三十三間山〜轆轤山(周回)
- GPS
- 05:14
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 981m
- 下り
- 982m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年,高島トレールの武奈ヶ嶽〜三重嶽(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3161868.html)
を歩いた時,西側に三十三間山のきれいな稜線が見え,いつかあの稜線に行こうと思った。秋のススキのシーズンの稜線が美しいという情報を見て,今回の山行を計画した。天気も良く,暑くも寒くもなく,申し分ない条件の山行となった。
三十三間山の山名は,この山から京都の三十三間堂に材木を運んだという由来でつけられたということだが,轆轤(ろくろ)山という不思議な山名の由来が謎だった。実際にその場に立ってみると由来が分かった気がした。轆轤山の山頂に立つと,地形的に様々な方向からの強風の通り道になっていることが分かる。今日も,天気はいいのに稜線には冷たい強風が吹いていた。暴風雨雪で高木が育たず,低木の葉もどんどん削られて小さなボール状になり,最終的には葉が無くなっていた。土壌もどんどん削られ根も露出していた。必然的に木は枯れ,白く枯れた枝や根がたくさん転がっていた。まるで骨がたくさん落ちているようだった。また,轆轤山周辺には白い石灰岩が点在し,石灰岩の礫も白い骨のように転がっている。京都にある轆轤(ろくろ)町は昔は髑髏(どくろ)町と言われていたようで,縁起が悪いので轆轤町という町名に変わったということだ。同様に轆轤山も昔は髑髏山と言われていたのではなかろうか。髑髏町が轆轤町に変わったように,髑髏山が轆轤山に変わったとしてもうなずける。
下山後,道の駅熊川宿に車を止め,鯖街道で最も栄えた宿場町「熊川宿」を散策した。宿場町の街並みがよく保存されていた。日本百遺産にも指定されているそうだ。
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