クズバ山(馬場島〜中山経由で周回)
- GPS
- 04:49
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,324m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
場所を選ばなければたくさん駐車場はある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆馬場島〜中山 ・馬場島荘から300mほど下ったところに中山登山口がある。 ・ルート明瞭、危険個所なし。水場なし。 ・山頂からは剱岳の展望がすばらしい。 ◆中山〜クズバ山分岐 ・危険個所なし ・標高100mほど下ると分岐がある。(クズバ山へはバリルート扱いで標識はない) ◆クズバ山分岐〜クズバ山 ・めっちゃ急登。三大急登より急登で滑りやすい。 ・要所にはトラロープがある。 ・1400mから上部は雪が出てくるので山頂から下り100m区間だけチェーンスパイクを利用した。 ・山頂からは雪をかぶった猫又山、赤谷山、剱岳、立山、大日岳の展望が素晴らしい。 ・そこそこ山頂は広いので昼食や休憩などに適している。(逆に途中にそのようなスペースはない) ◆クズバ山分岐〜馬場島 ・小川の徒渉があるが飛び石で問題ない。 |
写真
感想
日曜日の天気は良さそうだが前日の屋久島帰りであまり時間がない。
体力維持はしておきたいので意外にも未踏のクズバ山を目指すことにした。
どうせ馬場島まで行くなら本来は剱岳に登るべきなのだが今回ばかりは仕方ない。代わりに雪の剱岳を眺めにいこう。
距離的にも時間的にもお手軽ルートなので明るくなってからスタート。まだ少し夜からの雨が残っていた。
まずは中山へ。ファミリー向けのよく整備された登りやすい登山道を淡々と歩いていく。
紅葉は終わって木々の間から透けて見える景色もいいし森が明るくなるのも良い。
空は低い雲で覆われていたが剱岳や立山は抜けていそうだしクズバ山に着く頃には晴れてくれるだろう。
中山には先行者2名。まだ剱岳は雲の中なので先へ進む。
100mほど高度を落としてクズバ山分岐まで来たらその先は未踏ルートだ。
地形図を見る限り迷わず山頂に向かって一直線に登山道が延びている。これはかなり急登に違いない。
馬場島のような豪雪地帯はトラバース道を作ると春先に雪崩等で登山道が崩壊して大変なので素直に直登ルートを作った方が効率的だと思っている。
そして想像通りの急登が始まった。マイナーなので知られていないが日本三大急登に入れてあげてもいい。黒戸もブナ立も西黒も真っ青な傾斜だ。しかも下は滑りやすい泥の上に枯れ葉が乗っている。下山は気をつけなければならない。
1600mを超えた辺りで先行していた3名の方に追い付いた。新潟の方と富山の方2名。
苗場山のことやら平標山のことで盛り上がる。途中でパスさせてもらってクズバ山初登頂。途中でトレースが消えていたので一番乗りだったっぽい。
登頂時は剱、立山、奥大日などの眺望があったが数分で雲に隠れてしまった。その後続々とハイカーさん達が到着。この時期のクズバ山ってもしかして無人なのでは?と思っていたがなんのなんの。超大人気なマイナーピークでした。
軽くエネルギー補給したら下山開始。しばらく下っていくと下から登ってきた女性に「さんちゃん?」と声をかけられた。ミエリンじゃないか。なんとなくこのコンディションならミエリンが来ていてもおかしくないと頭をよぎったが正夢になった。
お友達とも一緒に写真を撮ってもらってお別れ。絶景見ながら山頂楽しんでおいで。
滑らないように慎重に分岐まで降りたらあとは紅葉もないので消化試合。馬場島まで降りたら朝は一台も停まっていなかった中山駐車場は満車になっていた。
振り返ると剱岳が再び顔を出していた。やっぱり登りたかったなぁと考えながらもまだしばらくは屋久島の余韻に浸りたいという想いもあったのでサッパリ気持ちを切り替えて帰路についた。
コメント
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意外にも初クズバだったんですね。
山頂手前でスライドした後、もう一回山頂に誘えば良かった〜!って後悔してました。
フラれたかもしれないけど(笑)
銀嶺の眺め良くて最高でした♪
そう、実は初だったんですよ、ミエリンにとっては庭でしょうけど。
いやー誘われたらよだれ垂らしてついてったと思います笑
降雪直後で最高のタイミングでしたね。
今週はいよいよ降りそうなので雪山シーズンの開幕ですね!
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