焼岳 （ 前日は小梨平で大宴会 ）

2014年07月19日(土) ~ 2014年07月20日(日)

• GPS: 11:06
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,072m
• 下り: 1,266m

コースタイム

●19日　小梨平キャンプ場
10:40新島々駅ー12:00上高地バスターミナルー12:15小梨平
●20日　小梨平キャンプ場〜焼岳〜中の湯
04:40　小梨平キャンプ場
05:23-05:30　焼岳登山口
06:29　小屋まで2時間
07:22　10mハシゴ
07:47-8:30 焼岳小屋
10:02-10:58　焼岳北峰
11:48-12:02　広場
13:24　中の湯

天候

7/19　曇　夕方大雨
7/20　曇　夕立あり。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

最寄り駅：　
<行き＞
　東京からは、あずさ1号で10：40新島々駅へ。臨時の電車も出るそうです。
　新島々から上高地行きのバス（今回利用）松本からの乗り換えでは、そのまま松本電鉄に乗り、新島々の窓口で精算。往復券などバスとコミコミのお得な券があります。
　松本〜上高地行きのバスも便利です。また、夜行のさわやか信州号で日帰りも可能。（連休時は1ヶ月前あっという間に満席になります）
＜帰り＞
　中の湯バス停からバスで松本か新島々へ。30分に1本程度あります。
たまに乗り合いのジャンボタクシーから声をかけられると、4人揃っていれば、楽をして格安で松本まで帰ることができます。（今回利用）
　松本からあずさで新宿方面に帰る場合は、駅前近くのニッポンレンタカー近くの自動販売機であずさの回数券が購入できます。

コース状況／危険箇所等

●道の状況
・小梨平〜焼岳小屋まであと2時間の標識：　よく整備されています。危険箇所なし。
・標識〜焼岳小屋：　数カ所岩にかかった斜めの橋や、小屋手前の10m垂直ハシゴは慎重に登りましょう。
・焼岳小屋〜焼岳：　危険箇所はありませんが、焼岳直前は落石に注意。
・焼岳北峰：火山ガスには注意。登山道をはずさないように。
・焼岳〜新中の湯ルートの広場：　危険箇所なし。
・新中の湯ルートの広場〜新中の湯　：　道がぬかっており、滑らないように。
●登山ポスト
　上高地バスターミナルに多数あります。
●下山後の温泉
　中の湯が最高です。

写真

7/19 9:46

松本駅から松本電鉄のゆるキャラ観光案内電車で新島々へ。1両目で観光案内があります。

7/19 10:40

新島々駅を下車しました。精算は、ここでバス付きのチケットを購入すると便利。片道分だけ購入しました。

7/19 10:40

混雑しているかと思ったのですが、あっさりバスに乗ることが出来ました。後で確認したら、今週は少ないそうです。やっぱり天気が怪しいからかも。

7/19 12:02

上高地バスターミナルです。やっぱり人が少ないな。

7/19 12:10

小梨平方面に向かいます。

7/19 12:45

我が家完成！今回は4人パーティですが、それぞれソロテントで陣を張りました。大テントをシェアするより自由なので、最近はこのスタイルですね。

7/19 15:39

14時頃、突然ザーッと大量の雨が降ってきました。近くの炊事場に避難し、宴会続行。16時過ぎに、ようやく雨が上がり、河原に行くと雲にかかった穂高の山並み。幻想的な風景を楽しみました。

7/20 4:48

5時前に河童橋を渡ります。ほとんど人がいません。今日も天気は良くないかなぁ。

7/20 5:23

焼岳の登山道の入り口です。

7/20 5:48

しばらく、こんな感じの平坦な笹道が続きます。花はあまり多くありません。

7/20 5:50

なんでしょうね？この白い花は。

7/20 6:06

ギンリョウソウですね。梅雨時は多いですね。

7/20 6:26

緩やかな登りが続きます。左手に枯れた沢（たぶん峠沢）に沿って登っていきます。

7/20 6:29

焼岳小屋へ2時間という標識があると。峠沢は見えなくなります。

7/20 6:45

こんな大きな岩を越えたりして、次第に急な登りになります。

7/20 6:57

ようやく中腹あたりまで来たのでしょうか？上高地方面が開けてきます。

7/20 6:57

所々に鉄の橋があります。この先さらに急な登りになります。

7/20 7:05

急な登りを超えると、焼岳の頂上が見えてきました。かなり先に、岩に掛かるハシゴが見えます。

7/20 7:22

これが例の10m垂直（に近い）ハシゴです。慎重に登ります。思ったほど怖くは有りません。

7/20 7:24

上から見た感じ。このハシゴの先は、広々とした笹原が広がっています。

7/20 7:37

ゴゼンタチバナ。かなり花が色々あります。

7/20 7:37

この笹地帯を越えれば小屋は直ぐ先です。

7/20 7:47

焼岳小屋に到着しました。

7/20 7:52

小屋にあった、”とまじゅう”。喉もカラカラだったので、いただきました。うまい！

7/20 8:29

小屋の近くには色々花が咲いてます。これは？

7/20 8:30

この白いのも？あとで調べましょう。

7/20 8:55

焼岳小屋からこんな感じの尾根が続きます。笹原のいい感じの尾根です。花も豊富です。

7/20 8:56

なんとかウスユキソウでしょうね。

7/20 9:00

タカネニガナかな。

7/20 9:01

なんとかアザミでしょう。アザミは”なんとか”がなかなか判らないです。

7/20 9:02

ようやくガスがはれて、上高地が一望できました。

7/20 9:02

一旦尾根を下る所に、黄色いお花畑が広がっていました。綺麗です。

7/20 9:02

シナノオトギリでしょうかね。

7/20 9:04

ミヤマアキノキリンソウの小さいやつかな？

7/20 9:07

鞍部は、中尾峠ですね。

7/20 9:07

アザミなどの花があちこち咲いてます。

7/20 9:10

鞍部から焼岳まであとひと登りです。

7/20 9:19

お花畑から次第に、荒涼とした火山の雰囲気になります。

7/20 9:23

ガスが結構吹いてますね。

7/20 9:51

急な岩場をどんどん登ります。

7/20 9:58

焼岳の北峰前の尾根に到着。北峰に空身で行ってみましょう。

7/20 10:04

5分ほどで焼岳頂上（北峰）に到着しました。ガスガスで何も見えません。

7/20 10:15

中の湯に向かいます。

7/20 10:17

イワイチョウが尾根下に咲いてました。

7/20 10:57

右下には、池が見えました。

7/20 10:57

南峰です。こちらは入山禁止。

7/20 10:58

振り返れば、北峰の先にガスが吹いています。なかなかすごい景色です。

7/20 11:09

中の湯への下り道は、草原になっていて色々な花が咲いています。

7/20 11:19

この白い花は、マイズルソウかなぁ。

7/20 11:22

イワハゼかな。

7/20 11:26

振り返った景色です。結構急な下りですね。

7/20 11:26

次第に平坦な下りとなります。左にガレた沢方面に下る道が旧中の湯ルートですが、現在は廃道で、分岐はロープではって入れないようになっています。

7/20 11:58

分岐からしばらく下ると、広場があります。雨のためか、道はグチャグチャしています。

7/20 12:24

広場から先は、かなり滑りやすくグチャグチャの道です。こんな木道もあります。右下に中の湯の屋根が見えてくると、ジグザグの急な下りとなります。

7/20 13:11

中の湯の車道まで下りました。

7/20 13:13

車道の反対側に、中の湯へのショートカットの道があります。

7/20 13:19

ジグザグの車道をショートカットし、次のカーブをパスします。

7/20 13:24

中の湯に到着しました。温泉でゆっくりしましょう。中の湯のバスまでは、歩いて40分ほどかかるそうです。

7/20 15:24

中の湯でゆっくりして、バス停に向かいます。ジグザグの道のショートカット道は有りません。途中にあったオダマキです。

7/20 15:48

中の湯の卜伝の湯まで降りてきました。車道は、中の湯近辺の6号カーブから1号カーブと、カーブに番号があります。

7/20 15:49

中の湯のバス停でバスを待ちます。今回運良く、乗り合いタクシーが来て、楽して松本まで帰宅できました。

撮影機器：

XZ-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

筆記具

1

ライター

1

ナイフ

1

保険証

1

飲料

1

ティッシュ

1

タオル

1

携帯電話

1

計画書

1

雨具

1

防寒着

1

スパッツ

1

手袋

1

ストック

1

ビニール袋

1

替え衣類

1

入浴道具

1

シュラフ

1

シュラフカバー

1

ザックカバー

1

食器

1

水筒

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

1

GPS

1

共同装備

テント

1

テントマット

1

ガスカートリッジ

1

コッヘル（鍋）

1

ファーストエイドキット

1

医薬品

1

ラジオ

1

トランシーバ（使用帯）

1

カメラ

1

感想

くぼやん

上高地は、槍ヶ岳や奥穂高岳の単なる通過場所となっており、これまで焼岳に登ったことが有りませんでした。今回改めて、小梨平のキャンプと焼岳と観光登山を行いました。

天候が良くない予想だったためか、上高地も人が少なく、快適な観光登山ができました。雨さえ降らなければ最高だったんですが、予想どおり19日の夕方は大雨。次の日は焼岳から一瞬の晴れ間から見えた上高地の景色。山登りの楽しみすべて凝縮した山行でした。

次は、また冬場の2月に小梨平で冬場テント宴会をやりたいですね。

コメント

niini

jm1bwoさん こんにちは( ^o^ )
生憎の天気となってしまいましたが・・・
これも楽しい思い出となったのでは？

焼岳も未踏なんですよ( ノД`)…
槍ヶ岳がムリそうな時は、こちらに変更するかも？

くぼやん

niiniさん、こんばんは〜
久しぶりに、テントで宴会したら、雷様と で。雨もまた楽し、ですね。

雨と言えば、北海道のトムラウシのキャンプ場での、雨風強烈のなかテントを張ったこと思い出します。次の日、からっと晴れて、周りは御花畑の楽園が(^o^)
あまりのギャップに、感動しました。

焼岳はまだですか？山頂手前は花も沢山あって、なかなか良かったですよ 手軽に登れますし。天気が悪い時はオススメです。