妙義山(完全敗退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,274m
コースタイム
天狗岩(11:15)−(11:30)道標(12:15)−中間道出合(12:40)−大砲岩分岐(14:10)
−第四石門(14:30)−第二石門(14:40)−車道(14:50)−早足(15:40)もみじの湯
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
妙義神社よりJR松井田駅へ半かけ足40分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは妙義神社内 |
その他周辺情報 | 妙義神社から7~8分上に妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」があります。 ¥500(只今、富岡製糸場のうちわに¥100割引券あり) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
着替え
行動食
飲料3リットル
時計
タオル
カメラ
ヘルメット
補助ロープ
その他なぜか事務用品
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感想
今から4年前、剣仙人池ヒュッテで単独行者が集まったとても楽しかった夜での話
あそこってすごいよね~ 鎖を持つ手が限界になるんだよね~ 実は日本で一番遭難者が多いところなんだよね~
へーそんな山があるんやと、関西の人間にとって妙義山というのは全く無知の山で、その話を聞いてからとても気になっていたものの、地理的にとても行く機会が無いと諦めていたところへ、たまたま埼玉に出張へ行く事になったので、ならばこの機会にという事で妙義山へ行く事にしました。
ところで、
「鎖が整備されているルート」→「危険ではあるが一般ルート」「鎖は手をそえるだけで頼ってはいけない」
というのが当たり前だったのですが、山レコを見ているとどうも違う。
ここって上級者コースというより、クライミングルートに鎖がつけられているというのが適切ではないの?と思ってしまいます。
私も若い頃、他の登山者から「猿みたいですね」と言われ、岩稜歩きは早い自信があったのですが、寄る年波には勝てず、家の階段も膝が痛くて上がれない時も(そやのになんで山は登れんねん)
落ちでもしたら無謀な中高年者登山と笑い者になりそうなので、まあ鷹返しは様子だけ見る事にして、堀切で降りればいいかと予定を立てたのですが、この考えも軽く打ち砕かれました。
まずは妙義神社に登山届を投函し歩き出したのですが、この日の前橋の気温37度、歩き出した途端汗が噴き出してきます。
こまめに水分補給をして写真を撮りながら、汗を拭き拭き歩いていると、まあそれなりの時間が経過
それにしても暑い、30分もしないうちにタオルが十分絞れます。(考えてみれば、私の前にあった登山届は2日前の日付 そしてこの日、歩き出してから降りてくるまでにすれ違ったのは、神社にお参りに来ていた家族と下の道路で追い抜いた車1台とバイク2台だけ。こんな猛暑に登る嬉しがりっていないですよね。)
奥の院の横から、それらしい鎖場が現れます。
それでも、しっかり足で登る事を心がければ、一部鎖に頼らなければいけない場所もあるものの、上級の登山道と言ってもおかしくないかもしれません。(当然落ちたら死にます)
※相馬岳から先は知らないので参考にしないでください。
ところが問題はここから。
小さなピーク(ピークに向かう道と巻き道があったので最初は相馬岳かと間違えた)を越えたところで、「相馬岳・妙義神社」とある壊れた道標を発見 「相馬岳」と書かれた方向に降りていくが何か変
これは間違ったと思って引き返し、ややはっきりした踏み跡を進むと、おや?さっきの分岐点に戻ってきたじゃないですか。
「あちゃ~」と思い道標まで戻り辺りを見渡すが、唯一それっぽい道は「妙義神社」と書かれている。どう見てもこれはさっきのピークを越えてくる道だろう。
これから堀切を降りて、中之岳神社で金洞山を写真に撮り、もみじの湯で入浴、高崎でおみやげを買って帰るなら相馬岳は12時半をリミットにと考えてたら、焦りが頂点に・・
「これがタルワキ沢かも」という事で最初に向かった道を再度下降するも、夏に歩く人が殆どいないと考えても人の歩いた形跡が無さすぎる。
という事で30分以上迷ったあげく、もう仕方がない、神社に戻ろうと、最後に残った「妙義神社」と書かれた方向に5分程進むと「相馬岳・タルワキ沢」の道標が・・オーショック!
もう諦めてそのまま中間道に降りましたが、暑さで参った体に加え、精神的なダメージでバテバテ状態に。
「この中間道ってこんなにきついの」と感じながら、ヘロヘロになりながら170段の階段を越え、やっと第四石門に辿りついたが、OH!左足がつってきた。
もしかして熱中症と思い、急いでスポーツドリンクを補給
石門のパワーを受けて何とか越えるが、ついに右足も危ない。
こうなったら恰好つけていられないとばかりに、第二石門、カニのタテバイは腕力でズルしてしまいました。
つくづく事故に会う時ってこんなんだろうなと反省々
金洞山の写真を撮るのも全く頭から消え、後はひたすら「もみじの湯」を目指したのでありました。
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