【南ア】【リハビリ・分析山行】鳥倉ゲートから行く小河内岳



- GPS
- 09:38
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,655m
- 下り
- 2,657m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:38
天候 | 天気:ガスのち晴れ 気温:鳥倉ゲートで8℃(AM6:45頃)、三伏峠小屋で5℃(AM9:45頃)、小河内岳で7℃(正午頃) 風:南西の風やや強くのち北西の風(稜線上で8m/sのち5m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先週と同じくこのレコードは自身向けの内容となっています。広く一般に向けた内容とはなっていないので、スルー推奨です。 路面状況は稜線上では概ね乾燥、樹林帯では乾燥〜やや湿潤 GPS精度が甘く、拾っている数値は多めに出ているため、実際は距離20km位/累計登下降1900m位と思われる。 |
その他周辺情報 | 長野県松川町/信州まつかわ温泉清流苑 https://www.seiryuen.jp AM10:00〜PM8:00 |
写真
感想
今回も先週に引き続き分析登山。内容は距離20km/登下降2000m位とし、場所は体調不良で2回連続途中で中止にした鳥倉からとした(ここを嫌なイメージにしたくなかったという事情もある)。なお、今回の山行は友人に同行してもらった。体調は落ち着いているとはいえ、何が起こるかわからない登山においてパートナーの存在は心強い。
自分はこれまで日々のトレーニングや実際の登山を通じ、自分の限界を高めることで、厳しい登山でもこなせるようにしたいと考えてきた。が、近頃このアプローチのままで本当に良いのかという疑問を感じるようになり、先日体調を崩したときにその思いは強くなった。もちろんそのアプローチが間違っていたとは思わないが、果たして今後年齢を重ねていき長く持続できるのだろうか?別のアプローチで厳しい登山を持続できる方法はないのか?今後の登山やトレーニングの方法を確立するために、もう少し試行錯誤や分析をしていこうと思う。
前回の別山登山ではAT閾値(無酸素性作業閾値)を意識し、糖質代謝優位の境界点がどこにあるのかを把握するというテーマだったが、今回はその対極(というと語弊があるが)のAeT閾値(有酸素性作業閾値)を意識し、脂質代謝優位の境界点はどこにあるのかを把握するというテーマで臨んだ。具体的には開始から終了まで、全く息が上がらないところから少し息が上がるところの境界付近から外れないようにした。本来は心拍数を計測して数値として見えるようにするのが良いのだが、そこは自身が体感的に把握できればよしとした。
以下、当日の変遷
6:47:
鳥倉ゲート出発。林道をテクテク歩く。スタート後しばらく林道という行程は忌み嫌う方も多いと思うが、ウォーミングアップには都合がいい。
7:27〜9:42:
鳥倉登山口〜三伏峠小屋、標高差約800mを会話が問題なくできる程度のスピードでハイクアップ。いつもの調子だと90分程度の所要見込みのところ、135分ほどかけて通過(休憩10分程度込み・プロテインバー1個補給)
10:04〜12:04:
三伏峠小屋〜小河内岳間、ペースは息が上がるか上がらないか程度に維持。ここまで水分0.8リットル消費、おにぎり1個補給。いつもに比べると汗はかなり少なめ。疲れ全くなし。所要時間120分ほど(途中、烏帽子岳、前小河内岳で計20分程の休憩込み)
12:42〜16:23:
復路下山行程。烏帽子岳で10分ほど、三伏峠小屋で10分ほどの休憩を混ぜつつ、降り坂で駆け下りない程度のスピードを維持。途中行動食(柿ピー1袋)補給、水分0.4リットル消費。心肺系疲労ほとんどなし、筋肉の消耗具合はいつも通りか少し軽いといった感じ。
全行程を通じて息が上がるか上がらないか程度の強度で歩いてみたが、想像していたよりも速く歩けなかった。このことから意外とAeT閾値は低いところにあるのではないか、脂質代謝優位が自分が思うより低強度の位置にあるのではないかと思った。もしそうであるとしたら、主たるトレーニングにはLSDといった有酸素系のものにするべきではないか?
そういえばここのところずっと高強度トレーニング(HIIT、筋トレ)ばかりに力を入れていたな。高強度と低強度のトレーニングバランスをよく考える必要がありそうだ。
当日の装備
@着用衣服・装備(スタート時)@
ミレーのアミアミ上下、半袖Tシャツ、ハードフリースジャケット、靴下(中厚手)、ソフトシェルパンツ、薄手グローブ、リストウォーマー、帽子、ローカットアプローチシューズ
@持参装備・衣服(状況により使用する物など)@
ハードシェルジャケット(使用)、ハードシェルパンツ、予備化繊ベースレイヤー、予備薄手グローブ、サングラス、ヘッドランプ2個、予備のGPS機、気象観測計(使用)、スマートフォン(使用)、モバイルバッテリー、予備単3乾電池(リチウム乾電池)、ICOS(使用)、エマージェンシーシート、絆創膏、テーピングテープ、ロキソニン、ダクトテープ
@飲・食料@
ポカリ3リットル(うち1.2リットル消費)、おにぎり梅干しと辛子明太子各1個(全消費)、明太フランスパン(消費せず)、柿の種梅味個包装3袋(1袋消費)、プロテインバー2個(1個消費)、アミノバイタルゼリー2個(消費せず)、ICOS(4本消費)
ザック総重量未計測たぶん8kg程度(スタート時)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する