「奈良県の山」4座(行者山-唐笠山、櫃ヶ岳-栃ヶ山)
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- GPS
- 05:28
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,447m
コースタイム
天候 | 晴、曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【櫃ヶ岳】やすらぎ村に停めるつもりが、11月から冬期閉鎖中。たまたま関係者がおこしになったので、正面の「駐車禁止」場所に停めさせて貰いました。少し西に行った、栃ヶ山から下りてくるところに路側スペースがありましたし、そもそもオフロードが大丈夫な車なら、山頂近くまで車で登れるのですが・・・ やすらぎ村付近は携帯電波は届きます。お手洗いは施設外にはありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【行者山】踏み跡は結構明瞭ですが、場所により落ちた枝が重なっているところがあり、踏み跡が隠れています。P761のあたりでは、楽しようと思って参考ログから離れたら、散々な倒木(というか、刈り倒された木)に悩まされました。P761付近までは斜面が凹んで谷になったところを通るのですが、幾筋も並んでいたりするので、特に下山時はどれがベストか悩みました。鉄塔を過ぎると部分的に藪漕ぎ。その後関電の階段に沿って登ればわかりやすいです。全体に勾配は急ですが、急登箇所はありません。きけんかしょもありません。テープはほとんどなかったと思います。 【唐笠山】テープはそこそこついています。踏み跡もまあまあで、そもそも稜線を通るだけなので、GPSがあれば迷わないと思います。P1062の付近は、行きは巻き道を通りましたが、上り下りしなくていい反面、道が狭く、特にロープがある箇所など踏み外すと滑落します。帰りは尾根を通りました。山頂手前は急登です。 【登山口-櫃ヶ岳】ほとんどが舗装路で、一部土の林道です。斜度はそこそこ急で、ひと山終えた脚にはこたえました。特に山頂手前がきついです。テープはなかったと思いますが、明瞭ですし、立て札が多めです。危険箇所はありません。 【櫃ヶ岳-栃ヶ山】過去レポを参考にして、林道がある箇所は林道を歩きました。特に問題ありません。山頂方向への標識が出てからは山道で、急登です。テープは少ないですが迷わないと思います。危険箇所はありません。 【栃ヶ山-登山口】さっき登ってきた道の途中から下山路が分岐します。最初はまっすぐ降りる道で、少し滑りました。なかなか急です。このあたりはテープが豊富です。林道に合流してからはゆるやかに下る道になります。大体わかるのですが、たまにテープが欲しくなりました。登山口を過ぎてから、駐車箇所までは舗装路歩きです。玉泉寺境内を通過するつもりだったのが、門が閉まっていて通れませんでした。そのため、結構長距離迂回するはめに。危険箇所はありません。 |
写真
感想
怒した時の表現として、「トサカに来る」というのがあるようですが、口語で使っている人はまだお目にかかったことがありません。今日行ったのはとさかやまではなくて、とがさやまです。最初は鈴鹿か近畿百の登っていない山を埋めようかと思っていたのですが、土曜日に職場に忘れ物をしてしまい、それを取りに行くことを考えて奈良県の山にしました。
自宅を4時前に出発し、職場で忘れ物を回収、道の駅大塔でお手洗いを借りて、登山口に着いたのが6時過ぎ。途中の道がおっかなびっくりでした。スタート前の軽食を食べている間にだんだん明るくなってきたので、6時半にスタートしました。行者山まで結構急な登り。その後稜線を経て唐笠山に到りますが、山頂手前がまあまあ急登でした。樹が邪魔して眺望はもひとつでしたが、ずっと曇を予想していたのに天気が良く、朝の空と陽光が印象的でした。
なお、ヤマレコには山頂のみ登録でルートなし、YAMAPもルートなしで行者山は山頂登録すらなしと不遇の山です。ただまあ、これで「奈良県の山」は62・63座目となりました。予定通り早めに下山できたので、おかわりに向かいました。それから、帰りはともかく、行きはそこそこルートを外しているので、もし参考になさるのなら帰りのログをご覧下さい。
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笠山を予定通りに下りられたので、当初の予定通り櫃ヶ岳(ひつがたけ)に行きました。ところが、りんりん公園やすらぎ村の駐車場を当て込んでいたら、11月から春まで閉鎖だと言うことで、しばらく途方に暮れていたら、ちょうどやすらぎ村の関係者らしい人が車でやってきたので、どこか停められる場所がないか尋ねたら、正面の「駐車禁止」の立て札の所に停めさせてくれました。ありがたや。
ただ、そういったことがあるので、本当は2-30分仮眠してからスタートしようかと思っていたのを、そのままスタート。先に櫃ヶ岳に行きますが、既に前情報で仕入れていたように、ずーーっと舗装路または土の林道です。登る道は、西側をカールするように登るのと、途中から深戸神社を経由してまっすぐ登るのとがありますが、ほとんどのレポートが前者を通っていたので、私も西側を通りました。ただ、この道でも結構斜度がきつかったので、これを短距離で登るとなるとかなり堪えていたのかなとは思います。山頂手前はなかなかタフでした。
櫃ヶ岳を過ぎて栃ヶ山へ。「稜線を通らずに林道の方がよかった」というレポートを信じて、林道をさっさと飛ばします。林道パートはわりに楽。その後、山頂手前は急だったり、藪漕ぎがあったり。どちらの山頂も眺望は不良でした。
栃ヶ山の下山路は、斜面をまっすぐ下りて結構急です。足元が滑って手をつきました。その後林道に合流して、林道またはしっかりした山道でした。下山後、玉泉寺を通ろうと思ったら、門が閉まっていました。おかげで1.5kmほど遠回りすることに。地理院地図には県道の方に降りていく破線路が書いてあるのですが、お墓の前で会食中の方々に道を尋ねた結果、無理するのはやめました。
下山後、下市口のライダーズ・カフェでハンバーガーを食べて帰宅。これで「奈良県の山」は64, 65座目ですが、ここから先は弘法トレイルの一連の山と、奈良最南部のアプローチ難しいところなんですよね。
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