燕岳〜子連れ5歳児
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
自宅8:00==17:00有明荘
7月20日 日曜日(1日目)
7:00 有明荘
(第二駐車場で準備)
7:40 中房・燕岳登山口
8:21 第1ベンチ 8:29
9:06 第2ベンチ 9:18
10:41 富士見ベンチ 10:54
11:27 合戦小屋 12:14
13:42 燕山荘
7月21日 月曜日(2日目)
6:43 燕山荘
7:23 燕岳山頂
7:53 燕山荘(珈琲タイム) 8:30
9:21 合戦小屋 9:49
10:20 富士見ベンチ 10:25
11:50 第2ベンチ 11:58
13:23 中房・燕岳登山口
天候 | ◇2014/07/20 天気:霧ときどき晴れ ◇2014/07/21 天気:晴れのち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有明荘 長野県安曇野市穂高有明中房 TEL 0263-84-6511 【車アクセス】 長野自動車道 《安曇野I.C》→約1時間15分→有明荘→徒歩13分(約700m)→中房・燕岳登山口 【駐車場】 有明荘にも駐車場はありますが、チェックアウト後は登山者用無料駐車場へ移動しなくてはならない。 無料駐車場は登山口へ近い方から第1(50台)第2(30台)第3(40台)がある。 朝にはすぐに満車になってしまうので、前日のうちに車は移動の方が良い。 【注意点】 平成24年10月7日に安積野I.Cは豊科I.Cから名称変更されていますので カーナビによっては安積野I.Cではなく豊科I.Cで検索。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 中房・燕岳登山口にあります。 【トイレ】 中房・燕岳登山口 合戦小屋 燕山荘 |
写真
装備
個人装備 |
軍手または手袋 1
レインウェア 1
登山靴 1
ザック 1
スパッツ 1
帽子 1
着替え一式 2
保険証一式 3
行動食 2
非常食 2
飲料水 2
お金 1
携帯 1
登山計画書 1
水着 1 漣太郎のみ
カメラ 1
タオル 2
|
---|---|
共同装備 |
地図 3
コンパス 1
筆記用具 1
ファーストエイドキット 1
トイレキット 3
ウェットティッシュ 1
エマージェンシーシート 1
|
感想
燕岳、ファミリー登山(私、5歳息子、主人)
1週間前からヤマテンなどの天気予報を眺め続けた挙句
不安定な天気の中、最終判断は前泊の有明荘でと思い19日は車で出発。
前日の16時の予報で大丈夫と判断し
有明荘の朝食を6時〜済ませ
あまり無理のない時間でできるだけ早く出発を目指した。
計画時点で気にしていた点は
北アルプス三大急登と言われる登山道の道のり
片道4時間以上のひたすらの登りを
息子が精神的に退屈せずに行けるのかということ。
出発前、いつも以上に「約束を守ること」と「高くて大変だけど頑張ろう」と説明。
更には最近ずっと欲しがっていた「コナン君の麻酔銃時計」を
頑張って登ってルールを守って無事に下山したらご褒美に買うことも約束。
しかし!!やはり第2ベンチ過ぎて既に帰りたいと言い出した。
何で?と尋ねると「飽きた」とのこと。
視界も開けず案の定、飽きたかーーう〜ん困りました。
合戦小屋の美味しいスイカを食べよう♪とか
雲の上で泊まるんだよ〜とか
コナン君時計まで持ち出し色々お話しようが
それだけではなかなか難しく、何回か立ち止まる場面も見られた。
そんな彼が頑張れたのは、もうお馴染み皆さんのお声かけ♪
何歳?凄いね〜!頑張ってね!大きな荷物をちゃんと背負ってるよ!
これはもう、他力本願(笑) みんな良い人ばかり。
体力は明らかにあるので、元気なんだが…気力を持ち上げ続けるのは難しい。
無事に燕山荘へ着いて元気な息子。
私が宿泊手続きをしてさぁ荷物だけ中へ…と思って外に出たら
すでに主人の手にはビールが (;´д`)
そして息子の手にはコカ・コーラが (;´д`)
まぁいいですが、仕方なく山荘の方が出てきてくださって
「登頂証明書」と記念品(絵葉書セット)をいただきました♪
漣太郎は照れまくってましたが、嬉しくてすぐに記念品を開けて眺めてました。
この日はガスっていたこともあり無理せず
山頂に行くのは計画通り翌日ということにしました。
夕食は6時半。登山道で一緒になった方と席が一緒になってお話ししながら食事。
燕山荘は評判通り、可愛らしい外観と内装はとても綺麗でサービス満点。
トイレや洗面所は混雑していたが、皆さんマナーがいいのでよい気分で過ごしました。
食後はオーナーから環境保護や登山マナーの話の後、ホルンを聴き早々と就寝。
翌朝4時前、周りの騒がしい音で目が覚める。
ご来光を見たさに主人と息子を起こし連れ出す。
寒さはダウンを着てれば震え上がるほどではなかったが
息子には始終、抱っこをねだられ、背負ってご来光。
朝食後、山頂へ。
山頂へは朝の軽い運動へ最適な距離でした。
守り続けているコマクサが沢山。
前日の霧が葉に小さな粒となって輝いていた。
山頂では家族で写真を撮っていただいたが
見るとちょうど息子の頭の上にひょっこり槍が出ていて笑えた。
あ〜いつか登ることがあるのかないのかわからないけれど
あそこが槍だよ〜と伝えておいた。
そして息子は他の登山客に写真をお願いされて
またまたチヤホヤされていい気分になる。
燕山荘に戻ってから珈琲(息子はいちごみるく)タイム。
ちょっと一息ついた後、燕山荘を後にした。
下山は元気過ぎる息子。
バテるよりもはしゃぎ過ぎて危険な状況にならないかを
常に見張ってなくてはならない、親にとっては登るよりも緊張。
何箇所かは段差が高くて主人にサポートしてもらう場面もチラホラあったが
自分で「力を貸して」と言って判断出来ていたし
時々は主人が教えてあげてなるべく自分の力で下りるよう促す場面もあったが
無事に下山して、また有明荘で温泉でノンビリ。
すぐに「コナン君時計」を携帯で検索したがうまく見つけられず悩んでたら
お土産屋さんであっさり、それよりもここで売ってる木のピストルがいいと言い出し
コナン君時計は、サンタさんへお願いすると…
…親としてはそっちが安くつくからいいんだけど…で交渉成立(笑)
車中は、ピストルで遊んでたのは1分もたず、すぐに寝て帰宅となりました。
【燕岳の子連れ登山について感じたこと】
・燕山荘までは、歩きにくい箇所はなく、登山道はよく整備されていて安心でした。
・樹林帯が長いので、飽きる可能性あり。色々とモチベーションアップの工夫が必要です。
・途中軽い岩場がありましたが、息子は物足りなさそうでしたので
岩場が好きな子は物足りないかもしれません。
・燕山荘〜山頂は、やや滑りやすい箇所があるので、注意が必要。
・子供の年齢ですが、今回5歳の子にお会いしたのは1組それも年長さんでした。
あとは小学生〜の子がほとんどで、個人差もあるので
普段から低山などでも登山をしていて7〜8時間歩ける子なら問題ないと思います。
・子連れ登山全般に言えることですが、2倍〜1.5倍をコースタイムで考えておいた方がよく
出来たら1.5倍で歩けるだろうという見込みのある子が望ましいと感じました。
【今回の反省点】
・子供用のフリース手袋を忘れたこと
⇒主人の手袋で間に合ったけど完全に入れ忘れました。
・登りの時に、もっと何かすんなりモチベーションをあげるものを用意できないかなぁ
⇒自然の話などしてもあまり興味がないのか効果があまりない。
長い行程だとネタ切れ。あっても効果が持続しないので難しい。今後の課題。
・笑ってプライドを傷つけたこと
⇒主人と山登りに行くのが久しぶりだったこともあり、色々父ちゃんに教えているようでした。
プライドが出てきているようで、一度そこに触れて怒らせてしまい動かなくなったことがあった。
その後、謝ってきちんと説明したら納得した。
すごい!よく頑張りましたね。
あの時間で登れるとはっ(゚Д゚)
相変わらずのスーパーキッズだなあ。
やっぱりルートが長いと、
やる気維持って重要ですね。
いろいろすごく参考になりました。
ありがとうございます^ ^
結局我が家は、
西穂丸山から北アデビュー予定です。
の前に今週長男と八ヶ岳チャレンジしてきます( ̄Д ̄)ノ
お疲れさまでした◎
conroyさん、ありがとうございます。
計画では、1.5倍タイムでしたが
途中の休憩をたっぷりとった割には
1時間以上も早く登りきって良かったです。
西穂丸山と八ヶ岳!!
とてもいいルートだと思います。
ぜひぜひ楽しんでいらしてください
燕岳とは恐れ入りました。
すごいですね。うちの子も見習って欲しいもんですが、高尾山ですらどうなんでしょうって感じですから(笑)
子供は長時間になると飽きがくる、っていうのはごもっともですね。
秋に久々に子供を連れて山行こうと思っているので、その時には山行時間も考慮しつつどこに登るか考えたいと思います。
お疲れ様でした〜。
spamaniaさん、おはようございます。
時間と変化のあるコースなのかなぁ。
今回は、樹林帯。しかも霧が多く視界は…でしたからねぇ。
うちの場合、もう少し岩場のある方が、本人にとっては登りがいがあったのかも。
下りも「岩場のところはまだ?」って言っていて楽しみにしてましたから(笑)
秋に連れていかれるのですね。
子連れで色々プランを考えるのも楽しいですよね。
そしてうまくそのプランに子供が載ってくれたときはヨシッ!ってこっちまで嬉しいです。
頑張って登った、北アルプスは良いですね。
子連れ登山の悩み・・・『飽きさせない』同じですね。
我が家は、午後にやってくる、睡魔も。
子供のプライド、成長のしるし、動かなくなるのは困りますが、可愛い♪
我が家の娘も、テコでも動かなくなる頑固者なので、良くそんなことになります。
nemuminさん、おはようございます。
午後の睡魔は、わかります〜。
うちは睡魔を避けるためあまり朝早くからの行動は控えてます。
なので午前3時や4時に現地入り…・なんて出来ません。
でもってタイムは長く見込むので、これまた厄介です(笑)
睡魔に襲われない時間に起こして、なるべく早くに出発、目標地に到着が本当に難しい〜
ちょっと無理かなぁって思ったらその計画は辞めることにしてます。
お山で見かける男の子はほとんどが元気ハツラツ‥悪く言えばうるさい(笑)
女の子の場合、黙々としずか〜に登ってる印象がありますが
動かなくなるのは一緒なんですね〜。
今回、ちょっと成長した息子をみたような気がしました。
成長のしるしって思えば、許せますね
燕岳ですか・・・僕もまだ登ったことはないんです。
二日間、本当にがんばりましたねー^^
「力を貸して」という判断はとても大事ですよね。
何らかのサインを受け取って、一度ブレーキをかけるのは
ある種の防衛本能が正常に働いているということでしょうからね。
そこで親としてアドバイスを与えて、成功に導いたときに
限界を越えられるという「気付き」を得られると思うんですよね。
これぞ!と言わんばかりの理想的な親子登山だったのではないでしょうか
モチベーション維持、これは親子登山の永遠のテーマなんでしょうかね
僕自身、少なくとも物覚えが付き始めた頃はかなり渋りながら登ってましたからね・・・
何はともあれ、お疲れさまでした。
燕の夜明け、本当に綺麗ですね!
Tomosatoさん、おはようございます。
今回は、主人も一緒だったこともあり
よりそういうアピールが多く見られたのかなぁと思いました。
おそらく私と二人だと頑張るか…待って〜って言うだけだと思います。
その辺りは、親子の関係にもよるのでしょうか。
今回、いつもと違うのは、山ごはんを持参しなかったことです。
なるべく荷物を減らしたくて、そうしたのですが
モチベーションに山ごはんの誘いが出来なかったのがネタ不足だったのかも。
本人が大好きな食べ物を隠し持参しておくのも
良かったのかもしれません…と後で思いました。
Tomosatoさんも、渋りながら〜だったんですね〜。
それを聞いて安心しました(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する