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記録ID: 4859524
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

八海山 鎖が続く屏風道・八ッ峰・新開道 周回

2022年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:02
距離
8.5km
登り
1,364m
下り
1,367m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
1:02
合計
8:02
6:15
6:15
30
6:45
6:45
25
7:10
7:16
63
9:23
9:24
10
9:34
9:59
59
10:58
11:04
9
11:13
11:28
5
11:33
11:34
6
12:57
12:59
47
13:47
ゴール地点
ロープウェイを使った登頂なら何度かあるのだが、こちらのルートは初めて。
急な登山道ゆえに、屏風道は登り専用、下り禁止。その意味は歩けばわかる。
鎖が設置され、足を置く場所も整備されたりしているが、何しろ急なルートで、一歩間違えば、ケガをする場所がたくさんあった。
八ッ峰の縦走ルートは、手入れがしっかりしているが、当日は岩が濡れていたり、鎖も濡れていたりと、コンディションは良くなかった。まあ、雪や風が無かったのが救いだった。
新開道は、予想以上に厳しかった。う回路分岐から鎖場を抜け切るまでが、狭い道、傾いた道、急な道の連続で気が抜けない。
中腹に降りて、ようやくホッとしたのでした。
天候 曇り一時晴れ間 時折小雨 終始曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二合目登山口駐車場を利用
途中から、1台しか通行できない狭い道を登ると、15台程度しか停められない駐車場に到着
登山ポストあり、トイレなし
コース状況/
危険箇所等
屏風道は、初心者不可、下山禁止の修験道
渡渉もあるが、普段は大した問題はない。4合目を過ぎると鎖が続き、九合目避難小屋まで急登となる
このルート、話では鎖場は60か所以上に及ぶ鎖好きの人(そんな人いるのか?)にはタマラナイ、刺激いっぱいのルートです😁
鎖に頼らず、周囲の岩を掴んでバランスをとり、腕力ではなく、脚力で登れ・・・なんてことは知っているのだが、体力・技術不足でやっぱり腕力に頼るところがあり、下山後は全身バキバキ🤪の状態だった。腕まで筋肉疲労する有様。
二合目登山口駐車場
ヘッドライト点けて、出発
二合目登山口駐車場
ヘッドライト点けて、出発
すぐ下の沢は、雨が降らなければ問題なく通過できる
すぐ下の沢は、雨が降らなければ問題なく通過できる
修験の路らしいポイントが現れる
修験の路らしいポイントが現れる
少しずつ、明るくなって周囲の景色が見えてきた
2
少しずつ、明るくなって周囲の景色が見えてきた
ブナの大木
この辺りは、紅葉には早いようだ
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ブナの大木
この辺りは、紅葉には早いようだ
時折、小さな沢を通過するが、靴を濡らすほどでもない
時折、小さな沢を通過するが、靴を濡らすほどでもない
目指す山頂部が見えてきた
少しずつ紅葉も鮮やかになってくる
1
目指す山頂部が見えてきた
少しずつ紅葉も鮮やかになってくる
4合目から清滝が見えた
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4合目から清滝が見えた
そして、いよいよ鎖地獄の始まり😱
そして、いよいよ鎖地獄の始まり😱
紅葉も一層鮮やかになってきた
2
紅葉も一層鮮やかになってきた
振り返ると、紅葉に染まる山肌と麓の景色が見えた
4
振り返ると、紅葉に染まる山肌と麓の景色が見えた
鎖は随分昔に設置された物があり、ちょっとビックリ
見た目はしっかりしているが、できるだけ鎖に頼らないように登ることを心掛ける
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鎖は随分昔に設置された物があり、ちょっとビックリ
見た目はしっかりしているが、できるだけ鎖に頼らないように登ることを心掛ける
しかし、こんな急登、ほんとにルートがあるのか?と思ってしまうが、鎖を使ってグイグイ登っていく
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しかし、こんな急登、ほんとにルートがあるのか?と思ってしまうが、鎖を使ってグイグイ登っていく
おや、摩利支天様ではないですか。
どうして、こんなところに??
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おや、摩利支天様ではないですか。
どうして、こんなところに??
すぐ上に、鎮座する場所がありました
多分、冬支度で引っ越したのでしょうか?
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すぐ上に、鎮座する場所がありました
多分、冬支度で引っ越したのでしょうか?
紅葉は美しいが、稜線にはガスが掛かっているのが心配
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紅葉は美しいが、稜線にはガスが掛かっているのが心配
こんな狭い沢と岩の間を登っていく
こんな狭い沢と岩の間を登っていく
疲れ果てたころに、ようやく九合目避難小屋が見えてきた
疲れ果てたころに、ようやく九合目避難小屋が見えてきた
こちらは日陰なので、前回降った雪が少し残っていた
こちらは日陰なので、前回降った雪が少し残っていた
千本檜小屋に到着したら、すぐに営業開始
千本檜小屋に到着したら、すぐに営業開始
ひと休みして、ヘルメットなど装備を整える
ひと休みして、ヘルメットなど装備を整える
相変わらず、ガスが切れない
相変わらず、ガスが切れない
仕方なく、八ッ峰 最初のピークを目指して登り始める
仕方なく、八ッ峰 最初のピークを目指して登り始める
あっさりと地蔵岳に到着
天気の様子を見ながら、腰を下ろして様子を伺う
あっさりと地蔵岳に到着
天気の様子を見ながら、腰を下ろして様子を伺う
次のピークも、ガスの中
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次のピークも、ガスの中
いよいよ鎖の斜度が急になってきた
いよいよ鎖の斜度が急になってきた
二つ目のピーク 不動岳到着
二つ目のピーク 不動岳到着
ここから先は、いよいよ本格的なルートになるので、自信のない方は立ち入らない方がよいでしょう
ここから先は、いよいよ本格的なルートになるので、自信のない方は立ち入らない方がよいでしょう
ふと、雲間からお日様が
右下のルートを這い上がってきた
2
ふと、雲間からお日様が
右下のルートを這い上がってきた
下山は、左下のルートを下る
2
下山は、左下のルートを下る
デカいピークが次々と見えてきた
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デカいピークが次々と見えてきた
次々とピークを越えていく
次々とピークを越えていく
正面の雲間から、初雪を被った越後駒ヶ岳がチラリ
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正面の雲間から、初雪を被った越後駒ヶ岳がチラリ
その先には、中ノ岳もチラリ
その先には、中ノ岳もチラリ
まだまだ、試練は続く
まだまだ、試練は続く
周囲の紅葉を見ながら、順番を待つ
急がない・急がない
ゆっくり・丁寧に進みましょう
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周囲の紅葉を見ながら、順番を待つ
急がない・急がない
ゆっくり・丁寧に進みましょう
いよいよ、鎖場も佳境を迎える
いよいよ、鎖場も佳境を迎える
大日岳への垂直に近い登り口
ここは、いつも緊張する
大日岳への垂直に近い登り口
ここは、いつも緊張する
登ってしまえば、紅葉も見えて絶景です
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登ってしまえば、紅葉も見えて絶景です
お久しぶりです
中々、来ることはできませんが、達成感はいっぱい
2
中々、来ることはできませんが、達成感はいっぱい
全山紅葉真っ盛り
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全山紅葉真っ盛り
大日岳からは、急な下りが2つ続く
鎖にぶら下がらないと、下れない
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大日岳からは、急な下りが2つ続く
鎖にぶら下がらないと、下れない
入道岳を目指して歩く途中で、ようやく姿を現した越駒
かっこええ〜
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入道岳を目指して歩く途中で、ようやく姿を現した越駒
かっこええ〜
目指す入道岳、その後ろには中ノ岳
う〜ん、ガスがどんどん湧いてきて、進む気力が無くなった。
入道岳に行っても、狭い山頂で見えない景色になってしまいそう。
別にピークハントが目的じゃないからと、この場所で越駒見ながらモグモグタイム。
結局、ガスが切れないので、ここで引き返します
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目指す入道岳、その後ろには中ノ岳
う〜ん、ガスがどんどん湧いてきて、進む気力が無くなった。
入道岳に行っても、狭い山頂で見えない景色になってしまいそう。
別にピークハントが目的じゃないからと、この場所で越駒見ながらモグモグタイム。
結局、ガスが切れないので、ここで引き返します
大日岳からの下山に格闘中の方々
頑張ってね〜
少し岩や鎖が濡れた状態なので、滑りやすいのが怖い
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大日岳からの下山に格闘中の方々
頑張ってね〜
少し岩や鎖が濡れた状態なので、滑りやすいのが怖い
分岐を下ると、急な梯子が延々と続く
分岐を下ると、急な梯子が延々と続く
途中でう回路に行かず、新道で下山します
この頃から、ガスは濃くなり、少し小さなあられも混じる
途中でう回路に行かず、新道で下山します
この頃から、ガスは濃くなり、少し小さなあられも混じる
予想以上に滑りやすく、狭い道に閉口しながら、滑落しないように注意しながら、ガスの中を抜けた。
小雨交じりだが、すぐに止んだ
この先には、もう鎖場はない
4
予想以上に滑りやすく、狭い道に閉口しながら、滑落しないように注意しながら、ガスの中を抜けた。
小雨交じりだが、すぐに止んだ
この先には、もう鎖場はない
急斜面だが、周囲の木や草を掴んで下り続ける
3
急斜面だが、周囲の木や草を掴んで下り続ける
中腹は紅葉真っただ中
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中腹は紅葉真っただ中
赤やオレンジが綺麗
3
赤やオレンジが綺麗
上も下も
次第に黄色が濃くなる
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次第に黄色が濃くなる
稲荷様にご挨拶
杉林が出てくると平坦路に変わり、林道に合流した
杉林が出てくると平坦路に変わり、林道に合流した
無事、駐車場に戻った
お疲れ山でした
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無事、駐車場に戻った
お疲れ山でした

感想

雪に閉ざされてしまう迄に、紅葉の八海山を屏風道で登ってみたいと今年の宿題としていた。
既にちょっと雪が降ったようなので、ガスに包まれた稜線の状況が心配であったが、積雪はなく、無事に通過できた。他の越後駒ヶ岳や中ノ岳は既に白く衣替え。
麓では、越後三山が3回降雪すると、麓にも雪が降るという時期になるようで、この先登山するには、難しくなってくるようだ。

八ッ峰を1/3程進んで、少し休憩しながら他の人の動きを観察していたが、なんとこの危険な鎖場地帯で、両手にトレッキングポールを使いながら、登って来た人がいた。ポールを両手にブラブラさせながら、鎖を掴んで登って行く姿に呆れ返ると同時に、何て危険なことしてんだとビックリした。

流石に動き難いからか、ピークに登ったら片付けたけど、ザックに外付けでくくり付けた何とも危なっかしいスタイルだったで、近づき過ぎないように、少し距離を取って進む事にした。
事故になってからでは遅いので、コースに合った装備で、安全な登山を目指してほしいと思う。

そんな自分も、岩に手や足をぶつけて、少し痛みが残ってしまった。
鎖場では、前方を下る人がプチスリップして、周囲から悲鳴があがるなど、気が抜けないルートの連続。八海山恐るべし!



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