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記録ID: 5019561
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

【船形山】夕日沢コースの「ブナの森」

2020年10月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:49
距離
7.9km
登り
639m
下り
634m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:49
休憩
1:01
合計
6:50
8:27
120
スタート地点
10:27
10:35
13
12:04
12:44
38
13:36
13:36
101
15:17
ゴール地点
※過去ログ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
やくらい薬師の湯の前から船形山。久しぶりに晴れの日の登山
やくらい薬師の湯の前から船形山。久しぶりに晴れの日の登山
駐車スペースは満車。珍しい。登山かな?きのこ取りかも
駐車スペースは満車。珍しい。登山かな?きのこ取りかも
駐車スペースを過ぎて、鳴渓小屋が見えるところの駐車スペースに止める
駐車スペースを過ぎて、鳴渓小屋が見えるところの駐車スペースに止める
登山道入口の立派な看板。2年くらい前に新調された
登山道入口の立派な看板。2年くらい前に新調された
入っていきなりのブナの森
入っていきなりのブナの森
今日はのんびり歩くつもりなので珍しく一眼レフを持ってきた
今日はのんびり歩くつもりなので珍しく一眼レフを持ってきた
このあたりはまだあまり黄色くなっていない
このあたりはまだあまり黄色くなっていない
この太さ、伝わるかな〜
この太さ、伝わるかな〜
登山道はふっかふか
登山道はふっかふか
どうですか、このブナの森。みんな太いんですよねー
どうですか、このブナの森。みんな太いんですよねー
何枚も撮っちゃう
何枚も撮っちゃう
良い道です
ここにテントを張って泊まりたい
ここにテントを張って泊まりたい
だんだん黄色くなってきた
だんだん黄色くなってきた
日差しはあるけど優しい
日差しはあるけど優しい
黄色が眩しい
もうこの辺りは本格的な黄葉
もうこの辺りは本格的な黄葉
大滝川の向こうに前船形山の紅葉
大滝川の向こうに前船形山の紅葉
登山というより散歩
登山というより散歩
良い色ですねー
ブナ以外の木も増えてくると紅葉の割合が増す
ブナ以外の木も増えてくると紅葉の割合が増す
これも立派なブナ
これも立派なブナ
ツタも染まる
この辺りからトラバース
この辺りからトラバース
秋の陽ですね
大滝川もだいぶ細くなってきた
大滝川もだいぶ細くなってきた
時々、こうした湧水や小さな沢がある。水場としても使えるかな
時々、こうした湧水や小さな沢がある。水場としても使えるかな
前船形山分岐
鏡ヶ池が見えてきた
鏡ヶ池が見えてきた
池の端に降りる
あちこちにアカハライモリ
あちこちにアカハライモリ
雲が増えてきたな
雲が増えてきたな
鏡ヶ池を後にする
鏡ヶ池を後にする
赤、黄色、黄緑。日本の秋
赤、黄色、黄緑。日本の秋
そして小栗山コースと合流
そして小栗山コースと合流
ここからがちょっときつい
ここからがちょっときつい
急登が続く
岩が増えてくる
ロープで補助された場所
ロープで補助された場所
涸れ沢になる。
最初に登った時は辛かったなー。でも今日は余裕。ボクも成長したなーと自画自賛
涸れ沢になる。
最初に登った時は辛かったなー。でも今日は余裕。ボクも成長したなーと自画自賛
展望台。だけど眺めるならもう少し上に行ってからが良い
展望台。だけど眺めるならもう少し上に行ってからが良い
前船形山と鏡ヶ池
前船形山と鏡ヶ池
御来光岩が見えてきた!
御来光岩が見えてきた!
開山神社の石碑
頂上はもうそこ
左の尖った山が薬師森。登山道はないから、積雪期に雪の上を歩く人は多いようだ
左の尖った山が薬師森。登山道はないから、積雪期に雪の上を歩く人は多いようだ
尾花沢からのコースと合流
尾花沢からのコースと合流
あとは散歩するだけ
あとは散歩するだけ
やっぱり頂上は人がたくさん。そうだろうなー、この時期でこの天気だもんなー
やっぱり頂上は人がたくさん。そうだろうなー、この時期でこの天気だもんなー
山頂小屋
あの右側の崖が黒伏山かな?とすれば、向いがジャングルジャングルスキー場か。
向こうに霞んで見えるのは朝日連峰
あの右側の崖が黒伏山かな?とすれば、向いがジャングルジャングルスキー場か。
向こうに霞んで見えるのは朝日連峰
薬師森の右奥にうっすら見えるのが栗駒山
薬師森の右奥にうっすら見えるのが栗駒山
蔵王方面。左の丸いのが大東岳でしょうね。じゃ、その向こうが雁戸山か。手前が面白山かな
蔵王方面。左の丸いのが大東岳でしょうね。じゃ、その向こうが雁戸山か。手前が面白山かな
下山を開始して、御来光岩のちょっと下から。
真ん中のずーっと奥が太平洋と松島。その隣の山が北泉ヶ岳と泉ヶ岳
下山を開始して、御来光岩のちょっと下から。
真ん中のずーっと奥が太平洋と松島。その隣の山が北泉ヶ岳と泉ヶ岳
あっという間に小栗山コース分岐
あっという間に小栗山コース分岐
下りだとここは間違えやすいかもね。この涸れ沢はちょっと上ったところに登山道が続いている
下りだとここは間違えやすいかもね。この涸れ沢はちょっと上ったところに登山道が続いている
帰りに前船形山に登ろうと思ったけど、下りてくると15時。そうなるとブナの森が暗くなるなー。明るいうちにもう一度写真を撮りたい
帰りに前船形山に登ろうと思ったけど、下りてくると15時。そうなるとブナの森が暗くなるなー。明るいうちにもう一度写真を撮りたい
正解ですね
良い感じの明るさ
良い感じの明るさ
もう、のんびり歩くだけ
もう、のんびり歩くだけ
ホント、素晴らしい。
このブナの森を守った人たちに感謝です
ホント、素晴らしい。
このブナの森を守った人たちに感謝です
あの倒木が見えてきたらもうすぐ
あの倒木が見えてきたらもうすぐ
登山口到着
秋を満喫したね

感想

※過去ログ

船形山に登るのは3年連続4回目。
そのうち3回は夕日沢コースということになる。
一度はブナの葉がすっかり落ちた頃。2回目は頂上の紅葉が始まった頃。
そして3回目の今回は、ブナの葉が黄色くなる頃に歩こうと思っていた。

この夕日沢コースは、宮城県側の船形山登山道の中でもマイナーなコース。
他のコースから入って、鏡ヶ池や前船形山まで歩く人は多いようだけど、実はその先が素晴らしい。
船形山はかつて、白神山地をしのぐと言われるほど広大なブナの森を抱えていたんだけど、伐採でその数を大きく減らしてしまった。
それに待ったをかけたのが、地元の有志で結成された「船形山のブナを守る会」。
敵対する反対運動ではなく、行政側と勉強し、話し合い、守ったブナの森が夕日沢コースにはある。
真っ直ぐに伸びた推定樹齢200〜300年のブナの木が立ち並ぶ姿は圧巻で、木の立派さでいえば白神山地を凌ぐではないかとも言われている。
そんなブナの森が好きで毎年歩いているわけです。

■夕日沢コース
登山道入口に駐車スペース3台。その先に1台。
さらに進むと行き止まりに鳴渓小屋があって、そこに3台くらい止められる。
登山口から枯れ葉のフカフカで歩きやすい道が続く。
入り口からすぐにブナの森。ブナの森を楽しむなら、この辺りを散策するだけでも良い。
緩やかな道が続き、時々ちょっとした急登がでてくるけど長くは続かない。
そんな場所が3カ所くらいかな。1カ所で短いロープがあるくらい。
そのエリアを過ぎると沢音が大きく聞こえてきて、大滝川上流の脇を歩くトラバース道になる。
気をつけて歩けば特に危険なところはない。
トラバースが終わると、前船形山登山道分岐。
そして鏡ヶ池が見えてくる。分岐を左に進むと池に降りる道。右が登山道。
その先はちょっと崩れたところがあるけどロープで補助されている。
その先の涸れ沢を渡るところもロープで降りてロープで登るけどたいしたことはない。
そして大滝キャンプ場からの小栗山コースに合流する。
ここまでコースタイムで1時間30分。だけど、ブナの森をのんびり楽しむなら2時間くらいと考えた方が良いかもね。

■小栗山コース合流から頂上
ここから急登、といっても高低差250mくらいなのでひと頑張りという程度。
ただ、途中からは涸れ沢を登るので歩きづらいところも多々ある。
雨の日には沢歩きになる。
途中に「展望台」という標識があるけど、あまり展望はよくないのが謎。
もう少し登ると眼下に前船形山、鏡ヶ池、北泉ヶ岳などが見えてくる。
コースタイムで50分頑張ると御来光岩と開山神社の石碑。
古くから信仰を集めていた船形山。山形県側の呼び名は御所山。
その信仰に集まる人々をあてに商売をする人たちが増え、中には悪どいやり方を商売人も増えたので、ある時期その信仰が禁止になってしまった。
それが鎌倉時代だったかその後だったか、禁止が解かれ、再び「開山」したことを記念して建てられたと聞いた。
しかもこの石碑を掘り出して再び建てられたのはそう昔ではないそうだ。
頂上からの眺めもいいけど、御来光岩を回り込むと、太平洋の松島、牡鹿半島から、薬師森の向こうに栗駒山、神室連峰、鳥海山、月山、朝日連峰と、ぐるっと見渡せる。天気が良ければね。
ここから山頂までは低木の尾根道をちょっと散歩するだけ。

■船形山山頂避難小屋
トイレもある良い小屋です。
風が強い日などはここで休憩できるし重宝しますね。
そのうち泊まってみたいなー。

■鳴渓流小屋
登山道入口の少し先にある小屋。
古くてあまり大きくない小屋だけど綺麗にされています。
トイレはなし。水場はちょっと下りて大滝川かな。
遠方から来るなら、前日暗くなる前に着いて、ここで一泊してから登山なんて良いかもね。


さて、そんな素晴らしいブナの森を歩く、大して厳しくもない夕日沢コース。
なぜあまり歩く人がいないのかというと、そこまでのアプローチなんですよね。
砂利道の林道を4〜50分走らなければならないわけです。
しかも大雨の後は必ず荒れている。
ボクは夏にこの道でパンクしました。
乗用車ではオススメしません。できればオフロード車か軽トラ。ギリギリSUVですかね。
今回は荒れた部分を補修した跡が多々あって走りやすくはなっていたけど、状況は雨などによって大きく変わるはず。
計画するなら加美町の役場に電話した方が良いです。

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