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Yamareco

記録ID: 4775447
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

ナルミズ沢のはずが一般ルートで朝日岳へ

2022年10月08日(土) ~ 2022年10月09日(日)
 - 拍手
yy0419 その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
30:18
距離
15.9km
登り
1,637m
下り
1,631m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:30
休憩
0:03
合計
6:33
7:29
7:30
33
8:03
8:03
188
11:11
11:11
46
11:57
11:58
31
12:29
12:30
87
2日目
山行
5:57
休憩
0:44
合計
6:41
6:54
111
8:45
8:57
70
10:07
10:18
5
10:23
10:23
48
11:11
11:11
33
11:44
12:04
86
13:30
13:31
4
13:35
ゴール地点
天候 10/8 雨、10/9霧
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
東黒沢はスラブとナメが美しく素晴らしい沢。上流部は際立っていいところないので、日帰りならナメが終了した時点で折り返せばいいでしょう。鞍部は笹で覆われている。そのまま北上して斜面を下るとすぐに水流が発生します。宝川は水量が多く、ちょっとしたへつりでも難度が上がっていました。
大石沢出合から登山道で朝日岳へ。意外にも刈払いがしっかりされており、ちょっとした岩場のトラバースなどもあって、一般ルートにしてはなかなか歩きごたえのある道。尚、宝川への道は沢がすべて渡渉となるため、沢装備の足元でないと相当厳しいルートです。
いざ出発
雨のため、予定を1時間半遅らせての出発になりました。
2022年10月08日 07:24撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
10/8 7:24
いざ出発
雨のため、予定を1時間半遅らせての出発になりました。
スラブの滝が出てきて雰囲気良くなってきました
2022年10月08日 07:46撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 7:46
スラブの滝が出てきて雰囲気良くなってきました
出ました、ハナゲノ滝。
2022年10月08日 07:54撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
10/8 7:54
出ました、ハナゲノ滝。
雨で水量多めです
このへんから巻き道に入りました。
2022年10月08日 07:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 7:58
雨で水量多めです
このへんから巻き道に入りました。
こうやって見るとここまででもなかなかの傾斜です
2022年10月08日 08:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:05
こうやって見るとここまででもなかなかの傾斜です
白毛門沢出合の両門の滝
釜ノ沢に負けず劣らず美しい。
2022年10月08日 08:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:17
白毛門沢出合の両門の滝
釜ノ沢に負けず劣らず美しい。
ここからは未知の東黒沢
ナメ滝が続き美しいです。
2022年10月08日 08:31撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:31
ここからは未知の東黒沢
ナメ滝が続き美しいです。
ミニゴルジュ入口
2022年10月08日 08:38撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:38
ミニゴルジュ入口
ゴルジュの奥の滝
これまた美しい。右には15mのスダレ滝もありました。
2022年10月08日 08:43撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:43
ゴルジュの奥の滝
これまた美しい。右には15mのスダレ滝もありました。
易しいナメ滝が続きます
2022年10月08日 08:50撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:50
易しいナメ滝が続きます
こんな滝も手頃
2022年10月08日 08:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:52
こんな滝も手頃
釜も出てきます
2022年10月08日 08:57撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 8:57
釜も出てきます
ナメ床からナメ滝へと進みます
2022年10月08日 09:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:00
ナメ床からナメ滝へと進みます
スラブの滝なので慎重に
2022年10月08日 09:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:00
スラブの滝なので慎重に
これまた美しいナメ
2022年10月08日 09:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:02
これまた美しいナメ
これはまさに癒しの沢ですな
2022年10月08日 09:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:02
これはまさに癒しの沢ですな
美しいナメが続きます
2022年10月08日 09:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:02
美しいナメが続きます
ナメの中で二俣
2022年10月08日 09:03撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:03
ナメの中で二俣
GPSで確認し、左へと進みます
右は金山沢、左が丸山沢
2022年10月08日 09:04撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:04
GPSで確認し、左へと進みます
右は金山沢、左が丸山沢
丸山沢に入ってもナメが続きます
2022年10月08日 09:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:05
丸山沢に入ってもナメが続きます
まだまだ水量も豊富です
2022年10月08日 09:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:07
まだまだ水量も豊富です
多段ナメ滝
2022年10月08日 09:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:08
多段ナメ滝
なかなか迫力もあります
左側から登ります。
2022年10月08日 09:09撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:09
なかなか迫力もあります
左側から登ります。
そしてまた美しいナメ
2022年10月08日 09:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:13
そしてまた美しいナメ
どこまでも続くナメ
2022年10月08日 09:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:13
どこまでも続くナメ
これだけナメが連続するところもなかなかないでしょう
2022年10月08日 09:15撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:15
これだけナメが連続するところもなかなかないでしょう
まだ続きます
2022年10月08日 09:29撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:29
まだ続きます
これまたきれいなスダレ状ナメ滝
普段はもっと水量が少なくトイ状らしいです。
2022年10月08日 09:36撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:36
これまたきれいなスダレ状ナメ滝
普段はもっと水量が少なくトイ状らしいです。
右から登ります
2022年10月08日 09:37撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:37
右から登ります
上段は緩やか
2022年10月08日 09:37撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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10/8 9:37
上段は緩やか
まだナメが続きます
2022年10月08日 09:39撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:39
まだナメが続きます
ナメと小滝
2022年10月08日 09:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:41
ナメと小滝
千丈のナメのようなナメ
釜ノ沢よりはるかにナメが長いです。
2022年10月08日 09:42撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:42
千丈のナメのようなナメ
釜ノ沢よりはるかにナメが長いです。
また二俣(2:1)
これは左へ
2022年10月08日 09:56撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 9:56
また二俣(2:1)
これは左へ
ナメが減ってきましたが、小滝はちょいちょい出てきます
2022年10月08日 10:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 10:21
ナメが減ってきましたが、小滝はちょいちょい出てきます
トイ状小滝
2022年10月08日 10:40撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 10:40
トイ状小滝
ちょっとクライミングチック!?
2022年10月08日 10:43撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 10:43
ちょっとクライミングチック!?
原頭部近くで空が明るくなってきました
2022年10月08日 10:51撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 10:51
原頭部近くで空が明るくなってきました
いよいよ最後のツメ
鞍部へは水流が無くなってからやや笹を漕ぎます。
その先の沢下りは多少の小滝はありますが、すべてクライムダウンで対応できました。
2022年10月08日 10:51撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
10/8 10:51
いよいよ最後のツメ
鞍部へは水流が無くなってからやや笹を漕ぎます。
その先の沢下りは多少の小滝はありますが、すべてクライムダウンで対応できました。
ウツボキ沢に出ました
2022年10月08日 11:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 11:52
ウツボキ沢に出ました
広河原のビバークサイトはかなりゴミが散乱していました
2022年10月08日 11:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 11:58
広河原のビバークサイトはかなりゴミが散乱していました
いよいよ宝川に出ました
2022年10月08日 11:59撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 11:59
いよいよ宝川に出ました
ゴルジュ内7mの滝
水量多く太刀打ちできないので、迷わず巻き道へ
2022年10月08日 12:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 12:35
ゴルジュ内7mの滝
水量多く太刀打ちできないので、迷わず巻き道へ
釜のようなところなどで結構へつりを要します
2022年10月08日 12:44撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 12:44
釜のようなところなどで結構へつりを要します
水深があるのでドボンすると股まで濡れます
2022年10月08日 12:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 12:49
水深があるのでドボンすると股まで濡れます
急流ではありませんが、本流で水量が多く、それなりに苦労します
2022年10月08日 12:50撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 12:50
急流ではありませんが、本流で水量が多く、それなりに苦労します
ちょっとしたところでもへつりに
2022年10月08日 12:51撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 12:51
ちょっとしたところでもへつりに
釜と小滝
またへつりですよ。
2022年10月08日 12:56撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 12:56
釜と小滝
またへつりですよ。
結構魚影がありました
釣りをやる人は楽しめそうです。
2022年10月08日 13:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
10/8 13:02
結構魚影がありました
釣りをやる人は楽しめそうです。
これまた立派は小滝
釜も深いし、へつりにヘマれば冷水にドボンです。
2022年10月08日 13:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/8 13:18
これまた立派は小滝
釜も深いし、へつりにヘマれば冷水にドボンです。
タープのおかげで快適でした
ただし地面はスポンジ状態でしたが…
2022年10月09日 06:12撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 6:12
タープのおかげで快適でした
ただし地面はスポンジ状態でしたが…
我がツェルトビバーク地点
他の2人の場所よりマシだったようで、マットから外れなければ濡れない状態でした。
2022年10月09日 06:12撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 6:12
我がツェルトビバーク地点
他の2人の場所よりマシだったようで、マットから外れなければ濡れない状態でした。
大石沢出合にかかるナルミズ沢の滝
ここから大石沢に逃げて登山道で朝日岳に向かいます。
2022年10月09日 06:47撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 6:47
大石沢出合にかかるナルミズ沢の滝
ここから大石沢に逃げて登山道で朝日岳に向かいます。
登山道は一気に朝日岳に登り詰めます
頂上直下の朝日ヶ原。草紅葉がきれいです。
2022年10月09日 08:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 8:34
登山道は一気に朝日岳に登り詰めます
頂上直下の朝日ヶ原。草紅葉がきれいです。
縦走路に合流
さすがにここからはチラホラ人に会いました。(ここまでは昨日から誰とも会わず)
2022年10月09日 08:37撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 8:37
縦走路に合流
さすがにここからはチラホラ人に会いました。(ここまでは昨日から誰とも会わず)
朝日岳山頂
ガスってなにも見えず、寒い!
2022年10月09日 08:42撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 8:42
朝日岳山頂
ガスってなにも見えず、寒い!
晴れていればかなり美しいであろう紅葉の道
2022年10月09日 08:56撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 8:56
晴れていればかなり美しいであろう紅葉の道
色付く稜線の道を下ります
2022年10月09日 09:11撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 9:11
色付く稜線の道を下ります
草付きも黄金に輝くはずですが…
2022年10月09日 09:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 9:33
草付きも黄金に輝くはずですが…
笠ヶ岳が目前に
2022年10月09日 10:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
10/9 10:17
笠ヶ岳が目前に
お世話になった避難小屋
風を防げるだけでも非常に快適でした。
2022年10月09日 10:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 10:17
お世話になった避難小屋
風を防げるだけでも非常に快適でした。
笠ヶ岳山頂
2022年10月09日 10:20撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 10:20
笠ヶ岳山頂
色付きの道
2022年10月09日 10:39撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 10:39
色付きの道
ここは黄色
2022年10月09日 10:40撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 10:40
ここは黄色
ここは赤
2022年10月09日 10:55撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
10/9 10:55
ここは赤
駐車場に到着
おつかれさまでした。
2022年10月09日 13:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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10/9 13:34
駐車場に到着
おつかれさまでした。

感想

天気予報が悪い方に外れて、1日目は雨、2日目は霧と寒さにたたられました。
雨雲レーダーでは昼頃までには止む予報でしたので、雨の中出発時間を遅らせて出発。すぐに入渓となりますが、恐れていたほど水温は低くなく、水量は多めながらもむしろ積極的に水の中に入って行けました。昼前には雲が薄くなり薄日も差すようになってきて、いよいよ上がるかなという期待も裏腹に雨は降り続けます。昼頃広河原に到着。むしろ雨は強くなり、雨宿りするように樹林で昼食を取り、いざ宝川本流に入ると様子が一変。明らかに水温が低い。初めて見る沢なので経験比較できないですが、明らかに増水している様子で、大概水に浸からないと遡行できない状況です。風も出てきてこれもまた冷たく、徐々に体温を奪われていきます。通常遡行でも股まで浸水する箇所もあった上、メンバーの一人はへつりで落水。(相当寒かったでしょう)と言いつつも、ロープを出すこともなく順調に遡行できたため、目的地の大石沢出合付近のビバークサイトには予定よりも早めに着きました。
ビバークサイトは出合手前左岸にある草付きの台地で、かなり広く、乾いていれば草がふかふかして快適そうな場所でしたが、雨が降っていたためか全体的に湿地帯のようになっていて、足で踏むと水が浸み出てくるような状態でした。その中でもまともそうで気を使ってタープを張れそうなところを選んで設営。雨のため楽しみだった焚き火ができず非常に残念でした。足元は湿っていながらもタープはかなり有効で、雨を気にせず日没まで今日の苦労話をネタに懇談できました。よりによって今回テントはなく、軽量化のためツェルトビバークでした。外から見るといかにも頼りなさげでしたが、意外に中に入ると自分の頭も支柱のようになって空間ができ、寝るだけだったら使えるなという印象です。ただし濡れは直接雨に当たらずに済むだけでツェルト内側も相当びしょびしょになるため、濡れを回避できるのはほぼ寝袋の中だけとなりました。私は寝袋に入ってしまえば意外に快適だったため、結構よく寝れましたが、落水したメンバーは寒さで震えてほぼ1日寝れなかったとのこと。お気の毒に。
さて開けて翌日、雨は止んでいるものの全面雲が垂れ込み霧になっていて、とても晴れてくるようには見えません。みな考えていたことは同じだったようで、この先いよいよナルミズ沢の核心となる中、増水と低水温の状況では危険が伴うということで、遡行は断念して登山道で朝日岳に登ることに。実に都合よく大石沢出合付近には登山道が通っていて、そこから直接朝日岳に登って行けるのでした。この登山道、渡渉の為の橋はなく、沢登りの下降用以外で使う人がいるのかという存在ですが、意外にもきれいに刈払いされていて登りやすい道でした。とは言え地形のまままっすぐ登り詰めるような急登の道で、上部には岩場のトラバース的なところも出てきてなかなかピリリと辛いものがあり楽しめました。稜線に出るとあとは縦走して下山するのみですが、ここでは冷たい強風と霧でこれまた寒い。笠ヶ岳の避難小屋に入り、暖かい飲み物と食糧で体制を整わせつつ、順調に13時過ぎに下山。いろいろな意味でなかなかもってハードな山行になりました。

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