赤岳−横岳−硫黄岳

2014年06月28日(土) ~ 2014年06月29日(日)

• GPS: 29:24
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,881m
• 下り: 1,878m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:29
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:36

距離 5.2km 登り 793m 下り 264m

10:43 赤岳山荘
10:46 10:53 美濃戸山荘
12:19 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 2:08
• 合計: 9:35

距離 14.1km 登り 1,088m 下り 1,615m

6:25 赤岳鉱泉
6:59 行者小屋
8:24 9:03 赤岳
9:30 地蔵の頭
10:24 横岳（三叉峰）
10:38 10:47 横岳
11:20 11:33 硫黄岳山荘
11:57 硫黄岳
12:20 赤岩の頭
13:19 14:26 赤岳鉱泉
16:00 赤岳山荘
16:00 ゴール地点

天候

6月28日　曇りのち雨、6月29日　曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口から赤岳山荘まで車で移動。
前にも一度、トヨタのbBで。今回はスペードで。そこそこの悪路でしたが、道幅をいっぱい使ってなんとか。
（個人的には皇海山の栗原川林道が遥かに大変だと思います）

コース状況／危険箇所等

横岳方面からの硫黄岳山荘手前の下りは小石が多く、一度尻もちをついたので、ここはストックなどがあるとよいのでは。
それ以外は、道もよく整備されていて、それほど危険箇所はないと思います。

写真

6/28 10:43

赤岳山荘の駐車場は結構いっぱい

6/28 10:53

6/28 11:19

明日の天気は晴れるはず。

6/28 12:54

赤岳鉱泉にテント設営

6/28 14:20

キャンディーの跡？

6/28 14:20

テン場はコミコミ

6/28 18:26

カレーライス。肉類が欲しい

6/29 3:57

テント内で干した。洗濯バサミが欲しい

6/29 6:25

翌朝、6時を過ぎると天気は一気に快復

6/29 6:29

スタート！

6/29 7:00

行者小屋到着

6/29 7:00

阿弥陀岳

6/29 7:01

6/29 7:10

阿弥陀岳分岐。左の文三郎尾根へ。

6/29 7:23

おー、良い天気

6/29 7:23

うわさの階段

6/29 7:27

階段

6/29 7:29

阿弥陀岳。5月に御小屋尾根から登ったけど、見えているのは北西稜かな。

6/29 7:31

面白い雲

6/29 7:45

階段

6/29 7:51

6/29 7:51

中岳

6/29 7:52

まぶしいので手をかざす。もう少し。

6/29 8:01

山頂手前の岩場

6/29 8:07

6/29 8:24

赤岳山頂

6/29 8:24

6/29 8:27

阿弥陀岳

6/29 8:32

左から三ツ頭、権現、ギボシ、すこし雲がかかった編笠

6/29 8:32

6/29 8:35

6/29 8:38

6/29 9:03

赤岳頂上山荘はガスに飲まれそう

6/29 9:27

横岳方面の天気は怪しい

6/29 9:30

地蔵の頭

6/29 9:38

6/29 9:53

6/29 9:55

6/29 9:55

ここも鎖があるので一気に登る

6/29 10:04

6/29 10:24

三叉峰

6/29 10:35

6/29 10:36

この短い梯子の向こうは横岳山頂

6/29 10:39

横岳

6/29 10:47

硫黄岳方面の天気も怪しい

6/29 11:06

6/29 11:06

この下りで尻もちをつき、ストックを取り出す

6/29 11:15

硫黄岳がみえてきた

6/29 11:33

6/29 11:42

6/29 11:57

硫黄岳山頂

6/29 12:03

ガスの向こうは？

6/29 12:07

ガスがとれた！阿弥陀、赤、横がみえてきた！

6/29 12:08

横岳

6/29 12:08

6/29 12:08

赤岳

6/29 12:08

6/29 12:08

6/29 12:09

ケルンが等間隔にならんでいる

6/29 12:09

6/29 12:09

6/29 12:17

あ、もうみえない

6/29 12:20

赤石の頭

6/29 12:23

6/29 12:35

6/29 12:56

6/29 13:19

赤岳鉱泉に戻る。雨。

6/29 14:26

晴れた

6/29 14:32

6/29 15:12

行きと違う道。どこで間違えたか・・・

6/29 15:55

6/29 15:59

6/29 16:20

美濃戸口から赤岳山荘までの林道はそこそこ悪路だけど、大丈夫でした

6/29 16:30

6/29 17:23

八ヶ岳山荘で風呂。ああ、ほっとした。

撮影機器：

NIKON D200 NIKON CORPORATION

感想

ottto

ソロのテント泊。　
　27日時点の山の天気予報（てんきとくらす）では八ヶ岳は28日の登山はダメだけど、29日は朝ぐらいから登れるとの予報。他の地域は結構天気が悪いが八ヶ岳特有の天気にかけてみようかと。
　28日の昼過ぎに赤岳鉱泉に到着し、テント設営。
　明日に備えてゆっくりとする。テン場は結構いっぱいになり、おいしいそうなにおいがぷーん。アルファ化米をお湯でもどし、カレーをかけて食べた。時間があるときは肉類、野菜ももちこんでゆっくり準備するのがよいと思った。
　暇なのでソニーの山ラジオを聞くと、なかなか良好。文化放送で、伊東四朗がアメリカの州をABC順で暗記していると言っていたのが興味深い。

　夜は結構雨が降り、顔の前のテントで炸裂しているようでうるさかった。耳栓が役に立った。
　朝5時になっても降っていて、晴れる兆しは一向にない。昼までふて寝をして、ゆっくり帰ることも考えた。しかし、6時ぐらいから急速に天気が快復し、青空が見えてきた。予報通りの展開に一気にテンションがあがり、急いで準備を始める。
　
　行者小屋から阿弥陀岳分岐まで、女子学生の団体さんが先行する。歌がうまくて、いくつかのパートに分かれてハモッテいるのは驚いた。山岳部ではなく、合唱サークルだったのではないだろうか。

　階段が現れ、単調な登りは堪えるが、阿弥陀岳が右手に見え始め、輝く太陽と青い空に向かってさわやかな山登りになった。

　岩場を登り、赤岳山頂に到着。
　しばし眺めを堪能する。今年5月に登った阿弥陀岳が大きく見え、すっかり雪が無くなっていた。その左に今年1月に登った三ツ頭、権現岳、3月に登った編笠山が見えた。すこしずつ北上している。

　赤岳頂上山荘から横岳方面をみると、すっかり雲とガスの中。天気に不安はあったが、稜線を進む人を見て、行くことにした。
　いったん下って、岩場の鎖場を登る。いくつかのアップダウンの後、小さな梯子を上って横岳山頂に到着。鎖場は急だけど整備された感じがして登りやすい。ただ、雨が降らなくてよかった。
　横岳山頂を過ぎてしばらく降りると、ごつごつした岩場が減って視界がよくなる感じがする。ただし、ガスで展望はきかなかった。
　下りきったあたりで硫黄岳山荘があり、しばらく休憩。硫黄岳のバッチとポカリスエットを買った。
　　硫黄岳へは、それほど傾斜はきつく無いが、広くて道がわかりにくいので、ガスの中でも黒く存在感のあるケルンを目印に進んでいく。
　山頂界隈も広くてガスの中でそこそこ多くの人が休んでいた。
　赤岩の頭へ下り始めたところガスが取れ、阿弥陀、赤岳、横岳の三つのピークが目に飛び込んできた。突然現れた景色に、ご褒美をもらったような感じがした。
　その後、赤岳鉱泉までは特に危険な箇所もなく下る。2時過ぎに到着した頃は雨が降っていたが、テン場でテントの撤収作業を行う頃にはあがってしまった。助かった。
　赤岳鉱泉でビーフカレーを食べたが、これが大変おいしかった。
　赤岳山荘までの下りで、どこで間違えたが、往路とは違う道となってしまったが、もとの道に合流して無事に帰れたのでよかった。

　赤岳に向かって階段を登るのはきつかったけど、太陽の光に向かって進んでいくようで、一番印象的だった。