記録ID: 50215
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無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
至仏山(山ノ鼻ルート)
2009年10月31日(土) [日帰り]
群馬県
- GPS
- 06:30
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 855m
- 下り
- 853m
コースタイム
7:15鳩待峠-8:10山ノ鼻9:05-11:40至仏山山頂12:30-13:20小至仏山-13:50オヤマ沢田代-15:00鳩待峠
天候 | 午前:快晴、午後:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
木道、および、木の階段は濡れているとかなり滑ります。明け方に霜に下が降りた ときや登山靴の底が濡れているときには足場を確認しながら進む必要があります。 トレッキングポールで突くときも注意です。ポールの先端のゴムを外した方が滑ら ないような気もしましたが、木道、階段が傷みそうなのでそのまま付けて使用しま した。結局、木道は狭く、また、険しい(?)岩場も多いのでポールの出番は最後の 方(下り)しかありませんでした。(必要なかったかも) 蛇紋岩は黒くなっている部分が滑ります(全体は茶色)。足をかけるときは黒くなって いない部分を探します。どうしても黒い部分に足をかけなければならないときは、 3点支持をしっかりやります。 至仏山山頂は狭いです。山頂での長居にこだわらないのであれば、山頂手前に何度か 現れるベンチで昼食休憩等をとるとよいかもしれません。静かで前面に燧ケ岳、尾瀬 ヶ原もよくみえます。 至仏山山頂から山ノ鼻方向へは下山禁止です。初老の夫婦が下ろうとしていたので 危険ですよ、と説明し戻ってもらいましたが、もう少し注意を促す看板などがあっても よいように思いました。景観はよくなくなりますが、実際、かなり危険と感じました。 鳩待峠駐車場には、AM5:30ごろ到着。出発時の7:00ごろもまだまだ空いていました。 そこから下ったところにも広い駐車場があるので十分余裕があると思います。 15:00に戻ったときもガラガラでした。 |
写真
感想
至仏山はとにかくそこら中「滑る!!」。まず山ノ鼻までの木道は霜が降りており
ツルツル。楽に歩けそうと思ってスタスタ進み何度かコケそうになりました。
次は至仏山頂に至るまでの階段が滑る!! 水平でなく傾斜がついているところがあり、
濡れた登山靴だと横にスライドします。足場を確かめながらゆっくり登りました。
さらに蛇紋岩が噂どおり滑る!! 登山者によって磨きこまれた岩の黒い部分には足を
かけないように注意しなければなりませんでした。鎖も備え付けられているところが
ありますが、足場はすでに黒く磨かれており、足がかけられないので鎖に頼らず這って
登ったところもありました。
滑る話ばかり書きましたが、登山途中に眺めた尾瀬ヶ原は最高でした。私にはきつい
登りでしたが、その苦労に値するよい山だと思いました。また、山頂以外は会った方も
少なく、特に山ノ鼻の湿原中、山ノ鼻から山頂まではほとんど人を見かけませんでした。
静かでよい山行でした。残念なのは、木道と階段ばっかりだったことか...もっと土の上を
歩きたかったです。まあ自然を守るため、安全のためということなので仕方ないでしょう。
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至仏山は良く滑るみたいですね。
この山の検索してたら11月1日にこの山に行った他のブロガーが、木道で滑って腰を打った。。と書いてありました。Gekkoさんは無事下山で何よりでしたね。
鳩待峠から山ノ鼻までの(一枚目の写真)の木道です。乾いているように見えますが、実際には霜が降りていてよく滑りました。特に微妙な傾斜の下りで注意が必要でした。他は濡れていないルートを選ぶ、靴底が濡れていないか注意するとなんとか行けると思いますよ。この木道が歩けるようにならないと尾瀬の奥には入れないんですよね〜
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