前常念(アクシデントで敗退)

2014年08月13日(水) [日帰り]

• GPS: 08:16
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,418m
• 下り: 1,416m

コースタイム

三股P 2320-0445
三股登山口 0503
迂回路分岐 0524
高度計読み1595 0533-44
高度計読み1915 0634-44
尾根 0718
高度計読み2225 0740-51
前常念 0856-0912
小屋巻道分岐手前 0930?-46
前常念 0955
Co2210付近 1041-50
尾根下降点 1108
高度計読み1665 1157-1213
三股登山口 1246
三股P 1301-25

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股登山口駐車。前夜時点で半分ほど埋まり、下山時点ではほぼ満車。
1km程下にもう一か所ある模様

コース状況／危険箇所等

問題なし。登山届は登山口でプライバシー配慮有。

写真

感想

kamuishiri

この夏休みは、懸案の白峰南嶺、または穂高方面を考えていた。
週前半は台風に祟られ、早川流域は雨量も多くて土砂崩れも起きている状況で、
前者は早々に候補から消えた。
後者は山行2日目の天候がカギとなるが、週後半も天候は思わしくなさそうで、
好天予想は13日のみの一日では危ない。
天気は北のほうが良さそうだ、ということで、常念→蝶ヶ岳(泊)の1.5日の
山行として急遽立案。常念山脈はずっと前はGWの定番にしていたが、
特に南部(大天井以南)は夏に歩いたことがないということもある。

珍しく前夜発で三股へ。5割程度埋まっていた駐車場で車中泊。
気温は低めでよく眠れた。
0445に出発。15分ほど歩いた登山口で届を出し、樹林の中を登っていく。
地形図通りのジグザグの単調な登りで2時間半で尾根に着く。
じきに森林限界となって、前常念、蝶、穂高の順に展望が開ける。
9時前に前常念。
予定より早いので、この分であれば日帰りも可能かもしれない。
混雑するであろう小屋を考えると、ついつい欲張ってしまう。

登りの途中から考えていたそんな気負いと、その気負いでややペースが
速めになっていたせいか、足がつりそうな気配が若干あったことに
気を取られてもいた。
前常念から15分程、常念小屋巻道分岐直前の何でもないところで足を滑らし、
花崗岩の谷間に滑り込む形となって、右胸を強打する。
深呼吸や咳払いでも痛みが響くので、肋骨にヒビでも入ったか？

常念山頂までは30分ほどだろうが、その地点で引き返すことにする。
下りは、蝶で天泊したという方とずっと相前後する形で下る。
雑に下ると胸に響くし、万が一、再度胸を打って折れた肋骨が肺に刺さって..
などということもあり得なくないので、珍しく丁寧に下った。
でも、結局一度派手にしりもちをついた。
(敗因の一つとしては、最近新調した靴を温存して、古い靴を使ったことも
あった。思い立って新しい靴と比べてみたら、靴底は2分山と言ったところ。
その靴での山行日数は80日程度で、荷物も軽いことが多いのだが、
人間の体重が以前より10kgも増えているからなあ)

13時過ぎに車到着。無事に帰れたことに感謝する以外にない。

帰宅後、整形外科はお盆休みのところが多く、15日の夕方にやっと受診。
結果、X線で判るような大きな骨折はなく、肋軟骨の損傷が主ではないかとのこと。
「kamuishiri 山で大けが」という騒動にはならずに済んだが、気を付けなければ...

コメント

tsukadon

お大事に。
はじめまして。
おケガ大変でしたね。
「何でもないところで」滑る・・そういう事故が多いようです。
私もそうでした。
何でもないところでは油断が生じるのでしょうか。危ないところでは慎重になりますから、案外大丈夫なんですよね。
今回はケガのあと何とか自力で下りられたのは、不幸中の幸いでしたね。
15日の診察結果が、軽いものであることを祈っております。
お互い、これからも安全で楽しい山行をしましょう。
お邪魔しました。

kamuishiri

Re: お大事に。
tsukadonさん、コメントありがとうございます。
幸い肋骨に大きな骨折はなく(X線で判らない場合もあるようですが)、
軟骨の損傷が主体でなはいかとのことでした。
最近4年間で3回も医者に行くようなケガをしていますので、気を付けなければいけないと
自戒しています。
これからもよろしくお願いします。

tsukadon

Re[2]: お大事に。
こんばんは。
大きな骨折等がなかったのは幸いでしたね。
過去レコを拝見すると kamuishiri さんは上級者向け？の岩山など、結構マニアックなコースをよく歩かれているようなので、どうぞお気をつけて下さいね。
それではまた。