鳥倉林道〜塩見岳〜蝙蝠岳〜熊の平小屋 暴風稜線歩き
- GPS
- 23:31
- 距離
- 53.4km
- 登り
- 4,263m
- 下り
- 4,247m
コースタイム
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 11:52
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 11:29
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
鳥倉林道は、グーグルマップの案内で行くと、通行止めなので
標識に従って、迂回ルートを通る必要がある
第1駐車場は30台くらい停められるが、午前3時到着で、半分くらい
聞いた話だと、午前5時で数台の空きだったらしい
それでも、少し冷え込んで来たので、登山者も減ってきたようだ
鳥倉登山口までは、電動アシスト自転車を使ってラクラク到着
登山道の6/10と7/10の間に、ほとけの清水の水場がある
最近の記録に、チョロチョロだという記載があったので心配だったが
過去に枯れたという記録は無いので、あてにして登る
ちゃんと水は流れていた
そして、三伏峠小屋の水場は撤去したのでココで水を汲むようにと、表記がある
1.5リットルを2分ぐらいかけて汲む
ココから熊の平小屋まで、水場は無いはず
先週の山行で、農鳥小屋までは1.5リットルの消費だったので
余裕を見て、2.5リットルを持って行く
三伏峠小屋
今年は避難小屋としての開放はやらないらしい
テント泊は可能らしく、3張りほど張られていた
塩見小屋
三伏山と本谷山の2つの山を超えて塩見小屋へ到着
小屋の一部が避難小屋として開放されている
しかし、150センチ四方しかないので、2人でいっぱい
しかも足を曲げて寝る必要があるだろう
1人なら斜めに寝れば良いのだろうが、マットが上手く敷けないかも
塩見岳
山頂付近は風速10メートルくらいの暴風
曇天だが周りの景色はくっきり
後から登ってきた快足の登山者に写真を撮ってもらう
塩見岳を過ぎて、行動食(お菓子)を食べすぎて、少なくなってきてるのに気づき焦る
明日の分の行動食がなくなってしまうとまずいので、食べるのを控える
歩行速度もゆっくりに抑える
水は500CCの消費で、まだ2リットルあるので余裕
蝙蝠岳
北俣岳分岐で荷物をデポして蝙蝠尾根を歩く
風速10メートルくらいの暴風だが日差しがあるので寒くはない
復路のときに1人の登山者とすれ違う
12時までに蝙蝠岳に着ければと言っていたが
この方も快足の人か
北俣岳分岐から激下り
北荒川岳への仙塩尾根の稜線も暴風
北荒川岳、新蛇抜山、安倍荒倉岳の山頂を踏みながら通過
熊の平小屋 くまのだいらこや
仙塩尾根は、誰にも会わなかったので、貸し切りかなと思ったが
2階の扉を開けた瞬間に「お疲れ様ー!」の声が
1人先客がいた
この方も鳥倉登山口から来たらしく、5時出発で昼過ぎに到着したらしい
登山靴はオレンジ色の長靴!
この方も快足か
登山歴10年で300名山達成してるらしい。まだ若そうなのにスゴイ!
色々と山の話が聞けて楽しく過ごせた
熊の平小屋の目の前に水場あり、じゃんじゃん流れている
残念なのは、携帯電波が圏外
小屋の裏から標高で100メートルほど登って、稜線ギリギリの所でも電波入らず
小屋の中は広く、20人は余裕で泊まれそう
屋根裏に発泡マットが5枚ほどあり、寝るときにコレを使えば底冷えせず快適
建物は木造でしっかりしており、温かい
小屋の中の気温は10度くらい
夜はアルファ米にレトルトカレーを食べ、19時に就寝
翌朝1時起床、2時出発
ラーメンとウィンナーを食べて出発
水は昨日と同じ2.5リットルを持つ
昨日と同じ、北荒川岳の稜線沿いで暴風
ここで1人の登山者に追い越される
話を聞くと、奈良田から来たという
マジか!この人はメッチャ速い!
昨日の激下りは、今日は激登り
日の出の瞬間まで富士山が見えて絶景だったが、一気にガスが出て塩見岳を覆ってしまい、あたり一面真っ白
先程の追い越していった登山者とすれ違う
どうやらピストンで帰るようだ
日の出の時間を過ぎて塩見岳に登頂
景色はガスガス、気温0度くらい、そして暴風
速攻下山
塩見小屋で休憩して、2つの山のアップダウンを越えて
三伏峠小屋の手前まで来て、ココで行くかどうか迷ったが、
せっかくなので小河内岳へ
小河内岳 こごうちだけ
計画には無かったが、寄り道
荷物をデポして、ガスガスで暴風の稜線を歩く
気温は5度くらいで、肌寒い
失敗したのは、レインウェアを置いてきたこと
ガス(霧雨)が体に当たって、ハイマツもちょっと濡れている
レインウェアあった方が良かった
景色は真っ白な中、小河内岳の山頂に到着して、小河内岳避難小屋に立ち寄る
2階から入って1階に行ける
中は広く10人は泊まれそう
避難小屋を見学して外に出たら、ガスが無くなって青空が広がっていた
さっきまでのガスが嘘のような青空
荒川岳、富士山、塩見岳がきれいに見えて最高
直射日光が当たり、風が強くても暑く感じるほどに
来た道を戻り、三伏峠小屋で小休憩し、下山する
登山口に到着すると、自転車が7台ほどあった
今回の山行で百高山を7座制覇
水場は、ほとけの清水、熊の平小屋だけ、
雪投沢の水場は未確認
多分水場はあるが、標高差100メートルを下る気にはなれなかった
次に来るときは、テン場と水場を確認したい
水の消費量は、往路、復路ともに1.5リットル
行動食はちょっと少なめにしたら、ギリギリになったのは反省
片道1000kcal分は持参した方が良かった
それとチョコ系は食べすぎてしまうので、気をつけたい
携帯電波は稜線沿いは、おおむね入るが、不安定で
アンテナが立っても通信が出来ないこともある
三伏峠小屋、塩見小屋、小河内岳小屋は、携帯圏内
熊の平小屋は完全に圏外
南アルプスでもこの山域は、健脚快足の登山者が多い印象
出会った女性登山者は2人だけ
硬派な山域だと感じた
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