記録ID: 49501
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
雨乞岳
2009年10月18日(日) [日帰り]
山梨県
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 900m
- 下り
- 900m
コースタイム
08:00白州ヴィレッチ 雨乞岳登山口標高1150m⇒08:35 遊歩道出合⇒ 08:45 遊歩道出合⇒ 08:53 登山道分岐⇒ 09:40 水場⇒ 10:02 ガレ場上⇒ 10:28 大武川筋合流⇒ 10:45 頂上直下尾根⇒ 11:07 雨乞岳山頂 標高2036.8m⇒ 12:30⇒ 12:46 頂上直下尾根⇒ 13:02 大武川筋合流⇒ 13:16 ガレ場上⇒ 13:25水場⇒ 14:05 登山道分岐⇒ 14:05 遊歩道出合⇒ 14:10 遊歩道出合⇒ 14:30ヴィレッチ白州雨乞岳 登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
山梨県の国道20号線沿いにあるサントリー工場を左側に見ながら通り過ぎて、下教来石交差点から西へ向かう脇道に入りました。流川に沿いに7km程ヴィレッチ白州の案内板に導かれて林道を上がって行くと平久保池とヴィレッチ白州が、林道脇下に見えてきました。 更に200m程走行すると林道に沿いに車20台程置けるスペースがあり、登山口の案内板がすぐに目に入りました。 唐松林の中の道幅2m程の過剰にと言っていいくらい整備されている階段状遊歩道を、道標登山道分岐#3まで登って行きました。ここから登山道に入り、尾根伝いのなだらかな登山道の両脇には、楢の木などの広葉樹の黄葉が見頃でした。「運が良ければ水場」の案内板に標示された矢印の方向には、小さな沢があり少量の水が流れていましたが、途中から地下に染み込んでいて枯れ沢になっていました。登山道脇には笹が多くなりガレ場上#4からは勾配が急な坂道になり、左側は切れ落ちて急斜面になっていました。崩壊した斜面の上部に出ると甲斐駒ヶ岳が見えました。さらに進むと笹の丈が高くなり平坦な所には、大武川筋合流#5の道標がありました。 シラビソの林に変わると尾根が広くなり、道標頂上直下尾根#6を通り過ぎてササ原が広がり雨乞岳山頂に着きました。山頂には三等三角点があり、山梨百名山の標示もありました。山頂からは東側だけ展望があり、鋸岳・甲斐駒ヶ岳・富士山・日向山・茅ヶ岳・ 金峰山・八ヶ岳などが見えました。頂上三角点より西側は コメツガの原生林が広がって展望を得ることはできません。昼食を採り往路を反転し雨乞岳登山口へ戻りました。 |
写真
感想
今回の山行は、知り合いが所属するハイキングクラブの登山報告書を参考に山梨百名山の一つである標高2036.8mの雨乞岳登山を計画してみました。
単独行は事前の準備・計画が重要ですので報告書・ガイドブックを熟読しましたが地図には登山道が表示されていませんでしたので、一抹の不安が有りました。
遊歩道入り口付近にはツキノワグマ情報の看板があり「ここはツキノワグマの生息地です」と書いてありました。注意事項を再確認し、準備しておいた鈴を付けて登り始めました。
登山道脇の木には皮を剥いだ跡がありましたが、古いもので一安心しました。登山道は危険な所も無く、急斜面の登りも長く続きませんでした。道標大武川筋合流#5付近の平坦な所は、登山道が笹で覆われていましたので、登山道から外れないように慎重に歩みを進めました。雨乞岳山頂からの展望は素晴らしく、昼食をとりながら1時間30分程滞在しました。今年登った甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山・八ヶ岳を眺めて、思い出に浸りました。
天候にも恵まれて、広葉樹や唐松の黄葉は見頃で単独行の楽しさを満喫しました。マイナーな山でしょうか、日曜日にもかかわらず出合った登山者はわずかに9人でした。おかげさまで静かな山歩きを、ゆっくりと楽しむ事ができました。地図上に表示されている石尊神社からのコースを登って来た登山者は、雨乞岳まで4時間30程かかったと話していました。
ちなみに雨乞岳(あまごいだけ)は山梨県以外にも、大分県、滋賀県、山口県いずれにも同じ名前の山があります。
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