仙北街道①(大寒沢登山口〜栃川落合)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 585m
- 下り
- 585m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
普通車では底を擦ることあり |
写真
感想
ずっと行ってみたかった仙北街道を歩いてみた(何故かログ取れず💦 、 8.5km 、 6時間)
もともとは、6里・24kmの道程だが、ブナ原生林を縫う古道は、その約半分、13km
栗駒焼石ほっとラインから大寒沢林道へ、5km、20分ほど走り大寒沢登山口へ(沢水の誘導路で段差があり、車がかわいそうだった💦)
登山口は車は7〜8台は停めれそう
登山道は最初は見通しの良いブナ林をゆく
まもなく急登がはじまり、30分ほどで本来の仙北街道(下嵐江からの道)との稜線分岐に出る
稜線をしばらく歩くと太胡桃山(934m)に登る
頂上からは、雪を纏った焼石岳や栗駒山を望むことができた
そこからは、道幅の広いマタギ坂を下りひたすら高度を下げて行く
しばらくすると、ツナギ沢の渓流に出て、沢沿いを進む
ツナギ沢は結構な水量で流れている(夏場は水量がかなり多いようだ)
多少のアップダウンを繰り返し登って行くと、再び急登を下って、栃川落合に出る
ツナギ沢も栃川も滑岩が多く、渡渉には足元が滑りやすい(栃川は胆沢川支流の小出川の支流)
ここから先が、滝などの景観が素晴らしい核心部分のようだが、今日は栃川落合までとし、ここで昼食とした
下山は来た道を引き返すが、太胡桃山だけは当時、牛馬用に開いたトラバース道を迂回した
帰ってきて、街道を歩いた方々のブログに改めて目を通すと、良くこんな山道を切り開いて、歩いて荷物を運んだものだと感心させられるとともにロマンを掻き立てられる
来年は、柏峠などの核心部分を歩いて秋田まで行ってみたいものだ
参考)
仙北街道は、仙台藩と秋田藩を結ぶ最短ルートとして奥羽の歴史に登場したのが宝亀7年(776)。何と1200年余りの歴史を持つ。岩手県側では「仙北街道」、秋田県側では「仙北道」あるいは「手倉越」と呼んだ。この古道の魅力は、ただ歴史が長いというだけではない。一帯は、1990年3月、白神山地や八幡平玉川源流部とともに、栗駒山・栃ケ森山周辺森林生態系保護地域に指定されている。そのど真ん中を横断し、現在もなお開発から逃れて、ほぼ昔のまま現存している。つまり現代に残された「奥の細道」あるいは「奇跡の古道」とも言えるだろう。
「千二百年の古道・仙北道をゆく」から
https://www.akita-gt.org/walk/160/senbokudo.html
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来年も楽しみです。
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