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記録ID: 492201
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

飯綱山〜嵐の前の静けさとご機嫌な自分と〜

2014年08月09日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.6km
登り
709m
下り
705m

コースタイム

日帰り
山行
3:00
休憩
0:10
合計
3:10
6:05
105
西尾根登山口
7:50
8:00
73
9:13
2
西尾根突端登山口
9:15
西尾根登山口
<登り> 1時間45分(休憩時間なし)
<頂上休憩時間10分>
<下り> 1時間15分(休憩時間なし)
合計 3時間10分(うち休憩時間10分) 実行動時間3時間00分
天候 ☁→一時にわか雨→☁
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
[往路]雨飾高原キャンプ場=飯綱山西尾根登山口駐車スペース(車中泊)
[復路]飯綱山西尾根登山口駐車スペース=斑尾山・林道登山道駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
・西尾根(西コース)登山口は尾根の突端と、尾根の途中、北側から尾根に登るポイントの2カ所がある。今回は後者から登り、前者に下山した。
・登山口から尾根に登り上げると、西尾根上の尾根道にぶつかり、それを左折して登った。西尾根上には道があり、それを右折すれば尾根の突端の林道に出る。
・左折したあとの尾根上の道は途中で昔の尾根道に寄り添うように合流する。むかしの尾根道は通せんぼがあって行き止まりになっている。
・帰途、昔の尾根道を(通せんぼの木を越えて)あえてたどってみた。多少ヤブっぽかったが、まったく問題なく西尾根の突端の林道へと導かれた。
・すなわち通せんぼ地点からは、西尾根の現在の道と昔の道が2本並行して走っていることになる。前者の方がヤブがなく快適なのだろう。
その他周辺情報 ・軽いハイキングだったため、入浴せずに次の山、斑尾山へと向かった。
西尾根の北側斜面の登山口です。今日も天気が悪そうだなー。
2014年08月09日 06:06撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 6:06
西尾根の北側斜面の登山口です。今日も天気が悪そうだなー。
ちょっとボケてしまいましたが、きれいな花です。
2014年08月09日 06:55撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 6:55
ちょっとボケてしまいましたが、きれいな花です。
この花は?
2014年08月09日 06:56撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 6:56
この花は?
鋸歯状の戸隠連峰を望めました。天気が悪いはずだけど、思わぬ誤算にパチリ。
2014年08月09日 06:56撮影 by  iPhone 5, Apple
1
8/9 6:56
鋸歯状の戸隠連峰を望めました。天気が悪いはずだけど、思わぬ誤算にパチリ。
戸隠の里もまた緑できれいでした。
2014年08月09日 06:59撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 6:59
戸隠の里もまた緑できれいでした。
これは何?
2014年08月09日 07:11撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:11
これは何?
ナデシコ
2014年08月09日 07:11撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:11
ナデシコ
これからたどる方面を撮りました。
2014年08月09日 07:13撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:13
これからたどる方面を撮りました。
今は戸隠村はないと思いますが。
2014年08月09日 07:17撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:17
今は戸隠村はないと思いますが。
2014年08月09日 07:27撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:27
分岐を通過します。
2014年08月09日 07:28撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:28
分岐を通過します。
2014年08月09日 07:30撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:30
2014年08月09日 07:34撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:34
2014年08月09日 07:35撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:35
ハクサンフウロ
2014年08月09日 07:35撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:35
ハクサンフウロ
マツムシソウです。
2014年08月09日 07:37撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:37
マツムシソウです。
2014年08月09日 07:38撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:38
2014年08月09日 07:38撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:38
2014年08月09日 07:40撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:40
頂上の写真です。
2014年08月09日 07:47撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:47
頂上の写真です。
頂上の表示盤。
2014年08月09日 07:48撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:48
頂上の表示盤。
遠くに航空母艦のような苗場山が見えました。表示盤がなかったら分からなかった! 感謝。
2014年08月09日 07:49撮影 by  iPhone 5, Apple
1
8/9 7:49
遠くに航空母艦のような苗場山が見えました。表示盤がなかったら分からなかった! 感謝。
頂上の三角点です。
2014年08月09日 07:51撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:51
頂上の三角点です。
頂上から撮影した高妻山
2014年08月09日 07:52撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:52
頂上から撮影した高妻山
飯綱山山頂の表示と遠望。飯縄山とも書きますね。
2014年08月09日 07:57撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 7:57
飯綱山山頂の表示と遠望。飯縄山とも書きますね。
頂上から撮った下界!
2014年08月09日 08:24撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 8:24
頂上から撮った下界!
西尾根が林道にぶつかる場所の登山口に下りてきました。ここから登る場合、写真に写っている斜面を登ると、道は二つに分かれていて左側が通常の尾根の道。右側が自分がたどってきた通せんぼされていた道。ふつうに左の道をたどっていけばいいと思います。右側のふみ跡には通せんぼはしてありませんでした。
2014年08月09日 09:13撮影 by  iPhone 5, Apple
8/9 9:13
西尾根が林道にぶつかる場所の登山口に下りてきました。ここから登る場合、写真に写っている斜面を登ると、道は二つに分かれていて左側が通常の尾根の道。右側が自分がたどってきた通せんぼされていた道。ふつうに左の道をたどっていけばいいと思います。右側のふみ跡には通せんぼはしてありませんでした。
撮影機器:

感想

 台風11号もいよいよ近づいてきた。
 車中泊の夜半は強い雨がフロントグラスをたたき、いくら飯綱山でもあきらめるしかあるまいとタカをくくっていた。
 朝、起きてみると高曇りで雨はない。
 昨日の湿ったウェアにいやいや身を包み、気を振り絞って準備にかかる。
 通りかかったウォーキングのオバサンが「登山ですか? 飯綱? 今日は天気があまりよくないからねー」。
 尾根に乗るとすぐに山の気に包まれる。
 非常によく踏まれた幅の広い道をてくてく歩く。
 スキー場が開発されるだけあって、緩やかな斜面の森が続く。

 最初から西尾根を登路に選んでいたわけではなかった。
 前夜にはスキー場経由で登ろうとリフト売場まで行ってみたものの、スキー場があまりに広く、どこが登山道か見当がつかない。
 スキー場に駆逐され、廃道と化したのだろうと解釈し、道のハッキリした西尾根を選んだのだった。

 樹林帯は空気が湿っていて、風もなく花もなく鳥も鳴かない。
 動植物、そして風さえも息をつめて嵐を静かに迎えようとしている。
 「色彩」も「音」も「感覚」もない無の世界がしばらく続き、皆が何となく緊張して押し黙りエンジン音も遠ざかる着陸前の飛行機内のようだなと思った。

 しばらくすると森林限界を超え戸隠の街が広がっているのが見えてきた。
 上層は厚い雲に覆われているが、その下界は四囲が見渡せるのだ。
 おまけにたくさんの花も咲きだした。

 さーっとにわか雨がやってきたもののそれもひと時で、再び展望が開けるようになる。
 北アルプスの大展望とまではいかないが、戸隠の鋸歯状の山ゝや、高妻山、これから行く斑尾山、遠く航空母艦のような苗場山や尖った鳥甲山までが見えた。

 意外な展望とお花畑に自分でもいうのも恥ずかしいが、すっかりご機嫌になった。
 写真を撮ってカミさんにも送ったら、オーケーの絵文字が送られてきた。
 今日は誰にも会わないだろうと思っていたけれど、登りと下りでひとりずつ登山者に会い、これまた愉快になった。
 
 下りでは、西尾根突端まで昔のハイキングルート(通行止めになっていたが)をたどってみた。
 道はいまだにしっかりしていて、問題なく尾根の突端の林道に導かれた。
 そこからクルマまではわずか2分ほどだった。

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