燧ヶ岳
- GPS
- 08:12
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 1,357m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
(交通) 往路:東武電車の尾瀬夜行に乗り、バスを乗り継ぎ尾瀬御池へ。 復路:大清水から新宿までのバスに乗る。 東北最高峰とういうこともあり、なかなか厳しい登山であった。樹林帯を通り、じょじょに高度を上げる。途中に湿原があるのは尾瀬の山域とういう感じはする。ガレ場を登り、木々の合間を抜けていくと俎ぐら(燧ヶ岳山頂)に着く。柴安ぐら(燧ヶ岳最高峰)へは、一度鞍部に下り再度登る。尾瀬沼へは、長い、長英新道を選択。いけども尾瀬沼へ着かない水気の道を歩くと、尾瀬沼に着く。しばし、木道歩きで、大清水への道。沼田新道といっても普通の山道である。このルートは、日帰りにしては、十分距離があるので、時間配分を間違わないこと。 |
感想
尾瀬御池の天気は、晴れ。ただ、山の天気は変わりやすいので早めに行動。駐車場奥に登山口がある。至仏山と同様に環境省の入山者数チェックの装置が入り口についている。そこを抜けしばらくは樹林帯を通る。そこからしばらく歩くと岩場がありそこを登り高度を上げていく。少し行くと東北の名山が顔をのぞかせる。会津駒ケ岳などが見える。岩場から視界が開けていくとそこは、広沢田代である。山の中で登山道の合間にこのような広い湿原を持つ山は、自分が登った中で至仏山意外は見たことがない。さらに進み、また岩場を抜け高度を上げると熊沢田代に着く。ここからも広沢田代同様遠くを眺めることができる。会津駒ケ岳は非常に広い田代を持つ山なので分かりやすい。遠くに、頭一つ抜けている富士山のような格好をしている山が日光白根山でこれを確認することができた。いろいろ山の資料を見ていると、だんだん山座同定が少しではあるが分かり始めてきた。いよいよ目の前に燧ケ岳の俎ぐらが姿を現す。
ここから、しばらく樹林帯をとおりそこを抜けると岩場を登り、山肌の道をトラバースしひと登りし、ハイマツかきわけ岩場を登るとそこは俎ぐらである。ガスで眺望イマイチであるが、一瞬尾瀬沼が姿を見せる。ガスらなければとちょいと残念。その日の山頂は風強くそこにしばらく休憩というわけにはいかず、最高峰柴安ぐらに向かうことに。一度鞍部におり再度登り返すと柴安ぐらに到着。山頂はガスがでて眺望はきかない。少し休憩してから俎ぐらに戻り尾瀬沼に行く。尾瀬沼へは、ミノブチ岳を通り、長英新道を通るルートを選択。岩場の道を降りしばらく行くとナデッ窪へ行く道との分岐に付く。木々の合間を通りミノブチ岳に到着。尾瀬沼を望めないが、赤ナグレ岳や御池岳などを確認し、さらに下る。ここからは、樹林帯で眺望があまり利かなくなる。ときおり、尾瀬沼が見える場所もあり尾瀬沼が疲れを癒してくれる。ぐんぐん高度を下げるとぬかるみの道となり、長い時間を感じさせるようになる。すると、長英新道を抜け浅湖湿原に出る。あとはひたすら大清水まで尾瀬沼を見ながらいくだけだ。
時間も余裕があり、少しペースを落とす。尾瀬沼は、尾瀬ヶ原と違い人もそれ程多くなく静かである。尾瀬沼からは今登ってきた燧ケ岳の雄大な姿が望める。なんとも言えない頂上の形がはっきりと分かる。尾瀬沼横に見ながら歩くと三平下へと付く。意外と大勢の人が、大清水に向かうようだ。ここで尾瀬沼を離れ、峠越えである。一度三平峠へ向け登り返す。木々の合間を抜けると三平峠につくここからは幾度となく下って大清水へ向かう。さらに道は進み、三平橋を通りじゃり道を歩くとそこは終点大清水に到着。御池からスタートして約20km近くあるが、やっと到着した。大変な道のりであったが、とても有意義な登山であることはいうまでもない。
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