鳳来寺山 鬼の味噌蔵〜チョックストーン〜奥の院〜虎松岩
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 626m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 7:00
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
秋らしい快晴の一日。紅葉には早いのでパークウェイPもすいている。本日は上から降るバリルートが中心。嬉しいことに新メンバーの女性が加わった。用心して持参したヘルメットもたいして使わなかったのだが。
このルートは歴史の回峰道として正規ルートにも昇格されてもよいと思えるほど興味深い道だ。ロープや近代登山具は使わず山岳修行者たちが身体だけで黙々と修行にいそしんできたことが道筋からもうかがわれる。
まず鬼の味噌蔵。東海自然歩道からの分岐を動画で十分に学習してきたのだが現地の立派な案内看板に騙されて?うろうろしてしまう。東照宮や本堂の写真入りのそれには自然歩道の道上(標高上)に描かれている。実際はかなり道下に下るので大きな間違いだ。
本当は、「東照宮0.2厂敝検廚10m先(山頂寄)を進行方向に斜めに降る。かすかに踏み跡もある。三匹の鬼は余程悪い奴らで人肉を味噌漬けにするだけでは飽き足らず、今なお登山者を迷い込ませようとしているらしい。仙人様が首を刎ねて本堂床下に収めたのは偽物だったのだろうか。
胎内くぐり、四国巡礼、龍の爪を経て核心のチョックストーンへ。通行止めの馬の背展望台方面への山道行く。前回行った「隠し水」から撒いて登ろうとするがすでにスルーしてしまったようだ。右手の爪跡状の穴のある大岩を目印に間を登っていく。急傾斜をあえぎながら乗り越えると「隠し水」上からの尾根に合流できた。後は岩場が自然にルートを案内してくれている。手がかり足がかりもちゃんとついている。目立つ割れ岩がチョックストーンなので後ろから回り込み抜ける。足がかりが回廊状についている。
尼の行場は3回目。最初はもう20年にもになるだろうか、石碑がぶっ倒れていたので同行2人で修復した記憶がある(長らく誰も来なかったのだね)。ここで尼君(仙人の姉さん・浄行尼)が排便・排尿したのは山の神様(山姫、山姥)が男社会(文明化)に組み込まれる過程の抵抗運動なのだろう。しかし山姫の魅力的な「そそ」を見せられた男社会はつねに弱みを握られている。今も縄文以来の長い「もやもや」が繰り返されている。答えは自然との修行の連続にあるのでやはりトレッキングし続けよう。
次の問題は動画にも出てくる「ラスボス?」。前回(7月23日)はここで進退窮まってしまった。落ち着いてみると正面の崖松までの5mを慎重に登れば十分抜けられる。で20年前はここをどう抜けたのだろう?全く記憶がない。大事を取って以前のように巻くが、ラスボスの左直下に古い空き缶の散乱した回廊的巻道もあるので、前より高度を保ったまま楽に馬の背からの奥の院(瑠璃山)ルートと合流できた。
虎松岩、六本杉のラストワン?には抱き着いて、本日も平和の裡に散会することができた。これもひとえに仙人様、弘法様のおかげでなくて何であろうか。
次回11月はリクエストによりバリなしの寧比曽岳に行きます。だがやはりひとひねりが欲しいなあ。これも鬼に騙されているからだろうか。
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