記録ID: 4899366
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
1839跋渉記#43 八経ヶ岳晩秋 弥山川源流・池ノ谷からトップリ尾展望台・左俣尾1445ピークへ
2022年11月09日(水) [日帰り]
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体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 11:45
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,859m
- 下り
- 1,886m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 11:44
距離 21.8km
登り 1,859m
下り 1,889m
17:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
作業道は標高1050m付近から尾根筋を外れてトラバースを始めるため、当初は適当なところで尾根へ取り付く予定でしたが、作業道の行方が気になって結局終点まで辿ってみました。切り返しできるような大きな広場もなく、ぷっつりと終わる感じがいかにも作業道ぽくていい感じです。
天女の頂から明星ヶ岳へ続く登山道を辿り、高崎横手から一旦狼平に下ります。いつも穏やかな雰囲気のいいところですが、日陰の部分は真っ白に霜が降りていて、これから沢に入るというのに水冷たそう〜(苦笑)。
標高1630m付近で左岸から地図で見るより少し小さな沢を合わせると池ノ谷と八剣谷の二俣で、今回はそのまま直進方向、池ノ谷を詰めていきます。池ノ谷に入っても相変わらず気持ちのいい沢を快適に登って行きます。
八経ヶ岳からレンゲ道を辿り、今回の山旅一番の目的である左俣尾の1445ピークへ向かいます。左俣尾と聞いてもほとんどの方はピンと来ないと思いますが、トップリ尾を訪れたことのある方ならきっと目にしているはずのピークです。
右手にはあちこちに気持ち良さそうな草原(笹原)が点在しますが、一番奥の稜線がトップリ尾です。トップリ尾から左俣尾がよく見えただけあってこちらからも当然よく見渡せ、トップリ尾の展望台といった感じです。
最後は岩と切株とブッシュが入り混じるちょっと急な尾根をひと登りすると、何もない1445ピークに到着です。姿は独特ですが、やはりこんなところを訪れるのはよほど物好きしかいないようで、道標の類はもちろん古いマーカーすらひとつもないなんとも素朴なピークです。
感想
大峰山脈のみならず近畿地方最高峰で、日本百名山にも選定されている八経ヶ岳。もう幾度となく登っている奈良県の名峰ですが、今回は双門コースの登山口でもある天川村熊渡から天女の頂きから北に延びる尾根を登り、狼平から弥山川の源流部・池ノ谷で秋のミニ沢登りを楽しんでから八経ヶ岳山頂へ。いつものように大峯奥駈道や大台ヶ原、奥高野といった近畿の屋根と呼ばれる紀伊山地の深い山並を眺めた後は、ほとんど誰にも目を向けられず秘境感漂う左俣尾へ。トップリ尾を望む爽快な小笹の尾根の先端でちょっと独特な姿で小さく尖る1445ピークを訪ねます。
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