【仙丈ケ岳】四度目の正直で女王様に跪け！（北沢峠⇔仙丈ケ岳）

2022年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,152m
• 下り: 1,142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:51

距離 10.5km 登り 1,155m 下り 1,152m

9:03 北沢峠
9:28 9:29 北沢峠・長衛小屋分岐
10:13 10:18 薮沢大滝ノ頭
11:23 小仙丈ヶ岳
12:10 仙丈小屋分岐
12:22 13:00 仙丈ヶ岳
13:11 仙丈小屋分岐
13:35 13:37 小仙丈ヶ岳
14:07 14:10 薮沢大滝ノ頭
14:39 北沢峠・長衛小屋分岐
14:54 北沢峠

dai_tが標高2700mを越えると体が重たくなって時間がかかっています。どうもここ数年、2700mが境目。かと言って高山病というわけでもなく、体が重たくなって進みが遅くなるだけ。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆行き
SeaRex2-kazu2は駒ヶ根の宿泊場所から45分。
dai_tは中央道諏訪南ICから約1時間。杖突峠の紅葉がいい時期。

仙流荘駐車場は上下の2段。手前の下段はすでに満車で上段に駐車。上段はさすがにこの時期はだとガラガラ。
駐車場料金1,000円。下山時のバス下車時に集めるシステム。

南アルプス林道バス
08:05 仙流荘
09:00 北沢峠
1台での運行。それなりに一杯。

◆帰り
南アルプス林道バス
15:00 仙流荘
15:45 北沢峠
1台での運行（前に1台出発していたような・・・）。やはり、それなりに一杯。

SeaRex2-kazu2は中央道諏訪南ICから自宅に帰宅。
dai_tは伊那市内のルートイン伊那宿泊。仙流荘から約30分。

コース状況／危険箇所等

・馬の背コースはすでに冬季閉鎖中です。
・雪（氷）で滑るの以外は、よく整備されて歩きやすい道。
・2500mを過ぎると周りに雪が出てきます。6合目を過ぎると登山道にも雪。踏み固められて雪というよりは氷。
・小仙丈ケ岳でチェーンアイゼン装着。チェーンアイゼンがベストなコンディション。数日前のレコでは深いところで脛まで踏み抜きとのことでしたが、踏み固められてまったく踏み抜きなし。ゲイターを装着していきましたが、出番なし。
・仙丈ケ岳までにそれなりの人を抜いたはずが、山頂で会った方、山頂からの下りでのすれ違いが少なく計算が合わない・・・小仙丈ケ岳あたりまでの方も、それなりにいたのか。
・また雪が降ると一気にコンディションが変わると思います。もう冬山ですね。

写真

11/5 9:00

第2便のバスで北沢峠から出発！

11/5 9:16

一合目。

11/5 9:24

天気がいい樹林帯を進みます。

11/5 9:30

二合目。各合ごとに標識があるのかと思っていたら、ここから先はそうわけでもないみたい。

11/5 9:49

鉄階段もあり。よく整備されています。

11/5 10:02

四合目。

11/5 10:17

四合目を過ぎると、ボチボチ木々の間から景色が見えるように。まずは北岳。

11/5 10:18

馬の背方面との分岐。馬の背はすでに冬季閉鎖中です。

11/5 10:19

陽が差し込んで、なんとも幻想的。

11/5 10:28

2500mを越えると雪が出始めてきました。

11/5 10:31

振り返ると木々の間から景色が見えるように。アサヨ峰。

11/5 10:32

鳳凰三山。

11/5 10:32

後方にはプリンス甲斐駒ヶ岳。そういや、「南アのキング」って聞いたことがないな。

11/5 10:39

六合目。ここでいったんチェーンアイゼンを付ける。が、結果的にはすぐに外すことに。

11/5 10:40

六合目ではボチボチ森林限界。さらに開けて甲斐駒ヶ岳にアサヨ峰。

11/5 10:40

甲斐駒アップ。ちと雲が多め。

11/5 10:45

鳳凰三山にアサヨ峰。

11/5 10:45

甲斐駒の雲が取れたタイミング。

11/5 10:48

小仙丈ケ岳に向かいます！小仙丈ケ岳までは雪があったり、なかったり。

11/5 10:51

再び北岳が見えてきました。

11/5 11:01

雲の奥に富士山お目見え。雲に隠れ気味でワン・ツー・スリーとはいかず。

11/5 11:18

小仙丈ケ岳到着！女王様がお目見え！

11/5 11:18

堂々たる山容。まずは跪いてご挨拶。って、チェーンアイゼンを履くためにかがんでいただけの、不敬野郎だったりする。

11/5 11:18

ここまで来ると北岳と間ノ岳も姿を見せてくれます。

11/5 11:19

南ア中南部は雲の中。

11/5 11:35

正面の女王様はうっすらと白いドレスをまとって・・・てか、まだ下着だな。

11/5 11:36

間ノ岳が雲の中に。どうも南側から雲が押し寄せてきているっぽい。

11/5 11:39

女王様はまだいい天気。

11/5 11:43

富士山の雲が取れてワン・ツーが並んで見えました。が、このタイミングでは間ノ岳が雲の中で、ワン・ツー・スリーはならず。

11/5 11:46

八合目。あとちょっとですが、この辺りに来ると体が重たくてペース激落ち。

11/5 11:49

小仙丈ケ岳を振り返って。奥にちょっと見えているのは八ヶ岳かな。

11/5 12:02

山頂が見えてきて、最後のビクトリーロード！

11/5 12:08

天気もなんとか持ってくれそうな感じ（結果的には、そんなこたあなかった）。

11/5 12:18

山頂には人がいっぱいいるのが見えます。

11/5 12:19

藪沢カール。下部には仙丈小屋。雪崩が届かない絶妙な位置に建っていそう。

11/5 12:21

さて、最後の登り。

11/5 12:25

山頂！遅かったみたいでガスガス。「お前のような下郎が来る場所ではないわ！」ってことみたいです。

11/5 13:17

しばらくお昼ごはんで山頂にいましたが、残念ながらガスが取れる様子もなかったので下山します。

11/5 13:23

少し下りたら景色が出てきました。山頂付近だけガスだったみたいですね。この後は15:00のバスに間に合わせるべく、サクサクと下山。

11/5 14:57

15:00のバスにぴったり間に合いました！

11/5 15:38

南アルプス林道は紅葉がきれいでした。

11/5 15:41

山肌がすげぇ！

11/5 15:45

夕陽に照らされていい色合いでした。

11/5 15:49

最後に秋の名残りを楽しむことができました。

撮影機器：

NIKON D3300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ザック(40ℓ) ザックカバー クッカー ガスボンベ コッヘル 昼ご飯 非常食 水 レインウェア ソフトシェル ゲイター 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル 携帯バッテリー

感想

dai_t

関東からは比較的行きやすい仙丈ケ岳。
百名山があと片手で数えるまで来ていたのに、まだ未踏。

どうにも相性が悪い山で、途中リタイアだったり、近くまで来ていて直前の予定変更×2だったり。
まあ、いつでも行くことができるから、と後回しにしていたら行く機会がなかったというのの典型的。
ちょうどボチボチ・・・と思っていたところに、SeaRex2-kazu2さんが仙丈ケ岳に行こうかと思っているということで、日程調整して乗っかりました。
かくして百名山96座目にして、四度目の正直で仙丈ケ岳へ。

徐々に弱い冬型が緩む予報ということもあり、始発のバスではなく2便目で出発。
結果的には山頂はガスガス・・・
どうにも相性の悪さを発揮。
女王様に跪きこそしましたが、下郎に用はないようで。
始発のバスだと山頂の景色を拝むことができた模様。
なんだかんだ、標高の高いところは早めに行くに限りますね。

それでもまあ、登っている途中にいい景色を拝むことができましたし、バスの中から南アルプス林道の紅葉を楽しむこともできましたので、まずまず満足。
山頂の景色だけは宿題になりましたので、2巡目の百名山で登りに行くとしよう。