瑞牆山
- GPS
- 05:40
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 805m
- 下り
- 806m
コースタイム
天候 | ガス〜あられ〜曇り〜晴れ 気温6度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘に広い駐車場。このシーズンは混雑。登山道から瑞牆は見えず、途中林道経由の方が景色が良い。登り後半はフィールドアスレチックの雰囲気。頂上から遠望する送電線が気になる。下山後は増富の湯。 |
写真
感想
南アルプス鋸方面探索で、戸台川の河原に明け方着くがPに水が流れ込む増水状態で、雨が少なかったとは言っても台風の雨量は相当なもので、さっさと登山は諦めて、思いついた瑞牆山に地図も持たずに転進。
百名山の山なのだが、高度差が少ないせいかどうも物足りない。花崗岩の奇岩と言われても、先日登った剱隣の大日岳にもこんなのあったし、空木岳にもあった。甲斐駒にも、鳳凰にも、屋久島の宮之浦にもある。瑞牆は百名山に値せず。「もう一度この山に登りますか?」と聞かれても、他の山には「はい」でも、ここはそれに該当しない。でも百名山でもいいんです。普通の登山者は、どんな百名でも一回しか登らないから、天城峠でも赤城山でも筑波山でも「百名山にもこの程度があるのね」という認識で通り過ぎてしまいますから。
奥秩父の山とか、南アルプスの南部とか、志賀高原とか、八ヶ岳とか、その辺りの山は「積雪の匂いがしない」というか、雪深いというイメージがないというか、もうはっきり言ってダメなのです。シラビソなのか、クソ松なのか、妙な針葉樹林が多いのも気に入らない。瑞牆も同様で、ただ奇岩が多いという変形な山だけで、ゴロタ石をかき分けて登るのは、登山と言うよりも、河原登りか、フィールドアスレチックか、どうも私の「登山」のイメージには該当しません。まあ登った山がすべて「素晴らしい」という博愛主義は、少し前なら持ち合わせていたけど、自分が爺になって登山期間が将来的に限られてくると、もう安易な妥協はしたくないですよ。つまらない山は、はっきりと「つまらない」と言いたくなります。深田の爺さんは雪国出身なのになんだか積雪にコンプレックスがあって、瑞牆も、隣の金峰も百名に選び出して、奥秩父の何がこんなに好きだったんでしょうか。福井の田舎者だから、都会人に媚び売って都会の仲間入りしたかったという魂胆ですか。日光周辺も片っ端から百名リストに入れて、あれは大げさっていうものです。
それに富士見とか大日とかうらびれた小屋は、普遍的な登山者の利用はなくて、小屋の知り合いが宴会にでも私用に使っている小屋でしょう。国立公園の中に私有地が利権的に存在して、そういうのもう辞めて、公が使えるように有料トイレ設置するとか、有効に小屋の土地は使ってほしいものです。
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