寄から鍋割山・雨山・檜岳・秦野峠・シダンゴ山周回
- GPS
- 06:47
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,909m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ 稜線は所々弱風、それ以外は無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・寄のバス停から櫟山経由して栗の木洞付近までは誰も見かけず。その後大倉からの登山道と合流すると鍋割山まではハイカー多数。その先雨山峠方向へほとんど誰もいなかった。シダンゴ山まで誰も見かけず。 ・登山道は全般によく整備されているが、雨山峠から先は踏み跡が怪しいところもあり時折心細くなるくらいだった。 ・積雪や凍結は今日の時点ではなく、滑り止めは不要だった。 |
写真
感想
寄のバス停にはほぼ定時に到着。バスの乗客は自分以外にもハイカーばかりだった。バス車内である程度支度していたので、降りてからはザックからストックを取り出したくらい。鍋割山の方角を確認して8:25に行動開始。天気はよく青空だが気温は低くて寒い。体動かして体を温める作戦。最初は急坂が続くがコンクリート舗装されている道を歩く。くねくね曲がって標高を上げ、案内に従って鍋割山方向を目指す。バス停から15分ほど歩いてようやく土を踏んだ。そしてここからも急な登りが続く。鍋割山まで標高差1000メートルくらいあるので、決してお気楽なコースではない。そのせいかは分からないが、周囲にハイカーの姿は全く見られなかった。バスにいた乗客が皆どこへ行ったのかは不明。標高を上げると樹林越しではあるが遠くに相模湾が見えてきた。海が見えると丹沢らしいなと思う。無人の登山道を進み最初のピークの櫟山には9:27に到着。出発から約1時間かかったが、この間誰も見掛けなかった。ここまで休憩せずせっせと歩いてきたので、ここで大休止。遠くに海が見える。風はないので休憩していても寒さは感じない。日当たりがいいのでポカポカ暖かい。
ここから先も登りが続く。誰もいないので自分のペースで進む。栗の木洞は写真も撮らず通過。この後一回標高を下げてから再度登りが始まる。途中大倉からの登山道と合流すると一気に人の数が増えた。今日は土曜日だし、これが本来の姿なのかもしれない。人が増え少しペースは落ちるがそれでも道を譲ってもらうことが多くどんどん先に進めた。太陽を背にして登るため山頂近くは少し暑さを感じた。ハイカーで溢れた鍋割山には10:40に到着。鍋焼きうどん待ちの列が小屋の外にまでできていた。一度食べてみたいが今日は混んでいるし先が長いのでパス。写真だけで通過。山頂付近から雨山峠方向に進むと人の姿が全く見えなくなった。これだけギャップがあるとさすがに戸惑ってしまう。誤った方角へ進んでいないか地図やGPSをよく見てから進む。鍋割山から先も一回標高を落とす。鍋割峠を過ぎると鎖場が出てきた。どんなところかと思ったがそれほど難しいところではなかった。ただ足元は花崗岩が風化していて滑り易く、慎重に進む必要があった。鎖場は何度か出てきたがどれも無難にこなす。いくつか小ピークがあり途中で座って11:11に大休止した。鍋割山がカオスだったので、ここまで休憩を取ることができなかった。鍋割山を過ぎ縦走路に入ると大きく登ったり下ったりすることはなくなったが、そのかわり細かいアップダウンが連続する。既に1000メートルほどの登りをこなした後なので、多少の上下も徐々にしんどくなってくる。山登りなので仕方ないが。
雨山峠と雨山を過ぎると尾根を風が抜けるようになってきた。時折風がゴーゴー音を立てていた。風も冷たいし、指先や耳など末端が冷えた。休憩適地を探すもなく、止まると寒いので歩き続けた。檜岳には12:22に到着。樹林帯で展望なし。ベンチがあって休憩適地だったが日陰で寒く休む気になれなかった。ここも写真だけで通過。この先も相変わらずアップダウンは続くし、場所によっては冷たい風に吹かれるしと、ちょっときつい区間が続いた。風さえなければ快適だったかもしれないが、今日はところどころ風が冷た過ぎた。結局休むことなく秦野峠に13:13に至る。ここも少し風が抜ける場所だったが、既に2時間飲まず食わずだったので、切り株に腰掛けて水分補給をし、持参したパンを食べた。ようやく後半戦だがまだ先は長い。休憩は適当に切り上げて行動再開。それにしても人がいない。鍋割山で見かけた後はずっと無人が続いている。秦野峠から15分ほどで林道に至る。この先は林道でも進めるようだがせっかくなので登山道を進む。しかしここも楽ではなかった。登りは短いが結構急だった。林道が良かったか?と少し思ったが、とにかく進むしかない。いくつかのピークを過ぎて再度林道と交差。ここからシダンゴ山まで少し登る。シダンゴ山は14:24に到着。相模湾の展望良好、ベンチもあり。座って最後の大休止をして下り始める。ここからも樹林帯なのは変わりないが、常緑樹のためか、日差しが届かずかなり暗くなってきた。さすがにライトを出すほどではなかったが、やはり冬の日没が早いことをあらためて実感した。シダンゴ山から下り続けるとやがて舗装路が出てきた。もう下界である。途中にはトイレもあった。さらに降ると住宅街になりゴールのバス停はまもなく。寄のバス停には15:08に到着。着後体は暖かかったが気温は低いので保温に努めた。普段は自家用車登山だが今日はこの後バスと電車を乗り継いで帰らなければならない。でも寝ていけるのは楽で、運転しない登山もたまにはいいなと思った。
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