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記録ID: 4809676
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沢登り
日高山脈

春別山(日高幌別川〜南面沢)

2022年10月18日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
41.4km
登り
1,877m
下り
1,880m

コースタイム

日帰り
山行
10:50
休憩
1:05
合計
11:55
4:25
63
春別林道ゲート
5:28
5:35
77
ソガベツの滝
6:52
7:00
213
春別二股橋
10:33
10:40
21
春別山(三角点)
11:01
0:00
21
1350mピーク
11:22
11:55
155
・1346mピーク
14:30
14:40
100
春別二股橋
16:20
春別林道ゲート
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
日高幌別川沿いの林道はオロマップキャンプ場の4km先で通行止め
ゲート〜終点付近(春別二股橋)まで片道16.5kmは自転車使用。
ゲート〜ソガベツの滝手前の分岐までは路面状態は良いが、その先は土砂崩れ・洗掘・落石多数で四輪の通過は難しそうな状態。
春別林道のゲートから自転車で出発。
暗闇の林道は熊の恐怖との闘い・・・
春別林道のゲートから自転車で出発。
暗闇の林道は熊の恐怖との闘い・・・
1本目の橋「春別大橋」。
1本目の橋「春別大橋」。
2本目の橋でソガベツ川を渡る。
ようやく少し明るくなってきた。
2本目の橋でソガベツ川を渡る。
ようやく少し明るくなってきた。
分岐を通り過ぎてソガベツの滝まで来てしまった。
せっかくなので滝を見て行こう。
分岐を通り過ぎてソガベツの滝まで来てしまった。
せっかくなので滝を見て行こう。
林道から徒歩1分で展望台?らしき場所に出たが、木々が生い茂ってすっきりとは見えなかった。
足元は急斜面で、滝壺に降りるのも難しそう。
林道から徒歩1分で展望台?らしき場所に出たが、木々が生い茂ってすっきりとは見えなかった。
足元は急斜面で、滝壺に降りるのも難しそう。
林道が閉まれば人は来なくなり、かつての観光名所(?)も朽ちていく運命に・・・
林道が閉まれば人は来なくなり、かつての観光名所(?)も朽ちていく運命に・・・
分岐まで戻り、ゲートが閉まっている方へ進む。
分岐まで戻り、ゲートが閉まっている方へ進む。
峠を越えて、春別本流橋を渡る。
この区間はかなり荒れた路面で、四輪の通過は難しそう。
峠を越えて、春別本流橋を渡る。
この区間はかなり荒れた路面で、四輪の通過は難しそう。
「春別川右岸線」と合流する。
この右岸線が使えればソガベツ川に回り込むより近いはずだけど、路面状況は不明。
「春別川右岸線」と合流する。
この右岸線が使えればソガベツ川に回り込むより近いはずだけど、路面状況は不明。
地形図で点線区間に入ると、土砂崩れが多数。
地形図で点線区間に入ると、土砂崩れが多数。
足元はボロボロと崩れて脆い。
ここを自転車を担いでトラバースするのは冷や汗ものだった。
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足元はボロボロと崩れて脆い。
ここを自転車を担いでトラバースするのは冷や汗ものだった。
数か所で路面が流失していて、そのたびに自転車を担いで沢に降りて登ってを繰り返すのがしんどい。
数か所で路面が流失していて、そのたびに自転車を担いで沢に降りて登ってを繰り返すのがしんどい。
ようやく見えてきた春別山。
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ようやく見えてきた春別山。
「熊追い橋」を通過。
「熊追い橋」を通過。
「春別二股橋」を通過。ここで自転車はデポ。
「春別二股橋」を通過。ここで自転車はデポ。
春別二股橋からは1512m峰(通称:幌別岳)らしき山が見えてテンションが上がる。
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春別二股橋からは1512m峰(通称:幌別岳)らしき山が見えてテンションが上がる。
春別二股橋から先もしばらく林道跡が続いていた。
春別二股橋から先もしばらく林道跡が続いていた。
林道跡は・438付近まで、主に左岸に残っている所が多かった。
何度か渡渉しながら歩きやすい所を進む。
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林道跡は・438付近まで、主に左岸に残っている所が多かった。
何度か渡渉しながら歩きやすい所を進む。
沢沿いの紅葉がきれい。
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沢沿いの紅葉がきれい。
・438を右に進み、500mで少しだけゴルジュに。
・438を右に進み、500mで少しだけゴルジュに。
寒いので水に浸からないように歩く。
ここは右岸の微妙なホールドを頼りに這い上がった。
寒いので水に浸からないように歩く。
ここは右岸の微妙なホールドを頼りに這い上がった。
3段くらいの小滝?、ここは左岸から巻き気味に上がった。
3段くらいの小滝?、ここは左岸から巻き気味に上がった。
その先も小滝がいくつか出てくるが、難しいところはない。
稜線までまっすぐ続く沢が良い感じ。
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その先も小滝がいくつか出てくるが、難しいところはない。
稜線までまっすぐ続く沢が良い感じ。
750m二股を左へ。まずは1293mの三角点ピークを目指す。
750m二股を左へ。まずは1293mの三角点ピークを目指す。
水量が減ってきてガレが主体に。
水量が減ってきてガレが主体に。
820m二股は右へ。
微妙な段差が登れず、ここは左岸の斜面を登って巻いた。
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微妙な段差が登れず、ここは左岸の斜面を登って巻いた。
稜線近くまで来ると、空から何やら白いものが降ってきた。
雪・・・?
稜線近くまで来ると、空から何やら白いものが降ってきた。
雪・・・?
水流は1180mまで続いていた。
その後、少しだけ笹藪を漕いで1270mで尾根に上がる。
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水流は1180mまで続いていた。
その後、少しだけ笹藪を漕いで1270mで尾根に上がる。
三等三角点「春別山」1293mに到着。
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三等三角点「春別山」1293mに到着。
南日高三山がお出迎え。
神威岳〜ソエマツ岳。
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南日高三山がお出迎え。
神威岳〜ソエマツ岳。
右の1350mピーク〜ピリカヌプリ。
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右の1350mピーク〜ピリカヌプリ。
ソエマツ岳と西峰をアップで
この山はやっぱり神威岳からが一番急峻に見えるようだ。
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ソエマツ岳と西峰をアップで
この山はやっぱり神威岳からが一番急峻に見えるようだ。
春別山の尾根上は鹿道が発達していて楽に歩ける。
春別山の尾根上は鹿道が発達していて楽に歩ける。
1350mの最高点に到着。ピーク付近は木々が茂っていてそこまで開放感は無い。
1350mの最高点に到着。ピーク付近は木々が茂っていてそこまで開放感は無い。
2年前に歩いたソエマツ〜ピリカの稜線が懐かしい。
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2年前に歩いたソエマツ〜ピリカの稜線が懐かしい。
最後に・1346ピークへ。
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最後に・1346ピークへ。
1346まで来るとピリカヌプリから南、楽古岳に続く山脈がよく見えた。
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1346まで来るとピリカヌプリから南、楽古岳に続く山脈がよく見えた。
いきなり雲が抜けて晴れた!
青空に映えるピリカヌプリ、西から見ても美しい。
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いきなり雲が抜けて晴れた!
青空に映えるピリカヌプリ、西から見ても美しい。
こんな秋晴れの日に主稜線を歩けたら幸せだろうなぁ・・・
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こんな秋晴れの日に主稜線を歩けたら幸せだろうなぁ・・・
・1346からは沢に戻らず、・1000経由で尾根を藪漕ぎで下りる。
1270mまでは深めの笹藪。
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・1346からは沢に戻らず、・1000経由で尾根を藪漕ぎで下りる。
1270mまでは深めの笹藪。
ピリカヌプリに登るなら次は春別山からのルートで行きたい。
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ピリカヌプリに登るなら次は春別山からのルートで行きたい。
尾根の中盤は腰〜膝丈の笹がメインで、薄藪だったり、鹿道が付いている所も多かった。
尾根の中盤は腰〜膝丈の笹がメインで、薄藪だったり、鹿道が付いている所も多かった。
藪尾根は秋が一番。
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藪尾根は秋が一番。
・・・と思いきや、ダニが大量発生しててウザい。
・・・と思いきや、ダニが大量発生しててウザい。
急斜面を下って430mで沢に下りた。
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急斜面を下って430mで沢に下りた。
帰りも長い林道走行。
ここは雰囲気的に元浦川林道に似ている気がする。
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帰りも長い林道走行。
ここは雰囲気的に元浦川林道に似ている気がする。
何とか日没前に帰還。
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何とか日没前に帰還。

感想

中日高のシュンベツ岳(1855m)、北日高の春別岳(1491m)を踏破したので、春別シリーズコンプリートに向けて、残る南日高の春別山へ。

この山はかなり奥深い位置にあり、アプローチとなる日高幌別川沿いの林道がどこまで入れるかが問題になる。昨年の秋に下見した時はオロマップキャンプ場の4km先でゲートが閉まっており、今年も状況は変わらないようだった。日高の林道はゲートが閉まっているのが所定になりつつあるし、開通を待ってもしょうがないので頑張って自転車で行くことにした。


林道は片道16.5kmもあり、小さな峠越えやアップダウンは多いし、後半は脆い崩壊斜面のトラバースもあって緊張した。それでも入渓点の手前の春別二股橋までは何とか自転車で行けたのは幸いだった。徒歩だと林道だけで往復+4時間はかかりそうで、日帰りは困難になりそう。

・438からの南面沢は小さなゴルジュや小滝が出てくるものの、難しい所はあまり無かった。源頭から稜線までの藪漕ぎはごくわずかで、すんなりとピークに到着。南日高三山の神威岳〜ソエマツ岳〜ピリカヌプリが並んで見渡せるのは素晴らしく、2年前の秋に縦走したあの稜線が懐かしかった。

・1346ピークからピリカヌプリまでは直線距離で3kmしかない。見た感じ、藪が濃くてもピリカまでは片道6時間で行けそうな気がする(ピリカ→春別ならもっと早いはず)。この区間は積雪期の記録しか見たことが無いので、今後機会があればぜひとも無雪期に歩いてみたい。神威〜ソエマツ〜ピリカ〜春別とか、春別〜ピリカ〜トヨニとか、色々な縦走ルートを考えながら下山した。

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