠
12:06 林道終点(登山口)
12:20 豆焼橋
12:47 黒文字橋付近駐車スペース
天候 | くもり ときどき はれ、あめ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 登山口:見当たりませんでした 豆焼橋:登山口入口に設置されてました 道の状況 往路にとった西側尾根は、樺避難小屋までは危険な個所は、なかったと思います。それ以降巻道になりますが、道幅が細い箇所、ガレ、ザレ等あり足元に注意が必要でした。 復路の黒岩尾根もあせみ峠までは、基本巻道です。崖側が切れ落ちているところもあるので注意深く進んでください。特に濡れた場合は、桟道や岩場は滑りやすくなるので慎重さが要求されます。また、黒岩尾根は美林帯が多く存在しますが、巻道は細いので周りを見ながらの歩行はとても危険です。どこのルートでも基本同じであとは思いますが・・・ |
写真
感想
今日は久々の車での山行でした。いつもの通り、電車&バスで臨みたかったのですが、バスの川又到着が9:30、最終が16:36ということで、持ち時間は7時間しかなく、最近の自分の状況から無理と判断して、ループを取れるルートということもあり、車での出動としました。腹案としては、雁坂峠まで登った時の状態で、時間的に無理そうであれば南側の西沢渓谷側に降りることも考えましたが、北側周回にこだわりました。
しかし今の季節の登りは陽が出ていなくても、本当につらかったです。突出峠までの登りで汗ぐっしょりになり、この先大丈夫かと真剣に思いました。バスで9:30スタートだと更にスタート時の気温は上昇していたはずなので、それだけでも車で来て良かったと思います。でもそもそも私の実力で今の時期にここをトライするのが間違っていたのかもしれません。
突出峠より先では、突如風もかなり強く噴き出して、登りもさほどきつくなくなり、快適とまではいきませんでしたが、尾根歩きを楽しむことができました。しかし樺小屋からの先の巻道は、黒岩尾根もそうでしたが、なかなか気を抜けない個所が多く緊張感の保持が必要でした。しかし巻道を除けば、この道は往時の甲州へ抜ける唯一の街道であったそうで何か風格を感じました。
昇竜の滝の水で生きかえり、そのすぐ先で雁坂小屋の方が、ホースの補修・点検をしているところに出合いました。本当に頭が下がります。途中の倒木状況を尋ねられました。あらたな倒木は見当たらなかった旨答えました。ところどころ苔生した奥秩父特有の道を楽しみながら進むとホースの終点の水場に出合い、そのすぐ先に小屋が見えました。水場は小屋のすぐ横にもありました。だからホースが2本あったのかな?
小屋は素通りして、そのまま雁坂峠目指しました。最後の登りは何回も立ち止まり、ようやく頂上に着きました。北面はまだ視界が効きましたが、南面は乳白色で視界ゼロでした。風もかなり強く、ここでの食事はあきらめ、水晶山方面に少しだけ主脈歩きを楽しみ峠に戻って来ました。峠に戻ると視界状況は少し良好になっており、雁坂嶺が姿を見せてくれました。
小屋へ戻り、ベンチを借りて食事をとり、補修・点検から戻っていた小屋の方とあいさつを交わして、下りに向けて出発しました。黒岩尾根も巻道主体の道です。何度も書きましたが、美林帯が多く目を奪われがちですが、なかなか気を抜けない個所が多く注意力が必要でした。途中カツラ久保のあたりだったかと思いますが、マウンテンバイクを担いだ方と出合いました。峠まで行かれるのでしょうが、下りはどこを走るのか?少し興味がありました。でもよくここまで担ぎ上げるものです。
林道終点間際まで美林を楽しみながら下ることが出来ました。林道終点には小屋の方の車が駐車されていました。ここからは1.5劼覇焼橋です。橋のすぐ手前のゲートのところまで来ると急に雨が降り出しました。下山途中でなくてラッキーでした。R140を傘を差しながら歩くと30分弱で愛車のもとに無事帰って来ました。
久々のマイカー登山でしたが、便利なものの往復の運転が疲れました。復路の運転の居眠り運転が心配で温泉もゆっくり浸からずに「からすの行水」ですぐ上がりました。今日も無事生還できて何よりでした。
本日の温泉:大滝温泉遊湯館(4回目)
本日出合った人
※登山口〜雁坂小屋:1人(雁坂小屋の方)
※雁坂小屋:往路 2名、復路 ゼロ
※雁坂峠:5名(内2名は雁坂小屋で出合った方)
※雁坂小屋〜雁坂峠:往路 ゼロ、復路 1名
※雁坂小屋〜豆焼橋(黒岩尾根):
すれ違った人:1名(マウンテンバイク担いで登ってこられました)
追い抜いた人:ゼロ
GPS記録から
※時刻 経過時間 6:35:51 / 移動時間 5:48:49 / 停止時間 0:47:02
※スピード 平均 3.5/h / 移動平均 3.9/h
※標高 上り 1837m / 下り 1819m
コメント
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だいぶ時間が過ぎてしまいましたが、突出を川又から上がり、日帰りで黒岩を降りる・・・・まるで天狗のようです。すごいです。
雁坂においでいただきましてありがとうございました。
また、道中の看板もたくさん紹介していただき重ねてお礼申し上げます。突出コースを下から登るお客様にとっては結構きつい道であり、あまり展望も望めないので、何か気持ちだけでも楽になるものと看板を付けました。まあ国有林だったりするので誰が付けたかははっきり書けませんが・・・。黒岩コースも落葉期以外はなかなか遠くが見えませんし。
あ、それから、登山届ですが3枚目の写真の白い大きな看板の右下側に箱があって、そこへ入れるようになっています。また、雁坂小屋の宿泊等の中(ちょうど水料金を入れていただいた場所のガラス戸の内側にもあります)ので、次の時には必要でしたらお使い下さい。
また機会がありましたら雁坂においでください。
isisanさんコメントありがとうございました。また小屋の方にコメントいただけて感激です。また登山ポストのフォローもありがとうございました。当日は恥ずかしながら気が付きませんでした。改めまして小屋ならびに登山道の管理ありがとうございます、そして本当にご苦労様です。月並みな言葉で恐縮ですが、お身体に気を付けてお過ごしください。雁坂での良い思い出がまた一つ増えたように思います。
poohtaさん
過分なお言葉、有り難うございます。
ところでプロフィールを改めて拝見し、つけたしです。
雁坂は遠い居酒屋です。持ち込み自由の 遠い居酒屋『雁坂』へぜひお越しくださいませ。お待ちしております。
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