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Yamareco

記録ID: 495121
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

雲海で朝陽をあびる知床連山〜羅臼岳〜岩尾別からカムイワッカ縦走予定も二つ池までのピストンに

2014年08月13日(水) ~ 2014年08月15日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
21.2km
登り
2,331m
下り
2,326m

コースタイム

13日 岩尾別登山口(木下小屋)4:05-8:05羅臼平8:15-9:05羅臼岳山頂9:15-10:00羅臼平10:30-11:10三ツ峰キャンプ場
14日 三ツ峰キャンプ場5:15-7:35二つ池キャンプ場
15日 二つ池キャンプ場4:35-7:15三ツ峰7:20-7:30羅臼平-10:00岩尾別登山口(木下小屋)
天候 曇り(ガス、小雨、時々雨)
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 飛行機
11日 知床エアポートライナー15:15〜17:21(女満別空港〜ウトロバスセンター)
    国設知床野営場でテン泊(¥400)
12日 ウトロバスセンター〜自然センター〜岩尾別(シャトルバス)
    岩尾別バス停から木下小屋まで徒歩(50分)
15日 ホテル地の涯からタクシーで自然センター経由ウトロバスセンター(¥4440)
    バス ウトロバスセンター14:10〜15:00斜里バスターミナル
    JR知床斜里駅15:20〜JR網走駅
   バス 網走駅前〜女満別空港  
コース状況/
危険箇所等
岩尾別登山口から羅臼平、羅臼岳山頂まではよく整備されている
羅臼平から硫黄山への縦走路は、天気も悪く入山する人は多くなかった。ヤブこぎする区間が多い。ガスっているときは、雨具上下を勧めます。危険箇所はない。要所に標識はあるが、迷う箇所あり。悪天候時注意必要。
この日、三つ峰キャンプ場の水場は水量十分あり
その他周辺情報 木下小屋前に、登山届けポスト、トイレあり
ホテル地の涯前に、携帯トイレの回収ボックス、トイレあり
登山用ガスは、自然センター、ウトロのガソリンスタンド(出光で購入)、木下小屋にあり(女満別空港にはなし)
朝1番のバスで知床自然センターへ。クマ撃退スプレーをレンタル。1日¥1000
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朝1番のバスで知床自然センターへ。クマ撃退スプレーをレンタル。1日¥1000
今日は木下小屋までと決めていたので、センターから歩いてフレペの滝へ。
今日は木下小屋までと決めていたので、センターから歩いてフレペの滝へ。
10時発の知床遊覧船と灯台。
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10時発の知床遊覧船と灯台。
台風一過。知床連山がきれいに見える。一番右が羅臼岳。明日も晴れるよね。
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台風一過。知床連山がきれいに見える。一番右が羅臼岳。明日も晴れるよね。
岩尾別バス停から50分歩いて木下小屋に13時着。温泉に入れていただく。
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岩尾別バス停から50分歩いて木下小屋に13時着。温泉に入れていただく。
小屋の2階
翌朝4:05発
オホーツク海が見え始めた
オホーツク海が見え始めた
オホーツク展望台
オホーツク展望台
ヒグマ注意
弥三吉水
極楽平。標識右上がヒグマにかじられてる。
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極楽平。標識右上がヒグマにかじられてる。
大沢入り口
もうすぐ羅臼平。大沢には、花がいっぱい
もうすぐ羅臼平。大沢には、花がいっぱい
大沢の残雪。例年より少ないそうだ。
大沢の残雪。例年より少ないそうだ。
右に見えてきた羅臼岳。
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右に見えてきた羅臼岳。
羅臼平着。羅臼岳と木下弥三吉さんのレリーフ
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羅臼平着。羅臼岳と木下弥三吉さんのレリーフ
羅臼平の木下弥三吉さんのレリーフ
羅臼平の木下弥三吉さんのレリーフ
フードロッカー
岩清水。ポタポタたれてる
岩清水。ポタポタたれてる
山頂が近づく
三ツ峰から後ろに硫黄山
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三ツ峰から後ろに硫黄山
山頂までの途中で。国後島がはっきり見える。雨が降り出した。風も強い。
山頂までの途中で。国後島がはっきり見える。雨が降り出した。風も強い。
羅臼岳山頂着
ウトロの町
羅臼湖が見える
明日縦走する山をバックに。硫黄岳がはっきり見える。天気がなぁ。風が強く寒い。
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明日縦走する山をバックに。硫黄岳がはっきり見える。天気がなぁ。風が強く寒い。
知床五湖とオホーツク海
知床五湖とオホーツク海
二等三角点
いよいよ羅臼平から硫黄岳への縦走路へ。
いよいよ羅臼平から硫黄岳への縦走路へ。
三ツ峰を下り初めて。正面にサシルイ岳。三ツ峰テント場にテントが見える
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三ツ峰を下り初めて。正面にサシルイ岳。三ツ峰テント場にテントが見える
下り始めて三ツ峰を見上げる(進行方向左)
下り始めて三ツ峰を見上げる(進行方向左)
下り始めて三ツ峰を見上げる(進行方向右)
下り始めて三ツ峰を見上げる(進行方向右)
羅臼平から40分で三ツ峰テント場着。今日はここにテントを張ることに決めた。後ろに三ツ峰。
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羅臼平から40分で三ツ峰テント場着。今日はここにテントを張ることに決めた。後ろに三ツ峰。
明日行くサシルイ岳。この日午後に雨。
明日行くサシルイ岳。この日午後に雨。
三ツ峰テント場の水場。この日、水量は十分あり。
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三ツ峰テント場の水場。この日、水量は十分あり。
14日朝。ガスってる。5:15発。カムイワッカへ抜ける予定で出る。この日、テントは7つ。
14日朝。ガスってる。5:15発。カムイワッカへ抜ける予定で出る。この日、テントは7つ。
サシルイ岳の最初のピーク。ここまでもこの後も二ツ池まで視界なし。
サシルイ岳の最初のピーク。ここまでもこの後も二ツ池まで視界なし。
サシルイ岳次のピーク。石積のケルンあり
サシルイ岳次のピーク。石積のケルンあり
ここから下り。オッカバケ岳へ。この標識の向こうがサシルイ岳のピークだと思う。
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ここから下り。オッカバケ岳へ。この標識の向こうがサシルイ岳のピークだと思う。
サシルイ岳から下るところに雪渓が残る。雪渓横の夏道で下る。
サシルイ岳から下るところに雪渓が残る。雪渓横の夏道で下る。
雪渓横には花がいっぱい。
雪渓横には花がいっぱい。
サシルイ岳下りきったところに湿地。視界があれば気持ちよさそう。
サシルイ岳下りきったところに湿地。視界があれば気持ちよさそう。
オッカバケ岳から下る。岩場を下る。
オッカバケ岳から下る。岩場を下る。
二つ池7:35着。
ガスで視界がきかないし、ヤブこぎで結構濡れた。それに身体が冷えてきた。明日の天気回復に期待して、早々歩くのをやめた。
ガスで視界がきかないし、ヤブこぎで結構濡れた。それに身体が冷えてきた。明日の天気回復に期待して、早々歩くのをやめた。
この日の夕刻。少しガスが切れ始めた。向こうにオレンジのテントがひとつ。
この日の夕刻。少しガスが切れ始めた。向こうにオレンジのテントがひとつ。
朝下ってきたオッカバケ岳が見え始めた。
朝下ってきたオッカバケ岳が見え始めた。
明日行く予定の南岳
明日行く予定の南岳
オッカバケ岳と二つ池
オッカバケ岳と二つ池
久しぶりに空が見えた。陽が沈む。この日、二つ池にはテントは二つだけ。
久しぶりに空が見えた。陽が沈む。この日、二つ池にはテントは二つだけ。
3日目朝。チョー感激!サシルイ岳横のピークで。雲海の上に硫黄岳。手前にオッカバケ岳。昨夜テントの中でカムイワッカへ抜けるのを諦めたが、この景色が見れてよかった。
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3日目朝。チョー感激!サシルイ岳横のピークで。雲海の上に硫黄岳。手前にオッカバケ岳。昨夜テントの中でカムイワッカへ抜けるのを諦めたが、この景色が見れてよかった。
右にサシルイ岳のピーク。朝陽がまぶしい。
右にサシルイ岳のピーク。朝陽がまぶしい。
羅臼岳。手前にうっすらと三ツ峰
羅臼岳。手前にうっすらと三ツ峰
三ツ峰から。サシルイ岳を振り返って。
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三ツ峰から。サシルイ岳を振り返って。
三ツ峰から羅臼岳。羅臼平はガスの中
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三ツ峰から羅臼岳。羅臼平はガスの中
羅臼岳と羅臼方面
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羅臼岳と羅臼方面
羅臼岳とオホーツク海方面
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羅臼岳とオホーツク海方面
三ツ峰からサシルイ岳とその左後方に硫黄山。
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三ツ峰からサシルイ岳とその左後方に硫黄山。
硫黄山アップ。また来るよ。
硫黄山アップ。また来るよ。
下山は早い。登るときに見逃した銀嶺水横の簡易トイレブース
下山は早い。登るときに見逃した銀嶺水横の簡易トイレブース
極楽平の標識。帰りにも確認、右上がヒグマにかじられている。もう少しで下山。
極楽平の標識。帰りにも確認、右上がヒグマにかじられている。もう少しで下山。
登る前日の台風接近時に風で倒れた木。ここまで来れば、小屋は近い。
登る前日の台風接近時に風で倒れた木。ここまで来れば、小屋は近い。
北海道の山は厳しい。装備をしっかりしてまた来よう。
北海道の山は厳しい。装備をしっかりしてまた来よう。
小屋のすぐ上の林がきれい
小屋のすぐ上の林がきれい
縦走はできなかったが、無事下山
縦走はできなかったが、無事下山
木下小屋着。10:00着。温泉に入れていただいた。
木下小屋着。10:00着。温泉に入れていただいた。
ウトロの漁協婦人部食堂。行列。
木下小屋で一緒になり、ウトロまでタクシーを相乗りさせていただいた札幌から来ていた山ガールさん。時間があれば一緒に食べたかったね。美味しかったよ。
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ウトロの漁協婦人部食堂。行列。
木下小屋で一緒になり、ウトロまでタクシーを相乗りさせていただいた札幌から来ていた山ガールさん。時間があれば一緒に食べたかったね。美味しかったよ。
ウニイクラ丼。¥2200
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ウニイクラ丼。¥2200
バスセンター前でサッポロクラッシックを飲みながら、川で登山靴を洗う。そして、ウトロから斜里まで観光バスに乗る(14:10ウトロバスターミナル発)
バスセンター前でサッポロクラッシックを飲みながら、川で登山靴を洗う。そして、ウトロから斜里まで観光バスに乗る(14:10ウトロバスターミナル発)
ガイドさんの説明付き。長い直線道路を通る
ガイドさんの説明付き。長い直線道路を通る
バスの車窓から。
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バスの車窓から。
右を見れば山ガール。じゃなかった、こちらはオホーツク海に向かう直線道路。
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右を見れば山ガール。じゃなかった、こちらはオホーツク海に向かう直線道路。
地元のにんじんジュースつき。斜里に着いたときは、乗客一同でガイドさんに拍手喝采。
斜里から網走までJR、そこからバスに乗って女満別空港へ。
地元のにんじんジュースつき。斜里に着いたときは、乗客一同でガイドさんに拍手喝采。
斜里から網走までJR、そこからバスに乗って女満別空港へ。

感想

 北海道の山は厳しいな。

 北海道の山に登ったのは、ちょうど30年前の学生時代、利尻岳に登って以来だった。その時は、車で北海道一周をしていた時についでに登ったから、本格的な登山は今回が初めてだった。その時も含めて知床には4回行ったことがあった。一昨年、ウトロから知床岬までを往復する船に乗った。たしかドルフィンとか言った小型のクルーザーだった。快晴の晩夏、知床連山が船からきれいに見えた。海岸にヒグマも見えた。

 今度は、山の上から知床を見てみようと思った。羅臼岳から硫黄山縦走、岩尾別登山口からカムイワッカへ。余裕をもった日程にした。くま撃退スプレーもレンタルした。クマ鈴も笛も用意した。
 テント泊初めて、縦走2回目、北海道の山初めて、山歩きの経験多くはなし。
ちょっと無謀だった。天気のせいじゃないな。

 二つ池から引き返してよかった。
 おかげで、雲海に頭を出す知床連山を一望できた。早朝のサシルイ岳の上で見た硫黄山は感動的だった。いろいろ経験してから、チャンスがあったら是非もう一度行ってみたい。

 ソロだったので余計ヒグマが怖かった。前泊した木下小屋で俳優の岩城滉一に似たおじさんからいい話が一杯聞けた。ヒグマはそこらじゅうにいる。山の掟を守って、おじゃまする気持ちで山に入るのは許されるのかなと思う。

 いつか縦走をリベンジしよう。そして次に行くときも木下小屋に前泊しよう。

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コメント

30年前懐かしいね
もうそんなに経つのかね、川が温泉になっていた?カムイワッカの滝よく覚えてるよ、ツキノワグマでも怖いのに、ヒグマがでたら恐ろしさはさぞかしだろうな。
2014/8/17 11:42
Re: 30年前懐かしいね
若かったね、あの頃。なにも怖くなかった。ただ、ひぐまが怖った。♪
知床いいよ
2014/8/19 11:39
はじめまして
二つ池で朝、お話をしましたね。無事に下山されたようで何よりです。あの後に、知床硫黄山に向かいました。遭難があり救助活動の手伝いをしたりといろいろありました。硫黄山の方も晴れていましたよ。
これにこりず、北海道の山にまた来て下さい。
2014/8/19 15:13
また行きます
こちらから硫黄山が見えていたので、あちらからも見えていると思っていました。朝早く発ったのが失敗でした。 バスの時間があったのでしょうがありませんが。
遭難があったのですか?誰だろう。あの日縦走路には人が入らなかったのでは?7時半に羅臼平に降りたら、テントが5つほどあり、みんなのんびりしてました。
いつかカムイワッカを目指します。
2014/8/19 21:15
プロフィール画像
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ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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