飯盛山・三ッ沢ノ頭(丸山)・横尾山(山梨百名山 94座目 甲州百山 88座目 甲斐百山 70座目)
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- GPS
- 06:31
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 856m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:29
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日、信州峠に自動車をデポし、自転車や電車を使用して、清里駅近くのペンションに宿泊。登山当日は、清里駅から、飯盛山、三ッ沢ノ頭(丸山)、横尾山と縦走して信州峠に戻る計画。
飯盛山: 清里駅から6時頃出発。一般道を通って、飯盛山登山口まで歩く。街中でも風が強く、飯盛山方向は、雲が立ち込めていて、少々不安なスタート。しかし、遠くの空は晴れており、途中、富士山の頭や北岳、甲斐駒ヶ岳を見ることができた。
飯盛山登山口から僅かに舗装路を上がると、山道に入る。しばらく歩くと東屋とその横に鹿柵ゲートがあり、そちら越えて進む。鹿柵ゲートを越えたあたりで、霧が立ち込めてきて、雲の中に突入。飯盛山への分岐に進むとかなりの霧と強風となった。分岐から飯盛山山頂はすぐ。山頂は、360度開けているが、霧と強風の為、長く居るのもつらい状況で、風景を眺めることはできなかった。
特に危険個所なし。
三ッ沢ノ頭: 飯盛山山頂は、霧で強風であった為、先に進むか迷ったが、とりあえず、平盛山(飯盛山展望台 大盛山 1,643m)へ。こちらは、風がそれほど吹いておらず。また、進行方向方面は、一日中、晴れ予報だった為、続行を決断。十文字峠へ進んだ。
平盛山山頂からは、破線ルート。いきなり道が細くなり、険しくなるが、細い尾根には鎖が整備されていた。それ以降は、階段があったりと整備されている部分もあった。
十文字峠に着くころには、天候が回復。甲斐駒ヶ岳、北岳、鳳凰三山が見えるようになり、風も気にならない程度になった。十文字峠を過ぎて、三沢への分岐を越えると、笹の藪になってくる。踏み跡がわかる程度についており、県境に設置されている柵に沿いながら進む。途中、柵をまたいで進行方向に向かって、柵の右側の踏み跡へ。どんどん藪が深くなっていった。1656mピーク付近では、すっかり天候が回復し、富士山や南アルプス全体、また、後方には、野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡を眺めることができた。1656mピークから、三ッ沢ノ頭までは、踏み跡はわかるものの、かなりの藪をかき分けて進む。三ッ沢ノ頭のピークを巻いて、柵の切れ目を見つけ山頂方向へ。このあたりから、笹の藪に戻る。
三ッ沢ノ頭山頂は、一部、眺望あり。北岳を見ることができた。また、八ヶ岳は、木々の枝の隙間から見える程度だった。
藪が多いものの、踏み跡は分かる程度についているが、道迷い注意。一応、自身の位置を把握するために、GPSはあった方が良いかもしれない。
槍: 三ッ沢ノ頭山頂から、膝丈くらいの笹薮の中を進む。ルートを外れると、地面が柔らかく感じるので、踏みしめながら進む。ピンクテープがところどころに設置してあり、踏み跡もある程度はわかるが、なかなかワイルドな道。三ッ沢ノ大ダル(二ッ山峠)まで下降して、再度登り上げると、槍山頂。槍山頂の取り付きは、藪に覆われていて、道はあるもののかなり急だった。
槍山頂は、狭いが、眺望あり。富士山や金峰山を眺めることができた。また、木々の枝越しに、南アルプス方面も確認できた。
藪が多く、踏み跡が薄い部分もあるので、道迷い注意。ところどころにピンクテープがあるが、GPS必須。
木賊ノ頭: 槍山頂からは、笹薮が一旦薄くなり、若干ではあるが、歩きやすくなる。尾根を伝って高度を落としながら進むと、木賊ノ大ダル。ここで踏み跡が良く分からなくなり、一旦迷ったが、向かって左手の方に道があった。木賊ノ大ダルから、斜面を上がり切ると木賊ノ頭山頂への分岐。分岐付近での眺めが良く、南アルプスを一望できた。分岐から木賊ノ頭は、僅か。ただし、木賊ノ頭の前に偽ピークがあった。また、木賊ノ頭山頂は、狭く、眺望は、ほぼ無し。木々の枝の隙間から、八ヶ岳を眺めることができた。
藪が多く、踏み跡が薄い部分もあるので、道迷い注意。GPS必須。
横尾山: 木賊ノ頭山頂から、分岐に戻り、引き続き横尾山を目指す。また、笹薮が酷い地帯を歩くが、すぐに豆腐岩。色は白くないが、形が豆腐っぽい岩だった。豆腐岩から、右側に折れて、さらに進む。直線方向の方にも踏み跡があったが、そちらは間違い。踏み跡が薄い右手の方が正解だった。笹薮の中を尾根伝いに、進んでいくと、正面に、横尾山山頂と、瑞牆山、金峰山、その右手には、富士山を眺めることができた。横尾山山頂近くになると、岩がゴロゴロしてくるが、最後も笹薮であった。横尾山山頂は、広さがあり、眺望あり。南アルプス方面が一望できた。また、南アルプス越しに、御嶽山や木曽駒ヶ岳、空木岳もわずかにみることができた。さらに、木々の枝の向こうに、八ヶ岳も見ることができた。
藪で、踏み跡が薄い部分もあるので、道迷い注意。ところどころにピンクテープがあるが、GPS必須。豆腐岩付近で道間違い注意。
信州峠まで: 横尾山山頂から下山開始。一般登山道となり、打って変わって歩きやすい道。山頂よりすぐの場所では、富士山も眺めることができた。さらに尾根伝いに進んでいくと、カヤトの原。こちらは、360度開けていて、絶景。こちらでも、小川山、瑞牆山、金峰山、富士山、茅ヶ岳、南アルプス、八ヶ岳と様々な山を眺めることができた。また、長野県側では、浅間山、御座山などなどの山々も眺めることができた。あまりにも景色が良かった為、時間を忘れるくらいに良い場所であった。
カヤトの原からは、道幅も広くなり、平坦な場所も出てきて、30分ほどで、信州峠に到着した。
特に危険個所なし。
飯盛山山頂時点の悪天候で、どうなることかと思ったが、途中で天候が回復。平盛山から先の破線ルートは、事前の下調べで、藪が多いルートだと分かってはいたが、想像以上に藪のオンパレードだった。
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