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Yamareco

記録ID: 484246
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

酷暑の谷川連峰

2014年07月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:43
距離
19.5km
登り
2,194m
下り
2,182m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:30土樽−5:40茂倉新道登山口−9:20茂倉岳−10:20〜10:30谷川岳オキの耳−10:50肩の小屋−11:30オジカ沢ノ頭−13:40〜14:00万太郎山−16:30吾策新道登山口−17:10土樽
天候 晴れ、稜線付近はガス
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土樽側吾策像のある広場に駐車、水場あり
コース状況/
危険箇所等
全体を通して危険箇所というほどのところはありません。ただし歩きやすいわけではなく、滑りやすい足場やザレ場、大きな段差などは随所に現れます。約1500mという低い森林限界と基本尾根沿い道のため、晴れると日差しがきついです。大量の水を持参されることをオススメします。
高波吾策像のある安全登山の広場に車を止めました。水場もあります。計画書は土樽駅に提出口があります。
2014年07月26日 05:26撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 5:26
高波吾策像のある安全登山の広場に車を止めました。水場もあります。計画書は土樽駅に提出口があります。
茂倉新道登山口にある大駐車場
帰路の回収を考えてここの駐車はやめました。
2014年07月26日 05:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 5:43
茂倉新道登山口にある大駐車場
帰路の回収を考えてここの駐車はやめました。
茂倉新道は矢場ノ頭まで樹林帯ですが、時々展望が開けます。仙ノ倉・平標方面がクッキリ見えます。
2014年07月26日 06:56撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 6:56
茂倉新道は矢場ノ頭まで樹林帯ですが、時々展望が開けます。仙ノ倉・平標方面がクッキリ見えます。
万太郎山が見えてきました。
稜線は既にガスがかかり始めました。
2014年07月26日 07:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 7:27
万太郎山が見えてきました。
稜線は既にガスがかかり始めました。
矢場ノ頭からの茂倉新道と第1ターゲットの茂倉岳です。
2014年07月26日 07:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 7:40
矢場ノ頭からの茂倉新道と第1ターゲットの茂倉岳です。
矢場ノ頭
バックは足拍子岳(左)
2014年07月26日 07:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 7:40
矢場ノ頭
バックは足拍子岳(左)
巻機山の姿も
(中継右は大源太山)
2014年07月26日 07:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 7:45
巻機山の姿も
(中継右は大源太山)
矢場ノ頭から上部の茂倉新道はお花畑とは行かないまでも、花が点在するなかなかのルートでした。
ニッコウキスゲ
2014年07月26日 07:49撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 7:49
矢場ノ頭から上部の茂倉新道はお花畑とは行かないまでも、花が点在するなかなかのルートでした。
ニッコウキスゲ
キオン(?)と万太郎山
2014年07月26日 08:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 8:28
キオン(?)と万太郎山
ギボウシとミヤマトウキ
2014年07月26日 08:48撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 8:48
ギボウシとミヤマトウキ
クルマユリと茂倉避難小屋
2014年07月26日 08:57撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 8:57
クルマユリと茂倉避難小屋
道端に咲くミヤマコウゾリナ
2014年07月26日 09:06撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 9:06
道端に咲くミヤマコウゾリナ
マルバダケブキやギボウシ、ツリガネニンジン、ハクサンフウロにニッコウキスゲ、いろんな花が咲き乱れます。
2014年07月26日 09:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 9:11
マルバダケブキやギボウシ、ツリガネニンジン、ハクサンフウロにニッコウキスゲ、いろんな花が咲き乱れます。
ハクサンウツボグサの大群落。
ちょうど花期に当たったのか、至る所に咲いていました。
2014年07月26日 09:13撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 9:13
ハクサンウツボグサの大群落。
ちょうど花期に当たったのか、至る所に咲いていました。
茂倉岳山頂
2014年07月26日 09:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 9:14
茂倉岳山頂
クルマユリとアゲハチョウ
2014年07月26日 09:22撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 9:22
クルマユリとアゲハチョウ
茂倉と一ノ倉の鞍部には雪の消えた跡に見事なハクサンコザクラの群落が。
2014年07月26日 09:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 9:30
茂倉と一ノ倉の鞍部には雪の消えた跡に見事なハクサンコザクラの群落が。
一ノ倉岳山頂にある避難小屋
小さいですが2人なら寝れそう?
2014年07月26日 09:36撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 9:36
一ノ倉岳山頂にある避難小屋
小さいですが2人なら寝れそう?
こんなのも生えていました。
タカネサギソウ
2014年07月26日 09:37撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 9:37
こんなのも生えていました。
タカネサギソウ
沸き立つガスから時々稜線が姿を現します。
振り返った一ノ倉岳。
2014年07月26日 09:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 9:51
沸き立つガスから時々稜線が姿を現します。
振り返った一ノ倉岳。
ウスユキソウ
残念ながら「ホソバヒナ」ではなく「ミネ」です。
2014年07月26日 10:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 10:02
ウスユキソウ
残念ながら「ホソバヒナ」ではなく「ミネ」です。
一ノ倉〜谷川は想像していたような岩尾根のイメージではなく、単にアップダウンの多い歩きにくい尾根道といった感じ。土の稜線なので花も普通に咲いています。(茂倉新道の延長のような感じ)
ミヤマシャジン
2014年07月26日 10:15撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 10:15
一ノ倉〜谷川は想像していたような岩尾根のイメージではなく、単にアップダウンの多い歩きにくい尾根道といった感じ。土の稜線なので花も普通に咲いています。(茂倉新道の延長のような感じ)
ミヤマシャジン
オキの耳で一服
2014年07月26日 10:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 10:23
オキの耳で一服
これもミネウスユキソウ
2014年07月26日 10:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 10:24
これもミネウスユキソウ
ハクサンボウフウとトマの耳
剣山のように山頂に人の姿が。
2014年07月26日 10:34撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 10:34
ハクサンボウフウとトマの耳
剣山のように山頂に人の姿が。
振り返ってオキの耳。
2014年07月26日 10:42撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 10:42
振り返ってオキの耳。
肩ノ小屋への下り。
2014年07月26日 10:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 10:43
肩ノ小屋への下り。
肩ノ小屋前にある標札
いよいよ谷川岳の混雑から逃れ、静かな縦走路へ踏み出します。すぐ後にお一人来られて、話を聞くと同じ土樽ベースの周遊ルートとのこと。
2014年07月26日 10:47撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 10:47
肩ノ小屋前にある標札
いよいよ谷川岳の混雑から逃れ、静かな縦走路へ踏み出します。すぐ後にお一人来られて、話を聞くと同じ土樽ベースの周遊ルートとのこと。
平標方面への縦走路に入ります。谷川岳山頂付近は比較的花が多いです。ハクサンフウロはアルプスと比べると少し大きめで色も濃い感じです。
2014年07月26日 10:48撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 10:48
平標方面への縦走路に入ります。谷川岳山頂付近は比較的花が多いです。ハクサンフウロはアルプスと比べると少し大きめで色も濃い感じです。
中ゴー尾根の分岐
崩壊のため上級者向けとの表示ありました。
花はヤマブキショウマ。遠景は茂倉岳と一ノ倉岳。
2014年07月26日 10:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 10:59
中ゴー尾根の分岐
崩壊のため上級者向けとの表示ありました。
花はヤマブキショウマ。遠景は茂倉岳と一ノ倉岳。
オジカ沢ノ頭への道
縦走路中最も難所でした。
2014年07月26日 11:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 11:28
オジカ沢ノ頭への道
縦走路中最も難所でした。
オジカ沢ノ頭
先行のお二方と遭いました。お一人は平標へ縦走、お一人は万太郎を踏んで戻るとのこと。
2014年07月26日 11:34撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 11:34
オジカ沢ノ頭
先行のお二方と遭いました。お一人は平標へ縦走、お一人は万太郎を踏んで戻るとのこと。
オジカ沢避難小屋付近からの光景
雄大です。
2014年07月26日 11:57撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 11:57
オジカ沢避難小屋付近からの光景
雄大です。
まだまだ山は延々と連なります。
万太郎山は遠景です。その前に、小障子・大障子と越えなければ・・・
2014年07月26日 12:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 12:00
まだまだ山は延々と連なります。
万太郎山は遠景です。その前に、小障子・大障子と越えなければ・・・
小障子ノ頭からみた縦走路。
あんまり変わっていません。
2014年07月26日 12:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 12:11
小障子ノ頭からみた縦走路。
あんまり変わっていません。
大障子の登りから避難小屋と縦走路を振り返ります。
2014年07月26日 12:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 12:18
大障子の登りから避難小屋と縦走路を振り返ります。
万太郎への登りの前で小休止。
来た道を振り返ります。
2014年07月26日 12:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 12:21
万太郎への登りの前で小休止。
来た道を振り返ります。
やっと万太郎山山頂です。
2014年07月26日 13:36撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/26 13:36
やっと万太郎山山頂です。
分岐点まで戻って休憩。暑さと疲れで食事が喉を通らず、水気の多いものだけを口にします。吾策新道の下りはこんな感じ。何と土樽まで見えるのですが、余計に遠さを感じてしまいます。
2014年07月26日 13:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 13:40
分岐点まで戻って休憩。暑さと疲れで食事が喉を通らず、水気の多いものだけを口にします。吾策新道の下りはこんな感じ。何と土樽まで見えるのですが、余計に遠さを感じてしまいます。
井戸小屋沢ノ頭付近から振り返った万太郎山。
もう山頂に忘れ物をしていても戻れません!
2014年07月26日 14:33撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 14:33
井戸小屋沢ノ頭付近から振り返った万太郎山。
もう山頂に忘れ物をしていても戻れません!
夏場は南風のため、稜線の北側に入ると風が無く、ガスもかかりません。なので暑いの何の!しかも樹林帯までが長い。下るにつれて気温が高くなり、持ってきた水3Lほぼ飲みきりました。バテて休憩中の樹林帯にて。
2014年07月26日 15:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 15:59
夏場は南風のため、稜線の北側に入ると風が無く、ガスもかかりません。なので暑いの何の!しかも樹林帯までが長い。下るにつれて気温が高くなり、持ってきた水3Lほぼ飲みきりました。バテて休憩中の樹林帯にて。
関越道土樽P脇を通ります。夏場はご覧のとおりガラガラです。
2014年07月26日 16:53撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 16:53
関越道土樽P脇を通ります。夏場はご覧のとおりガラガラです。
蓬沢の橋を渡りゴール間近。真夏のこのルートは熱中症一歩手前ですね。
2014年07月26日 17:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/26 17:04
蓬沢の橋を渡りゴール間近。真夏のこのルートは熱中症一歩手前ですね。

感想

 長時間歩行と暑さに耐えるトレーニングを兼ねて土樽起点の周遊ルートを選びました。コースタイムでは12時間を越える長丁場のため早めの出発の予定が、睡魔に勝てず結局5時半出発となりました。出発時点で既に気温は22度を越えており、嫌な予感が的中。暑さと体力で相当厳しい参考になりました。暑さは予想していたので水を普段より多く3L持って行きましたが、それをすべて飲みきってしまいました。稜線ではガスが出て、風もあったため助かりましたが、すべてピーカンだったら無理だったかもしれません。
 谷川岳山頂付近は相変わらず人が多くて辟易しますが、谷川岳〜万太郎山間は縦走路の雰囲気が良く、日帰りとしてはかなり満足度が高いコースです。また茂倉新道はかなりいろいろな花が咲いており、谷川岳にかけて次々に色とりどりの花たちが現れて飽きさせません。この時期だからこそいろいろな花が楽しめるのですが、あの暑さを考えるとなかなかオススメしにくいルートでした。でも、これで少しは暑さへの耐性ついたのでしょうか。

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