和名倉山 秩父湖スタート天平尾根下山


- GPS
- 18:42
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,577m
- 下り
- 2,574m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:54
- 山行
- 10:53
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 11:32
天候 | 晴れ→曇→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
うっかり8:30だと思っていたので8:10に駅に到着。まだ列は無かったので、近くの公園のトイレに行った。戻ってきて8:20くらい。3人並んでいてバス停のベンチは埋まっていたので、列にザックを置いて5m離れたところのベンチに座って時間潰し。 8:40には行列が伸びはじめ、写真の通り改札近くまで伸びる有様。バスはギュウギュウのすし詰め状態となった(80人くらい乗ったらしい)。三峰口駅から数人が追加で乗り込んで、車内密度は更に上がった。立っている乗客(9割は三峯神社の参拝者)は殺気立ち、ぶつかって痛いだの、謝れだの、(仕返し肘打ちを食らわせて)痛いでしょ?だのと嫌な雰囲気だった。臨時便を出してもっと密度を下げてくださいよ…。 秩父湖バス停下車10:10。殆どの乗客は三峯神社まで行くので、途中下車の場合は前の方に乗ったほうがよい。前から3番目の席にいたがそれでも降りるのに苦労した。 登山口に最も近いのは埼玉大学秩父寮で、自由乗降区間なので運転手に伝えれば近くで降りることが出来る。が、バスの前の方にいなければ伝えるのは難しい。平日でもこの混雑とは、秩父方面からの奥多摩アクセスは厳しいのだなと思い知った。 1ヶ月ほど前の雲取山登山は日曜スタートだったが同様のすし詰めで、座れたけど辛かった。1時間半立つことになっていたらと考えるとゾッとする。 西武秩父駅からバスに乗るなら、30分以上前にはバス停で待つべきだし、トイレなど寄らずにまっすぐバス停を目指さなくてはいけない。乗り場は、改札を出て左の方、5番です(たまに3番になったりするが案内が出る)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秩父湖からの急登はかなり厳しい。標高1300mまで標高差800mの急登。トロッコ道に入れば歩きやすいが、ところどころ崩壊しており油断は出来ない。大崩落地は丸太で塞がれていて、フィックスロープがあっても抜けるのに難儀した。 標高1400mから2000mまでの急登もなかなかで、標高1600mくらいからは雪が出てきて、1900mくらいからは積雪5cmの雪山になった。朝など、地面が凍ってる時間に歩くなら軽アイゼンかチェーンスパイクがあった方がいいかも知れない。午後だったので柔らかく、登山靴だけで問題なかった。 和名倉山から先、牛王院までは笹薮が広がっている区間があり、笹が滑りやすく、登山道を覆い隠すのでやや歩きにくい。単独で視界が悪ければルートを見失う可能性もあり、GPSなどでの確認が必須。牛王院から先は道も明瞭で歩きやすい。本来は将監小屋まで行ってテント泊すべきなのだが、急登で体力を削られ、日も落ち、安全に辿り着ける自信がなくビバークになった。 下りに使った天平尾根は出だしと最後が急斜面。出だしの露岩尾根は後ろ向きで手も使ってクライムダウンした。最後の方のトラバース道は路面が外傾しておりいやらしい。あまり遅い時間には歩きたくない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
ストック
ナイフ
ポール
テント
シュラフ
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---|
感想
奥多摩で最後に残った有名ピーク和名倉山。勝手に奥多摩のラスボスと思っていて、いつか登らなくてはと思いつつ時が過ぎてしまい、このままではまた来年になってしまうと思ったので行ってきました。初めては無雪期がいいなと。(少し積もってたけど)
どうせ歩くなら破線ルートと思ったのですが、秩父湖へ下る場合、同様のルートで遭難事故が多発してます。主に道迷いのようですが、下りではなく上りで使いたいところ。秩父湖から登ることにしました。
どこに下りるか考えたところ、これも歩いたことがなかった天平尾根に行ってみることに。将監小屋から三ノ瀬に降りてしまうと交通機関がないし、三条の湯に下りると林道歩きがちょっと長い。きっと紅葉がキレイだろうと、天平尾根。どうせなら末端まで歩いて親川バス停へ。
装備は宿泊装備と水(3.5リットル)、食料込みで15.5kg。
秩父湖のバス停に降りたのが10時過ぎで、登山口に10時半。日没まで6時間半ほどしかないので、きっと東仙波までのどこかで日が暮れてしまうと思っていましたが、思ったよりだいぶ手前で力尽きました。東仙波まで歩くのすら厳しい。
食事を取って21時に寝ましたが、若干予想より寒くて何度か震えて起きました。もう山は冬ですね。モンベルの4番寝袋では薄かった。とは言え、朝テントの内壁は凍っていなかったのでまだ気温が高いですね。シュラフカバーがあれば震えなくて済んだかも知れません。
2日目は4時起き5時半出発。牛王院まで道はやや悪。倒木と積雪で道を外しがちでした。将監峠の辺りから急に歩きやすくなり、道のありがたみを感じました。道、ありがとう…。
天平尾根は予想以上に気持ちのいい尾根でしたが、前飛龍からの下りと、廃屋が出てきてからの急なトラバースが意外に曲者でした。奥多摩の山はピーク付近と登山口付近が急峻ですね。
最後は都合のいいバスが無く、留浦まで4kmの舗装路歩きとなりました。それでも明るいうちに登山を終えられたし、18時のバスに乗れたし、まぁ良かったのではないかと思います。
翌日、かなりの筋肉痛になりましたが、講習のスタッフとして昭島まで行きました。その夜は10時間寝ました。
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