徳和から乾徳山周回
- GPS
- 04:10
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:08
天候 | 曇り、微風・無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下の岩場は鎖がかかっているが、これを利用すれば特に問題なく進める。また迂回路も用意されている。迂回の下山道は傾斜が急なので滑落や転落、落石などに要注意。 |
写真
感想
徳和の駐車場には7:42に到着。上の駐車場は時間が遅いためやはりいっぱいだったので、下の広いところを利用。ここはまだガラガラだった。気温は8℃と低めだったが、風がないので寒さはほとんど感じなかった。準備の後7:50に行動開始。今回も道満尾根を登るルートを選ぶ。初めは徳和の集落を歩く。明るい時間帯にここを歩いたのは初めてかもしれない。車道を登り獣害除けの柵を過ぎると登山道の入口があった。いきなりの急登が始まる。駐車場にはクルマが多かったので、ハイカーの姿を見掛けるかと思ったが、全然見掛けない。皆違うルートを取ったのか、それともここは下りで利用するのかもしれない。無人の尾根道を進む。傾斜はあまり変わらないが急なので息が切れる。それでも貸し切りなので自分のペースで進めるのがとても良い。紅葉は、一部きれいなところもあったと思うが、空が曇天なので映えなかった。8:34に道満山到着。ここまで誰も見掛けず。紅葉はしていたが写真のみで通過。この先は一部アップダウンがなく平坦な道になったり、林道と交差しながら距離を伸ばす。相変わらず誰もいないのは変わりない。樹林帯歩きなので展望はなく、紅葉くらいしか見るものがないが、それも標高が上がるに連れて落葉してしまい、見るものがなくなる。枯れ葉を踏みながらマイペースで進むしかない。樹林が切れ月見岩付近に出ると、先に見えるはずの乾徳山の山頂方向がガスに巻かれていた。思っていた以上に天気が良くないが、雨はなさそうなので良しとしよう。月見岩付近で今日初めてのハイカーの姿を見掛ける。高原ヒュッテから上がってきたのだろうか。扇平は休憩適地だが、今日は涼しいし水分補給の必要がなかったので素通り。カロリーも補給しない。このあたりからハイカーを多く見掛けるようになる。そして岩場では少し渋滞していて待つこともあった。待つ間にストックはザックにしまう。駐車場にあったクルマの数と比べたら、山中で見掛ける人の数は少ないように思えた。鎖場をこなしつつ進み、最後は山頂直下の長い鎖場を過ぎて山頂に到着。10時ちょうど、出発から2時間10分で到着した。山頂付近はガスで展望はなし。天気が今ひとつのせいか、山頂周辺で休憩している人も少なかった。狭い山頂なのであまり人が多いと写真すら撮れないのだが、今日に限っては写真も撮り放題だった。但しガスの写真しか撮れなかったが。
山頂にいてガスが取れるのを待っても良かったが、どうもそれはなさそうなので、山頂滞在5分程度で下山を始める。しばらくは岩場が続くのでストックは出さず。ハシゴや鎖をこなして進む。反対から歩いてくる人もいないので、急かされることもなかった。山頂から10分ほど進むと下山路の入口が出てきた。いつも見落としたか?と不安になった頃に出てくるのが分岐だが、これだけ道標がしっかりしていれば見落とすことはないだろう。この先は等高線を突っ切るように下る。足下が悪いところが多く落石注意。この区間はペースを上げて飛ばすよりも、安全第一で下るしかない。時折登りのハイカーともすれ違う。ここはおっかなびっくり下るよりも、登りで利用したほうが楽かもしれない。急傾斜に注意しつつ進むと次第に傾斜は緩くなる。高原ヒュッテが近くなる。ヒュッテは10:55頃に到着。外観の写真のみで通過。ヒュッテ前は枯れ葉が敷き詰められた平坦地が多く、ここでキャンプしたら快適だろうと思われた。ここから先も傾斜は急なところが続くが、難しい核心部は終わった感じ。それよりもここからは紅葉がきれいだった。歩き易いルートが続くので、ペースを上げて歩くも、きれいな紅葉に釘付けにされ、足止めすることが多かった。せっかく来たのだから紅葉くらいは見ないと。紅葉ゾーンが過ぎると樹木は再び青くなっていった。標高が下がれば紅葉はまだこれからのところが多かった。良く整備されたルートを下って林道に到着。あとは駐車場まで歩くだけ。林道に至っても所々で紅葉はしていて、やはり立ち止まって写真を撮って進む。林道がアスファルト道路になると集落が再び見え始め、駐車場が近くなる。橋を渡り少し下って駐車場に11:55到着。朝よりはクルマの台数は増えていたが、それでもまだ空きは十分だった。この広大な駐車場がいっぱいになるときもあるのだろうか。
10km超の周回コースを4時間程度で歩いてきた。終日曇りで展望はなく、その点は残念だったが、山腹の紅葉はきれいで来た甲斐はあったと思う。もちろん青空のほうが良かったが、贅沢は言えない。今日は周回中、座って休むことが一度もなく、持参した1リットルの麦茶や行動食のパンなどは手付かずだった。気温が低くて涼しかったのが一因だろう。
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