御飯岳・破風岳・土鍋山・老ノ倉山(毛無峠)
- GPS
- 06:26
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:47
05:54 御飯岳登山口
06:06 毛無山 06:14
07:13 御飯岳山頂 07:21
08:17 毛無山 09:24
08:26 毛無峠 08:41
08:44 破風岳・土鍋山登山口
09:14 土鍋山/破風岳分岐
09:19 破風岳山頂
09:29 土鍋山/破風岳分岐
09:36 五味池分岐 10:35
---五味池方面へ入ったが途中で引き返す(往復ロス1時間)---
10:38 土鍋山(山頂標識) 10:49
11:20 土鍋山/破風岳分岐
11:45 毛無峠 11:50
---車移動---
12:02 老ノ倉登山口
12:11 老ノ倉山山頂 12:24
12:35 老ノ倉登山口
天候 | 晴れ(6:00毛無峠−3℃、7:15御飯岳0℃、10:40土鍋山24℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(都内−毛無峠:254km) (鬼押ハイウェー、万座ハイウェー:有料道路通行料金) 峰の茶屋→万座温泉 夜間無料 ■復路:毛無峠−県道466号−<万座温泉>−浅間白根火山ルート−<碓氷軽井沢IC>−上信越自動車道−<藤岡JCT>−関越自動車道−<大泉IC>−東京外環自動車道−首都高速−都内 (鬼押ハイウェー、万座ハイウェー:有料道路通行料金) 万座温泉→三原 1,070円 三原→鬼押し出し 370円 鬼押出し→峰の茶屋 280円 ■駐車場1:毛無峠 マップコード 341 369 815*60 毛無峠に駐車場と呼べるものはありませんが、駐車できるスペースはあります。御飯岳登山口周辺に10台程度、破風岳登山口周辺に5台程度、2カ所に駐車が可能です。トイレや登山ポスト、自販機などはありません。 ■駐車場2:老ノ倉山登山口 マップコード 341 489 022*22 毛無峠から県道112号線を戻り、万座温泉からの県道466号の交点を僅かに進んだ右側に駐車スペースがあります。詰めて5〜6台のスペースです。登山口は駐車スペースの中程ですが、入口の標識はなく、薮で判りにくいかも知れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■冬季通行止め 県道112号線(大前須坂線)は老倉ー毛無峠間が2022年11月11日(金)より2023年5月19日(金)まで冬季閉鎖となります。 万座温泉からの県道466号線(牧干俣線)も閉鎖になるようですが、大前須坂線交点から先が閉鎖されるので、毛無峠へは車で入れません。 ■毛無峠ー御飯岳 毛無峠から毛無山に登り、一旦御飯岳の鞍部に下った後、御飯岳へ登り返します。毛無峠から毛無山への登りは、かつての製錬ガスの影響かほとんど木々はなく360度の展望です。鞍部への下りは笹原ですが、刈り払いがされています。 御飯岳へは笹と樹林帯の登山道ですが、こちらも刈り払いがされ、ピンテなどの目印もあり、不明瞭な箇所はありません。 ■毛無峠−破風岳−土鍋山 登山道はすべて刈り払いがされています。 破風岳は今回のルートで山頂の展望が一番よかったと思います。 土鍋山への途中、五味池の標記が多く出てきますが、かなりの距離と時間がかかるので、予め調べていく必要があります。 土鍋山の山頂直下、急登がありお助けロープが掛けられています。 土鍋山の山頂標は、恐らく展望のいい場所に須坂市が設置したものであり、三角点のある国土地理院の山頂とは異なりますので注意が必要です。 ■老ノ倉山 登山口は県道112号線と県道466号線の交点近くの駐車スペースの場所にあります。標識などはありません。入口が薮なので、草や笹が生い茂る季節は判りにくいかも知れません。 登山道に入ると山頂まで10分足らずですが急登です。お助けロープが何本も掛けられています。 |
写真
感想
県道112号線と県道466号線交点から毛無峠への道が来週(11月11日)で冬季閉鎖される情報は知っていた。
以前から小串硫黄鉱山跡の遺構を近くで見たいと思い、群馬県側で止められている県道112号線(ジロー坂)を歩けないものか、一度現地で見たいと思っていた。
鉱山跡を見るなら破風岳か土鍋山に登るだけで充分だが、折角毛無峠まで行くのだから、御飯岳と老ノ倉山も登ってみることにした。
今回も登山口近くで車中泊をするべく、三原橋の最後のコンビニで食料・飲料を多めに調達して万座温泉から毛無峠に上がってきた。
毛無峠の標高は1,800m以上ある。日が落ちると風も出始め急激に気温が下がりだした。
毛無峠はその名の如く荒涼とした峠で木々はほとんど無い。群馬県側への県道は閉鎖されていて行き止まり、こんな場所で車中泊をする人はいないのか峠には我車が1台のみ。明るければ何でもない廃坑で残された索道の鉄塔もなぜか動き出しそうで不気味に見える。
なんてことには関係なく、鍋に火をつけた。まだチョット早いかな、っと思いながらも調達してきた海鮮ナベ、外は寒いけど「グッビ〜」が進んだ。普段4時間ほどの睡眠時間も、21時には眠くなった。前回も前々回も寝過ごしたので、今回は久々に毛無山で御来光を見ようと、目覚まし時計を2個セットした。
朝6時前、毛無山への登山道に入った。気温はマイナス3℃、強風では無いが風もあり寒い。御来光に間に合った。毛無山には木々はないため360度の展望が得られる。久しぶりの御来光だった。
御来光を見るためには、多くの場合テン泊か小屋泊まりをする必要があるが、この峠は毛無山の山頂まで10分ほどで登れる。今まで多くの車中泊をしてきたが、再訪したいほどお気に入りの峠となった。
今回、チョット欲張って五つのピークを踏んだ。毛無山、御飯岳、破風岳、土鍋山、老ノ倉山、どの登山道も刈り払いがなされ、よく整備がされてとても歩きやすかった。
山域としては紅葉の時期も過ぎていたが、観光地でもありそれなりに人もいると思ったが、山中ソロの登山者3人とスライドしただけの静かなハイキングだった。
今回のハイキング、二つのポカをしてしまった。
1)破風岳から土鍋山への途中、五味池と書かれた標識がいくつも目に付いた。五味池の予備知識は全くなかった。
土鍋山まで残り25分の地点、ほぼ90度、西への分岐があり五味池と書かれた目立つ標識があった。登山道は刈り払いもされている。ただ標識には距離も時間も書かれていない。このとき、地図なりGPSなりを確認すればよかった。
感じとしては長くても10分程度だろうと思って、分岐にザックとストックをデポして五味池に向かって歩き出した。ところが歩いても歩いても周囲の景色は変わらず、池のようなものがある雰囲気ではない。時計を見ると空身・早足で30分以上も歩いている。ここで初めて地図とGPSを確認した。ガァ〜ン、やっと半分程度、分岐からの往復は2時間以上。すぐに引き返したが1時間のロスタイム。
五味池は見るに価する池だったのか...(泣)
2)土鍋山直下の急登を登り切ると、山頂台地のような平坦な場所に出る。予備知識として、登山道は浦倉山・四阿山の方向に行けば土鍋山の山頂があると思っていた。ところが目の前のT字路にある標識は、四阿山の方角とは逆の右方向を示している。変だとは思いながら標識通りに右に行ってみると、すぐに破風岳と同じ立派な山頂標が立っていた。山頂標を見たので何も疑わず、一通り北側の写真を撮影して、東側の小串硫黄鉱山跡も写真に収めた。帰ろうとしたとき、ここには国土地理院の三角点があることを思い出した。地面が露出している場所には三角点は見当たらない。笹原にも分け入ってみたが見つからなかった。山頂標のある北側は急峻に崩れて?いて、侵入できないようにテープが張られていたので、このときは三角点も崩れ落ちた程度に思って帰路についた。
山頂を下る前に、四阿山への登山道を見たかったので、山頂標とは反対側に少し歩いてみた。こちらもきれいに刈り払いがされていた。いつかこちらも歩きたいと思いながら下山したが、実はこのすぐ先に国土地理院の山頂と三角点があったのだ。予備知識が正しかったが、立派な山頂標に惑わされてしまった。
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