筑波山地縦走(怪我人発生)

2022年12月19日(月) ~ 2022年12月20日(火)

• GPS: 06:23
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,090m
• 下り: 1,025m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:46
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:52

21:07 岩瀬駅
21:36 21:36 御嶽山
22:07 22:13 雨引山
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 2:18
• 休憩: 0:55
• 合計: 3:13

0:16 0:22 燕山
1:01 1:02 加波山
1:33 1:42 ウィンドパワーつくば風力発電所
1:55 2:34 一本杉峠
3:29 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ayuの車と友人の車で筑波山口へ。
筑波山口にayuの車を置き、友人の車に全員乗って岩瀬駅へ。

コース状況／危険箇所等

夜だったが、道に迷いかけることが多かった。
エスケープルートはそもそも道でもないレベル。

写真

12/19 21:00

本日は4人でお送りしてまいります。
気象ヲタ×2，恐竜ヲタ、星座ヲタです。
時刻は21時。ゴールは30km先の筑波山口。目標は筑波大の2限に間に合うことです。

12/19 21:21

登山道入り口。登山道までの時点で暗すぎてややビビり。当たり前のように筑波山女体山まで書いてありますが25km先です。オリオン座が上がってきました。

12/19 21:33

ひたすら上り。階段があったりなかったり。入山10分で御嶽山到着。200mちょいしかない。桜川市岩瀬の夜景が綺麗です。宇都宮も綺麗に見えます。あとお気持ち程度の椅子。
そもそもあまり峰という感じがしなかったけど峰だったのかしら。

12/19 22:09

途中でNTT岩瀬無線中継局を通過。急に人工物がでてきてビビった。御嶽山から30分。雨引山（403m）に到着。山頂のくせに看板はあんまりほめてくれない。

12/19 22:11

夜景は最高。筑波山のシルエットも見えます。筑波山がゴール手前だと思うと微妙なお気持ちになります。星空も一品級。スカイツリーも普通に見えます。
気温は-3℃程度。風が吹くとめちゃくちゃ寒い。

12/19 22:25

加波山に向かうので疑いようもなくこの看板通りに進むと4人同時に警告音。真っ暗で鳴ると結構怖い。
加波山の前に「392m峰」を通るように設定していたため、この道を看板とは違う左に行かねばならんかった。
尋常じゃない傾斜のくせに階段は無し。地面はふかふかの落ち葉の山。歩きづらすぎる。そして392m峰についても特に何もなかった。
さらに下りはただの崖。降りるというよりは落ちてた。しかも登山道...？レベルで、真っ暗闇の中赤いテープを探しつつ進む。

12/19 22:41

寒くて霜柱が22時台だけどできていた。登山道は「じゃり、じゃり」と霜柱を踏みつけるようなことになる。
ちなみに筆者の地元愛知では霜柱ができないのでレアで興味津々だった。火山灰が関係しているらしい（関東なら関東ローム層）

12/19 22:51

一体だれがここに2輪で来るのか全く分からないが、2輪車通行禁止とあった。どうやってくるんだ。

12/19 23:36

7.5km地点。登り続けていたのもあってか、ayuがつたに足が引っかかったのと同時に足を攣った。動けなさそうだったので休憩。水分補給を促す。

12/20 0:16

燕山山頂。常に夜景も星空も最高。
足を攣ったところからは200m強上昇した。所々でayuが動けなくなり休憩。無理はさせたくないがどうしようもない状況。持ち物の少ないpippiが荷物を持つ。休憩すると氷点下の空気が襲ってくる。でも動けばすぐに足を攣ってしまうというジレンマの状態に。

12/20 0:41

加波山神社に到着。やっぱり急にこういうのがでてくると少し怖い。「進入禁止」とあったが車両のことだろうということにした。全員で無事に帰れることを祈願。
ayuは登りは死にそうになるが、下りは比較的大丈夫らしい。

12/20 0:53

つくばや筑西方面。本当に夜景も星空も完璧だった。気温とこむら返りが敵。
これからまた加波山までは登り。

12/20 0:56

タバコ神社。愛煙家が祈願してた。
その後すぐに加波山についた。
その間も足を伸ばしたり水分を摂ったり、栄養補給をするも足を攣るのが癖になっているようだった。

12/20 1:09

ささがき。道は見えないけど多分これやろくらいのノリですすむ。会話は絶やさない。

12/20 1:12

航空系の殉職の石碑。そこだけ木がなく開けていた。

12/20 1:32

なんかうるさいと思えば風車だった。暗すぎて写真には写らない。頭上がかなり開けていたので休憩。流れ星も見えた。星座ヲタクによる星座解説も盛り上がる。
この辺はルートがわりにくかったが、風車の方に行くのが正解だった。

12/20 2:28

一本杉峠に到着。この先は足尾山にかけてまた登り。全員がこれ以上進めないのは言いはしないけど分かっていた。
写真はayu

12/20 2:33

ただ、問題はどうやって帰るか。とりあえず登るのは無理なので南下は不可能。石岡方面か真壁方面のどちらかに下るしかない。タクシーが来られるような道でもない。そもそも桜川市でこの時間に呼べるタクシーがなかった。岩瀬まで送ってくれた友人に電話。まさかの起きていた。どの方面に下山するか検討した末、真壁方面に下ることにした。
スタートから約12km。ゴールまで約18km。ここでリタイア。エスケープルートに行く。
車両通行不能らしいが、ダメとは言ってない。これを足で下ることにした。

12/20 2:47

分かりにくいが、沢である。道だと認識していた記号、よく考えたら小川の記号である。ただただ道なき道を川に沿って降りていく。圏外。沢に沿って降りていけば大丈夫なんだろうけど、マップをダウンロードしてなかったらかなりやばかったと思う。

12/20 2:54

沢の水がありえんほどきれいなのでペットボトルに入れた。

12/20 3:24

「一本杉峠はこちら！」みたいな見た目だが、ただの沢である。道というには無理がある。危険が一番正解。大雨の日とか無理ですね。

12/20 3:28

桜川市真壁町白井地区まででてきた。無事全員下山。友人と合流。筑波山口まで送ってもらった。ありがとう。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

共同装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

走る人参

残り18kmでエスケープルートへ退避。まぁその後の方が道なき道で苦労しましたが。自分もゴールまで普通に行けたかと言われれば結構大変だったと思う。行けんかったかもしれん。今回はたまたまayuがどうにもならなくなってしまったが、今後に向けてはかなりプラスになったと思う。栄養状態やカロリー摂取をもっと学んでいこうと思った。きつい日程であることは分かっていたので何かあってもなんとかなる筑波山系を選んだが、結果的には正解だった。終始誰かしらかがしゃべっている状況を作れたのは良かったと思う。課題や反省点が多かったわけではないのでまた同じメンバーで完走したい。
夜中なのに迎えに来てくれたI君、本当にありがとう。

ayu12345

途中まではなんの苦労もなく動けていたが、7キロ地点でツタに足を取られ転んで攣ってしまったのが始まりだった。攣り癖がついてしまい、登り始めるとすぐに太もも、ふくらはぎがとんでもなく痛くなる。四つん這いになりながらもなんとか登っていたが、きのこ山手前で無念のリタイア。
ペースは落とすわ足を伸ばすのに止まってみんなの身体冷やさせるわでほんとに申し訳なかった。
次回はしっかり準備して登りたい。