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Yamareco

記録ID: 488761
全員に公開
ハイキング
白山

白山五峰めぐり−迷惑なオミヤゲあり

2014年08月02日(土) ~ 2014年08月03日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
18:13
距離
36.4km
登り
2,839m
下り
2,855m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:59
休憩
0:21
合計
9:20
距離 17.9km 登り 2,078m 下り 822m
4:57
215
8:32
8:50
136
11:06
11:07
130
13:17
13:19
58
14:17
宿泊地
2日目
山行
7:48
休憩
1:05
合計
8:53
距離 18.5km 登り 779m 下り 2,038m
5:12
49
宿泊地
6:01
6:02
74
7:16
7:29
74
8:43
9:30
73
10:43
10:44
56
11:40
11:43
90
13:13
52
14:05
ゴール地点
天候 8/2くもり時々晴れ、8/3くもり時々雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬駐車場(4時半到着で満杯一歩手前という感じ)
コース状況/
危険箇所等
釈迦新道・・・釈迦岳を過ぎたあたりに崩落跡。
       すぐ脇に通路が作られているが、ちょっと心許ない。
南縦走路・・・大屏風あたりは道の状態は悪くはないが、さすがに緊張。
三ノ峰〜六本檜・・・剣ヶ岩までの急坂は慎重に。一か所崩落部あり。
六本檜以降・・・杉峠までは概ね良好。杉峠からの下りは道幅の狭い部分もあり要注意。
釈迦新道と白山禅定道への入口。別当へ向かう満員のバス数台に抜かれながら辿り着く。
釈迦新道と白山禅定道への入口。別当へ向かう満員のバス数台に抜かれながら辿り着く。
白山釈迦岳までもう少し。左手の崖の上が釈迦岳前峰っぽい。
白山釈迦岳までもう少し。左手の崖の上が釈迦岳前峰っぽい。
釈迦岳前峰からこんもりした大汝峰と、岩々しい御前峰。
釈迦岳前峰からこんもりした大汝峰と、岩々しい御前峰。
釈迦新道もいろんなお花がいっぱい。名前はさっぱり。
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釈迦新道もいろんなお花がいっぱい。名前はさっぱり。
七倉の辻から四塚山。いたずらをした猫を閉じ込めたという塚が見えるが、わざわざここまで連れてきて閉じ込めることもなかろうに。
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七倉の辻から四塚山。いたずらをした猫を閉じ込めたという塚が見えるが、わざわざここまで連れてきて閉じ込めることもなかろうに。
七倉の辻から大汝峰。この時点では、巻き道を行くことに決定している。「白山五峰め・ぐ・り」だから。登頂目的ではないのだから。
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七倉の辻から大汝峰。この時点では、巻き道を行くことに決定している。「白山五峰め・ぐ・り」だから。登頂目的ではないのだから。
大汝の巻き道から御前峰方向。御宝庫が突出して見えている。
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大汝の巻き道から御前峰方向。御宝庫が突出して見えている。
お池めぐりコースの途中で昼食。場所はやっぱり別山が正面に見えるところを選んだが、雲がかかってきてしまった。
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お池めぐりコースの途中で昼食。場所はやっぱり別山が正面に見えるところを選んだが、雲がかかってきてしまった。
室堂から御前峰。今回は登頂しなくてもいいんです。「め・ぐ・り」ですから。
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室堂から御前峰。今回は登頂しなくてもいいんです。「め・ぐ・り」ですから。
弥陀ヶ原からエコーラインで南龍ヶ馬場をめざす。14時前だが、既に沢山のテントが。その右手には、明日の朝一番に登らなくてはならない油坂がくっきり。
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弥陀ヶ原からエコーラインで南龍ヶ馬場をめざす。14時前だが、既に沢山のテントが。その右手には、明日の朝一番に登らなくてはならない油坂がくっきり。
二日目の朝。この時は、「天気もちそうかな?」と期待したのだが。
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二日目の朝。この時は、「天気もちそうかな?」と期待したのだが。
油坂の頭を過ぎてお花の写真を一枚。御覧のとおり、ガスというか霧雨で視界は悪い。
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油坂の頭を過ぎてお花の写真を一枚。御覧のとおり、ガスというか霧雨で視界は悪い。
西側は比較的ガスも少なくよく見渡せる。別当出合の駐車場が見えるが、規制中なのでガランとしている。
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西側は比較的ガスも少なくよく見渡せる。別当出合の駐車場が見えるが、規制中なのでガランとしている。
今回、一番気になったお花。昨夜、南龍のビジターセンターでのスライドで観た気がするが、名前は覚えていない。釈迦新道にも同じ花がいっぱいあったような。
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今回、一番気になったお花。昨夜、南龍のビジターセンターでのスライドで観た気がするが、名前は覚えていない。釈迦新道にも同じ花がいっぱいあったような。
大屏風あたりから御前峰を振り返る。室堂やエコーライン、砂防新道が確認できる。結構歩いて来たなぁ。
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大屏風あたりから御前峰を振り返る。室堂やエコーライン、砂防新道が確認できる。結構歩いて来たなぁ。
ガスで真っ白の別山に到着。既に5人ほどの人がおられた。三ツ谷から登り三ノ峰避難小屋で一泊されたという方から登山道の情報をいただく。
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ガスで真っ白の別山に到着。既に5人ほどの人がおられた。三ツ谷から登り三ノ峰避難小屋で一泊されたという方から登山道の情報をいただく。
御手洗池の水は少なくなっていた。雨が降れば、また回復するのかな?
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御手洗池の水は少なくなっていた。雨が降れば、また回復するのかな?
六本檜から三ノ峰方向を振り返る。三ノ峰避難小屋でお会いしたお二人は、別山まで行かれただろうか。
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六本檜から三ノ峰方向を振り返る。三ノ峰避難小屋でお会いしたお二人は、別山まで行かれただろうか。
杉峠までの道には何本もの檜の大木があった。中でもこの一本は容が凄い。
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杉峠までの道には何本もの檜の大木があった。中でもこの一本は容が凄い。
ヘリポートにはヘリがおりません。出動中でしょうか?
ヘリポートにはヘリがおりません。出動中でしょうか?

感想

御前峰、大汝峰、剣ヶ峰の三峰に別山、三ノ峰を加えて白山五峰というらしい。
七月の三連休に予定していた白山五峰めぐり。
天気予報がいまいちで翌週に延期するも、再度延期。
二日の土曜は曇りのようだが日曜は晴れる、との予報で決行することにした。

4時半ごろ市ノ瀬に到着すると既に車は一杯。なんとか一番奥に駐車できた。
とぼとぼと車道を歩いていると、満員状態のバスが数台追い抜いていく。
禅定道の登山口を過ぎると、延々と続く林道。
テント泊装備のザックの重みが足にズシンとくる。

釈迦岳前峰までは、ゆっくりペースを心がけ、余計な休憩も入れずに登れた。
ここで追いついてきた御夫婦は、日帰りで禅定道を下るらしい。
「すぐに追いつかれます」と御謙遜されていたが、
先発してもらってよかった。すぐに見えなくなってしまう。

一旦下って七倉の辻までの登りがつらかった。
途中、20人近いトレラン集団が追い付いてきて道を譲る。
この時点で大汝峰、御前峰への登頂は断念。

お池めぐりコースの途中、別山が目の前に見えるポイントで昼飯。
その後室堂ではトイレだけ借りて休憩なし。
弥陀ヶ原からエコーライン経由で南龍ヶ馬場へ向かう。
既に沢山のテントが花開いていたが、なんとか場所を確保してテント設営。
テントの中でゴロゴロしていると、
6時半からお花についてのスライドショーがあるとのこと。
することもないので見に行ってみた。

明けて二日目。日の出の頃は青空も見えていたのに、
出発する頃にはガスというか霧雨。
油坂で既に戦意喪失、大屏風でビビりまくり。
別山に到着するも真っ白の世界。
黙々と三ノ峰避難小屋を目指す。

時間と体力が許せば、避難小屋にザックをデポして、
サブバッグで一ノ峰まで往復してやろうと思っていた。
時間はありそうだが、体力的には厳しいかも。
それにもまして、この天気ではモチベーションがあがらない。
昨秋、寝坊して出発が遅れ、一ノ峰で引き返した美濃禅定道をつなげたかったが、
これはまたの機会にとっておく。

三ノ峰からの急坂を下り、六本檜に到着。
ここからは、お初の杉峠方向へ。
細かなアップダウンを繰り返し、
何本かの檜の大木と出会いながら杉峠に到着。
この高度は蒸し蒸しと暑く、展望もいまいちで精神的にキツイ。

杉峠からの下りも前半はなかなか高度が下がらずヤキモキ。
登山道は明瞭だが、道幅が狭く慎重に下っていく。
なんとか無事に三ツ谷の登山口に到着した。
最後もまた林道をとぼとぼ、白山公園線をとぼとぼ歩いて市ノ瀬に。

家に帰って風呂に入ると、予期せぬオミヤゲを発見。
右足のふくらはぎに黒い突起物が。
「かさぶたか?」と思ってよく見たら、マダニのようだ。
二日間、常に長ズボンを穿いていたのだが、いつ?どこで?
翌日、会社に遅刻の連絡を入れて医者に行ったら
麻酔を打って、切って取り除いて二針ほど縫うと。
「マ、マジですか?」
感染症の予防のため、2種類の抗生物質を処方された。
さて、1週間後、発熱や下痢がきませんように。

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コメント

ダニむちゃくちゃ怖いです
お邪魔いたします。
ダニちゃん、どの辺にいそうな感じでしたか?
ヤブっぽいところありましたか?
教えていただけると嬉しいです。

紫色の気になるお花はタテヤマウツボグサですよ〜。
白山が西南限といわれる植物の一つです。
2014/8/5 22:20
Re: ダニむちゃくちゃ怖いです
ヤブっぽいところはなく、
定かではありませんが、たぶん二日目に噛まれたのだろうと思っています。
雨のせいで下草の水滴がズボンの裾や靴に触れ、
ぐちょ濡れになった靴下を脱いでしぼったのが2回。その時かも?
場所は別山平の御手洗池前と、三ノ峰避難小屋です。

感染症を引き起こす病原体をもっているヤツに当たった時は、
宝くじを買ってみようと思います。
そのくらいの確率だろうと勝手に考えております。
不安を煽ってしまったようで、申し訳ないです。

お花の名前、ありがとうございます。
2014/8/6 0:40
はじめまして
大周回コースですね。素晴らしいです。
僕も同じ日に南竜でテントでした。
なんと南竜のスライドショーでもご一緒だったようです。
また何処かでお会いできることを楽しみにしています。
2014/8/5 22:59
Re: はじめまして
windnaoさん、はじめまして。
レコを読ませてもらった後、テン場で撮った写真を確認したら
迷彩柄のテントが写っておりました。

スライドショーでは、最前列右端に座っておられたのでは?
中学生の娘さんとご一緒、とのことでしたので。
私はそのすぐ後ろに座っておりました。
超ニアミスだったのですねぇ。
2014/8/6 0:53
プロフィール画像
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