黒部ダム〜下の廊下〜欅平

2022年10月24日(月) [日帰り]

• GPS: 15:12
• 距離: 29.8km
• 登り: 2,287m
• 下り: 3,140m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:40
• 休憩: 0:15
• 合計: 0:55

距離 2.2km 登り 175m 下り 151m

15:50 黒部湖駅
16:00 16:15 黒部ダム
16:20 黒部湖駅
16:45 ロッジくろよん

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:00

距離 17.5km 登り 1,496m 下り 2,118m

6:25 ロッジくろよん
6:47 黒部湖駅
6:50 6:51 黒部ダム
7:04 7:05 黒部ダム駅
7:25 7:30 ダム下
8:18 内蔵助谷出合
9:35 9:36 新越沢二股
10:34 10:35 黒部別山谷
11:19 11:20 白竜峡
12:10 12:40 十字峡
13:30 13:31 半月峡
14:09 14:10 東谷吊橋
14:25 14:27 仙人谷ダム
14:32 仙人谷駅
15:05 権現峠
15:25 阿曽原温泉小屋

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:03

距離 10.1km 登り 627m 下り 886m

6:55 阿曽原温泉小屋
8:25 8:30 折尾ノ大滝
8:38 8:40 オリオ谷
9:04 9:05 大太鼓
9:47 9:50 志合谷
10:35 10:37 蜆谷
11:15 水平歩道始・終点
11:58 欅平駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅発12:40のケーブルカーより乗り継ぎ、初の黒部ダム観光後くろよんロッジへ。食事も風呂も良いんですが、客への愛想は阿曽原温泉と真逆の感じでした。。
帰りは12:28発のトロッコ列車で宇奈月温泉駅へ。1時間以上乗るんですね。。防寒対策をしっかりと。。寒かった。。駅前の駐車場で回送車受け取りました。

コース状況／危険箇所等

それなりに直近情報など調べて行きましたが、鼻から危険を承知でいけば大丈夫ですが、危険個所も積み重なると後半段々マヒしてきます。。後半で事故が多いのもそのせいでは？　GPSですが、谷が深いせいか今回まったく役に立ちませんでした。手修正してます。

その他周辺情報

宇奈月温泉の少し外れにある「とちの湯」入りました。露天あり。サウナもモンベル割もありません。

写真

車の回送手続きを終え、ここからスタート

10/27 12:54

12:40で黒部湖へ向かいます。
山友さんに安くで仕入れてもらいました。

美女平からバスへ。最初は紅葉の中でしたが

いつの間にか雪景色へ変わってます。

雪の室堂。少し雄山見えてましたがガスりました。
積雪は5cm程度。

10/27 12:03

富山県警にWEB登山届出しましたが、室堂でも出しておきます。
代わりにこれ渡されました。

10/24 14:46

で、トロリーバス。ここからは私ら未踏の地。。
この狭いトンネルをかなりのスピードで走ります。

10/24 15:02

次にRW、どこまで雪があるかと思いましたが、下駅にはありませんでした。

10/24 15:18

最後にケーブルカー。立山と違ってすべてトンネル内ですね。

10/24 15:42

慰霊碑で手を合わせ、明日の無事をお願いします。

10/24 15:48

観光放水ではなく、通常放水のようです。
満水なんですかね。

10/24 16:34

初のダム観光を終え、ロッジへ向かいます。

入浴後食事。ここ発電機なんで21時消灯。

翌朝6:25出発、ダムを渡って

トンネルを抜け

10/25 7:30

下りてきました。
この橋、すでに多くが渡っているはずですが、まだ霜でツルツルでした。手すりが無いと落ちてる人がいるでしょうね。

10/25 7:38

花かと思ったら実ですね。きれいです。

10/25 7:43

針の木方面かな？

10/25 8:01

光量が足りずボケてます。

10/25 8:02

が、好い眺めに皆しばし見惚れます。

10/25 8:12

これも。

10/25 9:03

今から向かう北側方面

10/25 9:14

向かい岸の小滝

10/25 9:52

本流にそのまますっぽりとデブリトンネル
雪の多さが分かります。

10/25 9:55

この手の写真が多すぎて、どこがどこだか。。

10/25 10:02

イチロー沢トンネルだと思います。
クラックが入ってますね。大きくなるとヤバいかも。

10/25 10:03

でかい。。

10/25 10:32

唯一のアップダウンする迂回ハシゴですが、連れは皆下を通りました。ダメですよ！せっかく作ってもらってるのに。。

10/25 10:30

これがその下道。小屋番さん見たら怒るよ！

10/25 10:47

景色最高ですが、しっかり手元足元見ましょうね。

10/25 11:07

言葉が出ません。。

10/25 11:59

ここで、しんがりTさん滑ってプチ滑落。ケガ無くて良かった。

十字峡の展望岩へ。ここまで長かった。。
上がこれから渡る吊り橋。

10/25 12:26

こちら向きに赤矢印ありますがルートではありません。
ここで出会った一人「吊り橋どこですか？」って。お間違えの無いように！

10/25 13:16

まだまだ長く続きます。GPSはずっと「ルート外れてます」を連呼。まったく当てになりませんでした。
つか、危ないよ！

10/25 13:30

ず〜っと、この高さで歩いてると慣れてくるもんですね。

10/25 13:39

S字峡ですかね。これを過ぎると

10/25 13:45

これ。見えてきます。

10/25 14:07

発電所からの送電箇所です。2回線あるってことですね。

10/25 13:47

滝潜り。傘リレーで凌ぎます。

10/25 14:08

東谷吊り橋へ下って行きます。

渡ってしばらく林道を歩きます。

10/25 14:28

左岸の三段滝。

10/25 14:29

仙人ダムから分岐する仙人温泉小屋方面、見るからに険しそう。

10/25 14:30

仙人ダム

10/25 14:33

振り返って

10/25 14:30

ダム敷地内を

10/25 14:38

通って

10/25 14:43

関電宿舎を過ぎ

10/25 14:43

この先激上りが待ってます。
ここからあまりのしんどさに写真はありません。

下りると阿曽原温泉小屋
いや〜長いわ。。

10/25 16:51

荷物室兼乾燥室。とりあえず荷物はここへ
ここでトラブル。翌朝、私のコンプレッションタイツが無くなりました。。

10/25 17:02

17時のドンピシャに合わせ下りると、まだ女性が出てくるところでドキリとしましたが。。これを撮ることが出来ました。

10/25 17:30

下から見上げた阿曽原温泉小屋。
温泉はもう少し下です。

10/25 17:34

テン場。この日は余裕。
朝方、ここから女性が落ちて遭難騒ぎになりました。

10/25 18:32

夕食。お代わりできます。当然しましたよ。
1回目はルーのみ、2回目は小盛りで。

10/25 19:17

DVDの鑑賞会。下の廊下の登山道自体は黒四ダムの建設以前からあったらしいです。さらに凄い道だったようですが。

10/25 18:33

小屋番さんからちょいちょい説明が入ります。

10/26 7:10

翌日は朝食を頂いての6:55の出発。権現峠に比べれば穏やかですが、グイグイ高度を上げて行きます。

10/26 7:10

振り返って、お世話になりました。

折尾の大滝です。前に居ますが分かりますかね。

オリオ谷のトンネル　
この程度なら沢を越えれない事も無いでしょうが。

今月の登録容量が無くなりました。
取りあえずここまで。

ずっと左手に番線持ってたので左の消耗が。。

お初のトロッコ列車。楽しいはずですが長い。。
眠いのと寒いのと。。

撮影機器：

DMC-TZ57 Panasonic

iPhone XS Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 ライター 地図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール ダウン上下 ニット帽 ネックウォーマー サーモボトル

共同装備

ロープ スリング カラビナ 発煙筒

感想

アサゴ

　やっと念願の下の廊下。通年より開通遅れで行けるのかやきもきしましたが、何とかギリ間に合わせて頂きました。ありがとうございます。その分通年では見られない大きなデブリのアーチも通れ感動しきりでした。
　覚悟はしてましたが、スリリングな楽しい廊下です。高度感はやはり半端ないですねえ。大杉谷など比べ物になりません。。ただ難を言えばそんな危険個所がず〜っと続くので後半（特に翌日）モチベーションが下がるって言うか、疲れもありマヒしてきます。。行かれる方は注意してくださいね。小屋は温泉もカレーも良かったです。　　
　私も黒部源流紀行を直前に見た口で、小屋番さんの怒鳴り顔が頭から離れませんでしたが。。この日は機嫌良く接していただきました。遭難騒ぎはありましたが。
　全体を通して立山の積雪、真っ白な白馬連峰に旬な紅葉と満喫した下の廊下でした。