西吾妻山


- GPS
- 03:50
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 346m
- 下り
- 339m
コースタイム
天候 | 1日目 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
天元台ロープウェイPAに着くと、PAにはかなりの(30台ぐらいかな)先客がいて、誘導員まで出迎えてくれる。当然皆登山者である。
用意をして乗り場に行くと、始発は8:00とのこと。時刻表の始発時間より早くなる分には問題ないが、そもそも、ロープウェイの発車時間はかなり融通がきくようだ。客さえいればすぐに繰り上げ発車できる。木曽駒のロープウェイもそうだったし・・・
●登山
2本目のロープウェイに乗り、その後、3本のリフトを乗り継ぐ。リフトは、段々乗車時間がながくなり、3本目は飽きるほどである。それに、今回は無風であるにもかかわらず、かなり寒かった。風がある日なら、防寒具が必須である。50分ほどかかり、やっと山頂駅である北望台に到着する。
支度をしてまずは人形石に向かう。昨日までの雨で、石がごろごろした登山道は滑りやすく歩きにくい。
天気は晴れであるが、遠景の山々はもやでほとんど見えない。空気の安定度はあまり良くないようだ。
人形石は大きな石碑があるが、大した所ではない。
その後、オオクボに向かうが、ここでコース選択に問題があった。事前調査では通行制限の話は聞いてなかったので、注意してなかったが、現在は規制中のコースを歩いてしまった。
草紅葉の美しいほぼ平坦な道を歩く。かもしか展望台からの道と合流すると、オオクボに向かって下降する。登山者も一気に増えてくる。
ここからの景色は、ミニ八幡平。草紅葉とチトウと紅葉が美しい。
水場を過ぎると、まともな登山道となる。濡れた岩は滑りやすく歩きにくい。
登り越すと、チトウが点在する平原になる。
吾妻山が百名山の意味は、幾段にも広がるこのたおやかな高原にあることを認識する。
先には、梵天岩に飛び出す。はじめこれが天狗岩かと思っていたほど、立派な岩塊である。皆童心に帰って岩のてっぺんに這いのぼる。
天狗岩は1m前後の岩が広がる平地である。先に吾妻神社の祠があり天狗岩と初めてわかる。
計画では、ここから時計回りに頂上を目指す予定であったが、祠まで行くと、直登コースが見つからない。50mぐらい手前に分岐がありそうな気もしたが、逆回りしても問題ないのでそのまま進む。
このコースは、少し道案内が不備である。
小屋の先を左折して、気が抜けるほど簡単に頂上に着く。人ゴミと表示杭がなかったら、通り過ぎそうなショボイ山頂である。
そのまま天狗岩まで下降する。このころから、30名ぐらいの団体登山とすれ違いがおおくなる。
天狗岩からは、安達太良と沼の平がよく見える。
下山時岩が滑りやすく、また靴のホールドが悪く足がグラグラする。そのせいか、歩行時間が少ないのにヒザの負担が気になる。
天気は、晴れ→曇となり、少し下降気味である。
結局、後半は水分を十分取れず、500ccぐらいしか飲まなかった・・。
ロープウェイの山麓駅の係員の話によると、「本日は400名ぐらい入山し、山は混雑で大変だったでしょう」とのコメントだったが、始発から登った我々には無縁だった。
●温泉
はじめ西屋を考えていたが、入浴時間に制限があり(15:45)公営の森の館にした。
信州などの大きな休憩所がある施設を想像していたが、ここはさにあらず、結構しょぼかった。
帰宅後、温泉ミシュランで評価を確認したら、西屋のがはるかに良かった・・・
湯の花があるが透明の温泉。硫黄臭も柔らかである。
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