武甲山・持山寺跡

2022年10月22日(土) [日帰り]

• GPS: 03:51
• 距離: 7.3km
• 登り: 821m
• 下り: 807m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 1:08
• 合計: 4:28

距離 7.3km 登り 821m 下り 822m

9:45 一の鳥居
10:06 持山寺跡コース分岐
10:10 10:11 社営林作業道生川線分岐
10:18 不動滝
10:46 10:57 大杉の広場
11:35 11:36 シラジクボ・浦山口 分岐
11:39 11:48 武甲山
11:48 11:49 武甲山第1展望所
11:50 12:29 武甲山
12:33 シラジクボ・浦山口 分岐
12:55 12:58 シラジクボ
13:17 13:18 持山寺跡分岐
13:23 13:25 持山寺跡
13:28 持山寺跡分岐
13:53 持山寺跡コース分岐
14:13 一の鳥居

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯能方面から国道299号経由で武甲山御嶽神社一の鳥居へ。一の鳥居の駐車場は満車だったので、北側の路肩に駐車。

コース状況／危険箇所等

■ 一の鳥居から御嶽神社参道を登って武甲山の山頂へ。山頂から南へシラジクボに下り、持山寺跡に立ち寄った後、一の鳥居に下山しました。
■ 伊豆ヶ岳と並ぶ奥武蔵で一番人気の山、かつ古くから信仰登山の山だけあり、一の鳥居から山頂の御嶽神社への山道は、道幅も広くよく整備されています。よほどのことがない限り、道迷いはないでしょう（山の中より、むしろ一の鳥居の集落付近の道の方が間違えてしまいそう）。
■ 一の鳥居の駐車場は35台駐車可能ですが、春〜秋の休日は早々に満車に。駐車場に駐められなかった人は、一の鳥居への道路の路肩に駐車しています。
■ 山頂のトイレは水不足のため、不動滝に設置された2リットルのペットボトルに水を入れて登頂し、山頂のタンクにみんなで水を補給する仕組みあり（自主参加）。体力に余裕のある方はぜひぎ参加を。
■ 休憩場所は大杉の広場と山頂の御嶽神社前の広場がベスト。大杉の広場は木製ベンチも整備されています。
■ 第1展望台からは秩父盆地が真下に見られます。赤城山・榛名山など、上州の山並みも眺望できます。
■ 武甲山山頂からシラジクボへは大持山・小持山を真ん前に見ながらの下り。一部、急な箇所あり。一の鳥居〜御嶽神社の参道に比べると道幅が狭いです。
■ シラジクボから一の鳥居へは植林された杉林が続く、典型的な奥武蔵の山の風景。
■ 持山寺跡に立つ石造りの立派な宝篋印塔は見ごたえがあります。時間があれば、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。

その他周辺情報

横瀬方面から武甲山御嶽神社一の鳥居に向かう道路（武甲山の東側）から、少し入ったところにある集落の中に、オーガニックカフェ『なないろごはん』があります。登山の後のチャイとパウンドケーキがおいしかった。土日祝のみ営業。お店のブログ：https://profile.ameba.jp/ameba/chichibu-nanairo/

写真

10/22 9:09

武甲山御嶽神社一の鳥居に道すがら、根小屋集落付近からこれから登る武甲山を見上げる。武甲山は曇天も絵になる。

10/22 9:42

武甲山御嶽神社一の鳥居に到着。駐車場が満車だったので、手前の路肩に駐車。トイレで用を済ませた後、9時45分に登山開始。

10/22 9:51

一の鳥居から1kmほど、生川（うぶかわ）に沿って上流に向かって歩く。

10/22 10:08

一の鳥居から社営林作業道生川線分岐までは舗装路が続く。

10/22 10:10

登山開始後25分で社営林作業道生川線分岐に到着。ここから本格的な登山路。

10/22 10:18

不動滝。2リットルのペットボトルが多数置かれている。これは「山頂のトイレ用の水をみんなで運搬し合うシステム」。

10/22 10:19

いくつかの渓流を渡る。不動滝近くの木橋はしっかりと作られていた。

10/22 10:21

参道でもあるので山頂までの登山道の道幅は広かった。

10/22 10:42

武甲山といえば石灰石。日本屈指の良質な大鉱床で、首都圏の人工建造物の多くに、武甲山の石灰石によるセメントが使われている。

10/22 10:48

杉の枯木の中に小さなお地蔵様が。

10/22 10:51

大杉の広場に到着。一本、周囲の植林された杉とは風貌が違った大木あり。登山を開始して1時間ちょっと。ここで10分休憩。

10/22 11:20

山頂に近づくほど、登山道は大きな石が混じるようになり、少々歩きにくくなる。

10/22 11:36

山頂に到着。まだ正午前だが、すでに昼食を取るハイカーが多数。

10/22 11:38

武甲山御嶽神社に参拝。景行天皇の皇子・日本武尊が東征した際、山頂に武具を埋めて関東鎮護としたことが開創とされている。

10/22 11:45

第1展望所。秩父盆地を展望できる。鉄の柵のすぐ外側は石灰岩の採石場になっている。

10/22 11:47

真ん中の山は秩父市と皆野町の境に位置する蓑山（みのやま）。雲の向こうは赤城山など上州の山並みが見えた。

10/22 11:58

武甲山御嶽神社前の広場で昼食。食事時、そろそろ熱い淹れたてのお茶が飲みたい季節になった。

10/22 12:33

下山開始。シラジクボ・浦山口分岐点を通過。南へ南下してシラジクボ・小持山方面に下りる。

10/22 12:41

目の前に紅葉の小持山・大持山が見えた。隣の芝は青く見えるのと同じく「隣の山は赤く見える」。

10/22 12:52

北西に目を移すと両神山のギザギザの稜線が見えた。

10/22 12:57

シラジクボに到着。今年4月にここを通った際は、小持山方面に50mほど進んだ場所から振り返ると、武甲山の山容をしっかりと眺めることができた。今回はまだ葉が茂っているので眺めは今ひとつ。

10/22 13:01

シラジクボから武甲山御嶽神社一の鳥居方面へ下山。植林の杉林をひたする歩く、典型的な奥武蔵の山の風景。

10/22 13:23

今年の4月の山行時に立ち寄らなかった持山寺跡を訪問。「阿弥陀山念仏寺」の廃寺跡。嘉永7（1854）年に鎌屋籐兵衛の供養のために建立された宝篋印塔あり。

10/22 13:35

この辺りは作業用林道と登山道が交わるので、道迷いに注意。登りは道案内板が目に入りやすいが、下りは見逃しやすかった。

10/22 13:53

生川の渓流にかかる小さな橋を渡って、往路の登山道と合流。

10/22 14:12

14時10分、武甲山御嶽神社一の鳥居に下山。目の前に武川岳が見える。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

装備

MYアイテム

編集者Asanao

重量：-kg

感想

編集者Asanao

今年（2022年）4月に小持山・大持山を周回した際、時間の都合で立ち寄らなかった持山寺跡を訪問しました。立派な宝篋印塔を見ることができて満足。

4月は広葉樹の葉が散っており、周囲の秩父の山々の見晴らしがよかったですが、今回、葉が色づき始めてはいましたが、まだまだ茂っており、歩行途中の見晴らしは今ひとつでした。

あと、いつもクルマで一の鳥居まで上り駐車場に駐めて登山していますが、道すがら西武秩父線横瀬駅から一の鳥居まで歩いているハイカーを見かけると、何だか自分がズルをしているような気が（苦笑）。いつか歩かねば。