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Yamareco

記録ID: 4868422
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

檜洞丸(R18)

2022年11月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:22
距離
13.8km
登り
1,401m
下り
1,396m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:37
合計
6:22
6:16
6:22
72
7:34
7:36
55
8:31
8:37
37
9:14
9:15
6
9:21
27
9:48
10:05
12
11:02
37
11:39
11:40
29
12:09
12:12
5
12:18
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

今回はずっと行けなかった西丹沢へ
しかも檜洞丸
自分が相手にできるかどうかかなり不安だったので
事前にレポートや動画など参考にして予習
不安と期待が入り混じる

いつものように深夜に出発し5時ころに西丹沢ビジターセンターに到着
既に車が6〜7割 とりあえず仮眠
そして 朝飯取りながら準備
空が明るくなって出発
しばらくはキャンプ場の脇を歩いていくので心配なし
30分位歩いたところで用木沢出会に到着
ここから山道に
先日、登山道の上から熊が降ってくるという話題のYouTubeを見たせいで
しばらくは上ばかり気になる 当然熊鈴は2個!
熊も出るけど丹沢だから鹿も出るかもと落ち着かない

沢沿いを犬越路まで歩いていく事になる
徒渉もあり枯れ沢を歩く所もあり色々
ただ 自然の力は凄い まあ 道が荒れている
階段が崩れる 落ちている 道がザレている……
でも そんなのでも楽しい
色々考えて安全に歩いていく 
少しずつ空が近づいてきたな〜と思ったら
「避難小屋まであと200m」の標識
犬越路に着いた
誰かが「いぬこえろ」と呼んでいたのを思い出して笑ってしまった
ホントは「いぬこえじ」だけどなんか「いぬこえろ」がツボにはまった(笑)

さてここからは今回のコースのメインイベントが始まる
稜線歩きだが梯子あり鎖場・岩場に痩せ尾根と
自分にとってはなかなかギリギリの感じ
気合を入れつつ歩き出す
が 右手を見ればご褒美富士山が!
ほっこりしつつ先に進む
まずは 小笄・大笄へ 今回の核心部 
自分が一番心配しているところ 登れるのか⁉

しばらくは痩せ尾根を歩きつつ富士山の眺望などを楽しみながら歩いていくと
調子に乗っていたのか洗礼を食らう
後で確認したらホントに単純なミス
目の前に現れた壁のような岩場を前に薄いトレースの方へ
しかし 5mも歩かない内にルートあなくなる
どう考えてもルートが無い!
正規のルートならば下ってくるはずなので
もっとしっかりとトレースがあるはずなのに……
一瞬焦る「行動不能」「遭難」
まずは周りを確認 やはりルートではない
ミスしている事は明らか 
足場を確認しながら戻る(ここでは正規ルート迄戻り切れていなかった)
手がかり足がかりを探し 何とか上に上がれそうなところを選び
かなり強引に這い上がる
と…… 横に 正規ルートが!
全然違う 危なくない正規ルートがそこにあった
自分の愚かさに笑うしかなかった
周りをきちんと確認すれば安全に登れていた
改めて確認すると 左に回り込めばよかったのに
進行方向の前ばかり気にし過ぎて
あるはずのないルートを自分で作ってしまっていたようだ
ここで 一度気を取り直し 気合を入れて歩きなおす

ここからは 岩場や鎖場やらがやってくる
苦手な部類だか3点支持を意識して確実に登っていく
所々 浮く岩もあり肝を冷やす
もう緊張のしっぱなしで身体も頭も熱い
強風で気温もそんな高くないけど半袖で十分(笑)
時々富士山みて 這い上がっているうちに
小笄と大笄をいつの間にか越えてしまっていた(笑)

矢駄尾根の分岐の所で撮影クルーと出会う(多分N○Kかな)
少しずつ目指す檜洞丸が近づく
何となく あそこかな〜という感じの
ラスボス感のある山容が見えてきた
強風に煽られつつ下って上り返す
丹沢名物の階段を上がっていくと
檜洞丸に到着
なんかとても達成感があり 落ち着いてしまった
補給を摂りつつ小休止
ぞくぞくと人が上がってくる
ツツジ新道から犬越路に行く人
蛭ヶ岳方面へ行く人 蛭ヶ岳から下りてくる人……

ツツジ新道で下る
しばらく 正面に富士山を見ながら下っていく
ツツジ新道もかなか
ここを上がってくるのは大変だろうけど
こっちの方が自分は良い 上りも下りも(笑)
犬越路への下りのルートは取らないな〜と思いながら下る
ここからは 紅葉を楽しみながら下る
結構がつがつ下らせるところもある
少しずつ高度を下げ 沢の音が大きくなってきたら
ゴーラ沢出会に到着

真っ白な石がごろごろと広がっている広い沢に出る
徒渉を無事終えるとあとは緩い下りを歩いていく
少しずつ今回の山行が終わってしまうな〜と
思っていたら
ルートの少し下の方にカモシカが!
「何か?」というような顔をしてじ〜〜〜〜〜っとこっちを見ている
写真だけ取って静かにお別れ
最後の最後になんかご褒美をもらった感じ

あとはズンズン下っていったらいつの間にか道路が見えた
西丹沢ビジターセンターまで歩いて終了
自分にとって色々と勉強になったバリエーションにとんだ山行になった

120/160

5:3%
4:38%
3:42%
2:15%
1:2%

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