記録ID: 4853766
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山
古道を登れ 石鎚山 (今宮道→西之川道)
2022年10月29日(土) ~
2022年10月30日(日)
愛媛県
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 10:07
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,151m
- 下り
- 1,925m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:03
距離 10.7km
登り 2,056m
下り 306m
天候 | 大陸から朝鮮半島をゆっくり東進する高気圧が日本付近に勢力を延ばしていました。29日早朝は曇でしたが、あとは快晴。稜線は北の風5m/s程度。山頂部では早朝、路面の水が凍結していました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
●復路 せとうちバス線西之川乗車、JR伊予西条駅前で下車。 ●注意点 ・渋谷のバスターミナルは小さくしかも奥まった場所にあります。 ・西条登道の降車バス停と乗車バス停はそれぞれ異なる道に面しており、乗換えが非常に分かりにくいです。お声がけを頂いて助かりました。案内板でもあるといいと思うのですが。 ・西之川行き路線バスは伊予西条駅前で立席満員となりました。西条登道はその1つ前のバス停ですから、座れる確率が高いと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ここにいう古道とは石鎚山三十六王子社巡拝路ではなく(一部重なってはいますが)、昭和43年のロープウェイ開通までよく使われた旧参道でかつ現在も登山道として生きているものを選び、登ってみようという趣旨です。 ●今宮道 馬でも歩けるような緩勾配で、路面も総じてしっかりしており、危険箇所なしです。ただし山頂までの累積標高差が2,000mを超えるので多少の体力は必要かと。人はとても少ないです。 ●成就→弥山 鎖場を除けば一般登山道です。木製階段が多く、濡れや降霜によるスリップに注意。また早朝の頂上付近には凍結箇所がありました。 ●鎖場 足掛かりが乏しくしかもツルツル滑り、そこを腕力と気合で何とか乗り越える的な道でした。槍穂や剱岳並みに緊張するかも。 ●弥山→天狗岳 個人的感想ですが、涸沢→奥穂と同程度の難易度かな? ●西之川道 夜明峠から天柱石付近まで(破線ルート)は路面不整で狭い急斜面トラバースが多く、足を置く場所を選びながら歩く感じです。一方、踏み跡は明瞭でテープも多く、ルート取りは容易でした。想像ですがこの点は石鎚神社の三十六王子社巡拝行事(毎年10月下旬)のおかげかもしれません。天柱石より下の西之川道は一般道扱いですが、全体に今宮道よりも険しく、修験の雰囲気を感じます。こちらも人はとても少ないです。 |
その他周辺情報 | ●石鎚神社頂上山荘。暖房が入っていてシュラフ(要持参)は3シーズン用で大丈夫でした。また夕食のカレーはスパイスがピリッと効いてとても美味でした。 ●伊予西条駅のすぐ横に、四国鉄道文化館と十河信二記念館があります。数少ないディーゼル機関車DF50の静態保存を見られます。 |
写真
感想
深田百名山結願の山となりました。秋らしくカラリと晴れ上がり、瀬戸内海はおろか豊後水道、紀伊水道、土佐湾まで見渡せる絶景ぶり。10年ぶりくらいのすごい日の入日の出を目のあたりにし、日の出の際には彩雲まで現れて、思い出に刻まれる山行でした。
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行きのバスで一緒だった2人組です。たった1人途中下車されたので「おや?」と思っていましたが古道があるのですね。勉強になりました、ありがとうございました<(_ _*)>
覚えてます!登道のバス停で声をかけていただいて、迷わず路線バスに乗れました。miki-taniさんのおかげです。御礼申し上げます😊
テントかな?と思っておりましたが、瓶ヶ森を回られたのですね。三日間好天が続いて、きっと充実した山行でおられたと思います。あらためて、ありがとうございました😊
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