コメガモリ沢左俣・右岩稜〜早池峰〜コメガモリ沢右俣下降
- GPS
- 07:22
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 863m
- 下り
- 863m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
→花巻駅(21:31)仮泊 7/9 花巻駅前(6:35頃)岩手県交通バス→河原の坊(7:15) 帰り)河原の坊(15:30)バス→花巻駅(17:10/19:03)2526レ→北上駅(19:17/19:27) やまびこ56号→上野駅(22:24) |
写真
感想
5月の連休後から夏休み前まで発売されるEEきっぷ(3日間、JR東日本全線利用可、\15450)を利用して早池峰山行を計画しました。
土曜の夕方、上野から東北新幹線に乗り込み、新花巻で降ります。そこから花巻まで2駅ですが、釜石線のローカル気分を味わえます。花巻駅待合室でシュラフにもぐり、寝る体勢に入ったが、ここはダメとのこと。しかたがないので駅の外、ひさしの下に移動しましたが、深夜まで音を立ててロータリーを走り回る車とバイクが気になりました。
翌朝、夜行列車の急行八甲田からたくさんの登山者が降りてきて、バスはたちまちいっぱいになってしまって驚きました。もっと驚いたことに、河原の坊の駐車場には100台を越える車が止まり、自然保護センターのスピーカーからは山いっぱいに聞こえそうな大きな音で「高山植物は絶対に採らないで下さい。ロープの外には絶対に入らないで下さい。」と、くり返し放送し続けていました。とにかく人があふれています。
広河原から北岳に向かうような行列登山をして1時間弱。頭垢離に着きます。コメガモリ沢ぞいにつけられていた一般道は、そこから尾根に上がって行きますが、私たちは、そのまま左俣に入って行きます。急に誰もいなくなります。平凡なゴーロの沢です。とはいえ、頭垢離で、すでに森林限界を越えてしまっているので見晴らしがよく気分がいい所です。
岩稜が近ずいてきた所で沢を離れます。岩と草原の雰囲気が、北アの笠ケ岳付近を思わせます。岩稜も楽しく、右岩稜を快適に進みます。タマにキズは、ちょっと一般登山道に近すぎて落ち着かないことです。ハヤチネウスユキソウが今を盛りと咲いています。ほかにもいろいろ咲いています。
稜線に抜け頂上へ着くと、ざっと200人を越える登山者が、またしてもあふれています。とにかくすぐに一般道へ出てしまって大勢の人とすれちがってしまう今日の山なのでした。しかし、下りは白い大理石のナメ滝があるという静かな魚取沢を下る予定です。しかししかし、怖いところもなさそうなので、いいかげんに下ってしまったら、なんと再びコメガモリ沢左俣に降りてしまいました。ガスで視界がきかなくなってしまったのにずいぶんいいかげんでした。わざわざこんな遠くまで来て、そのまま下ってしまうのも、もったいないことなので、尾根を越え、コメガモリ沢の右俣を降りることにしました。小さなスラブあり小滝ありで、左俣よりは変化がありました。
花巻には、2つのデパートがあるようです。銭湯に入ったあと、その1つ花巻デパートの「スカイビュー・銀河」へ行き、生ビールで乾杯しました。昭和40年代を感じさせるその空間に憧れを持ちながら岩手の1日は終わりました。
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