伯耆大山 夏山登山道&ユートピアコース(元谷を砂滑り〜大神山神社奥宮を経て下山)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 963m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:25
※なぜかユートピア避難小屋の幾分手前でログが終わってしまっています
(多分私の操作ミスだと思います)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅 2:35出発 阪神高速15号堺線 ⇒ 中国自動車道 ⇒米子自動車道・溝口IC ⇒ 45号線 ⇒ 158号線 ⇒ 伯耆大山・夏山登山口そばの 南光河原駐車場 6:30到着 【帰り】 南光河原駐車場 17:30出発 158号 ⇒ 45号線 ⇒ 米子自動車道・溝口IC ⇒ 中国自動車道・吹田IC ⇒ 一般道 ⇒ 自宅 22:10到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・夏山登山道は良く整備されていて危険箇所はなし ※ただ、ダイセンキャラボクが群生する弥山々頂付近は台風並みに風が強かったです。 ・ユートピアコースはワイルドな登山道で急登やロープ場、足場の狭いトラバース、断崖上の痩せ尾根など危険な箇所があります ・元谷の砂滑りの始まりの部分は1歩足を踏み出すと1.5mほど滑って停止し、また1歩踏み出すと1.5mほど滑って停止するといった具合です。 (私は5〜6歩目くらいでこんな危ないことはしてられないと思って三角座り状態で滑り降りました) ※ その後も砂防ダムにこれでもかと溜まった岩や砂利や崩れ易い砂が混ざったその上を歩く事になるのでたえず足元に注意が必要です |
その他周辺情報 | 南光河原駐車場:無料 ※冬季は有料:¥1000 (12/23〜3月下旬まで) 登山ポストとトイレもあり |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
笛
熊除けの鈴
筆記具
保険証
飲料
タオル
応急セット
iフォン
GPS時計
カメラ
レインウエア
弁当
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感想
昨年日帰りバスツアーのブナの森ハイキングで訪れて次は登ってみたいと思っていた伯耆大山を夏山登山道とユートピアコースで満喫して来ました
今日は天気にも恵まれて途中で出会った家族連れの方のお話ではここまで景色がきれいに見えるのは珍しいということでした。(ラッキー!)
夏山登山道はさわやかな高原の風のおかげで暑さを感じず気持ちよく登ることができ、八合目辺りからは地元鳥取県のハイカーの方とお話しながら楽しく過ごすことができました。
ダイセンキャラボクの群生地の中の木道を進んで弥山々頂付近まで来ると平地であれば台風並みの強い風が吹いていて山の上から雄大な景色を見渡せる環境とあいまってさながら空を飛んでいるような感覚を味わえました。
山頂はあいにく霧に覆われていましたが強風に草がなびく様もなかなかおつなものでした。この後いったん夏山登山道を行者谷分かれまで下り、そこから元谷を経てユートピアコースの登山口まで地元のハイカーの方と一緒に歩かせて頂きました。「旅は道ずれ」と言いますがほんとうに楽しくていい山旅になりました。
ユートピアコースは夏山登山道のような整地されたコースではなく、その名前に反してハードボイルドな山道で特に宝珠尾根からユートピア避難小屋へ向かう途中の痩せ尾根は恐怖を感じました。本当はこの先を進むのが怖くなって引き返そうとしたのですが、少し戻ったところで若い2人組の女性が登って来て2人ともこのルートは初めて登るということで、その内の1人は山登り自体が今回初めてということでした。
少し心配だったので後をついてもう一度先ほどの痩せ尾根まで戻ると山慣れしている1人は余裕しゃくしゃくで痩せ尾根の先で待っていました。
また、その直前で屈強そうな1人の男性ハイカーが何事もないかのようにスイスイと登っていかれたので私がビビリなだけなのかも知れません。
ただ、先ほどの登山が初めてという女性の方は体力的にきつそうで同伴の女性の判断でここで下山するということになりました。『ユートピア』という名前に惑わされたようです。
私は思い直してユートピア避難小屋へ向けて登り進むことにし、小屋を抜けた先の象ケ鼻から南壁の一部を見届けてから下山にかかりました。
『砂滑り』はどこにあるのか分からなかったので行く予定ではなかったのですが分岐を間違えて出た先が見るからにそれと分かる空間でした。
最終的にどこに辿り着くかは先ほど通って来て分かっているのでこのまま進むことにし、お話しさせて頂いた地元のハイカーの方から聞いていた通り一歩着地すると1.5mほど滑っては停まり、次の一歩もまた同じという具合でした。立ったまま滑るのは危ないと思ったのでもっとも急な最初の部分は三角座りの格好でお尻で滑り降りるようにして進みました。(制御された滑落か?)
傾斜が緩んでからは人間に戻って2足歩行を行いましたが砂地の上に岩が転がっているので終始足元が不安定で、コンクリートの材料のような素材の上を歩くのでここだけは暑かったですねww
それだけに大神山神社奥宮の良く冷えた御神水はものすごく美味しかったです!
駐車場へゴール後はクルマで枡水高原へ立ち寄って大山の美しい佇まいを眺めてから帰路へ着きました。
【夏山登山道から眺めた日本海や伯耆大山の北壁】
宝珠尾根から稜線がくっきり見えて、さらに感激されたことでしょう。
9合目付近の花は、サラシナショウマです。
youspinaさん、コメントありがとうございます♪
宝珠尾根からま近に見た稜線はすごい迫力で
タイミング良く青空になってくれて最高でした
弥山々頂直下で咲いていた花はサラシナショウマというんですね
花の時期が過ぎたユートピア側よりも夏山登山道側の方が花が多かったです
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