鳴谷山(クリスマスはパウダー祭り)


- GPS
- 07:24
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
風嵐ゲートの手前500mのスノーシェッド内に縦列駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆大杉谷林道 ・ひたすら林道ラッセル。 ・たまに水が出ているのでうまく雪を繋いでいく。 ・イモイワ谷を過ぎて標高770mあたりから林道ショートカット。 ・S字で再び林道に合流したら900mまで林道歩き。 ・そこから1230mの林道まで再び直登。 ・1249mのポコは少し手前から大きく右側にトラバース気味に巻いていけば登り返しがなくなる。(今回の反省点) ◆1249ポコ〜鳴谷山 ・林道は傾斜がないので早めに斜面に取り付いて尾根まで向かう。 ・あとは歩きやすいところを登って山頂手前のポコを左から巻いて登頂する。 |
写真
感想
今日はホワイトクリスマス。世の中的には。
絵に描いたようなクリスマス寒波襲来で街は白く染まったがもちろん山でも白いシャンパンが降り注いでいる。
自分たちのクリスマスプレゼントはパウダーだ。ラッセルだ。
ということでイヴにも関わらず夕方から車中泊。夜中1時半に起き出して順次ラッセルスタート。いつも通りだな。クリスマスかんけーねー。
今日の行き先はYSHRセンセーの提案で鳴谷山へ。さすが引き出しが多い。無雪期は何度か登っているが積雪期は初めてだ。
こんな豪雪のタイミングで県外へ出るのはリスクが大きい。アプローチ的に。
近場の鳴谷山はこの時期一体どうなっているのか?YSHRセンセーも大魔人さんも経験済みなので心強い。
ヤマケイは無雪期も登ったことがないようで今回初登頂を目指す。
YSHRセンセーが超フライングで先にラッセル開始。自分も後から続く。もうスタート予定時刻なんてあってないようなものだ。
大杉谷林道は大雪の割には意外と底があったので順調にラッセルしていった。
途中でセンセーに追い付いたのでラッセル交代。林道ラッセルは5kmほど。白山の1/3だと思うと随分気楽だ。
林道をショートカットしながら高度を上げる。植林が良い感じで疎林になっていて最高のゲレンデが広がっていた。帰りが楽しみ。
今日もヤマケイが元気にラッセルしていく。大魔人さんと後ろでも暑いな…とか言いながらぐんぐん高度を上げていった。
山頂手前のポコは大魔人さんがうまく巻いて帰りのためにルート工作。経験値が光る。
山頂はプチ地獄。風は少しで視界も少し。本当はここから白山がドーンと見えるはずだが真っ白だ。まあこんな天気だからこそ鳴谷山に来たのだから仕方ない。
さあお楽しみパウダー滑走。
激パウすぎるとトレースを外せないが今日は適度なパウだったのと藪もほとんど埋まってたのでマジで最高のゲレンデだった。
林道5kmを歩いた人だけが辿り着ける天然のパウダーゲレンデはこちらです。
だが楽しい時はあっという間。え?もう林道?ってくらいに早かった。
あとは林道を淡々と滑っていくが帰りも早かった。白山で感覚が鈍ってるのかもしれないが。
ということで朝9時半には下山。
何より贅沢なクリスマスプレゼントとなった。
里も山もゴン降りドンドン、さてどこ行くか? ここなら絶対大丈夫だと引き出したのが鳴谷山、今日もいくしかない!
深夜2時半スタートの約束、安定のフライイングで2時に準備できたYSHRから出発、今宵も179cm最強ポン、ウキウキでラッセルめちゃ楽だった。ガンが追い付いてきて先頭交代、林道5km・百万貫ほどなので楽勝であった。
林道を離れると満を持してヤバKが先頭でグイグイ、リミッターが壊れた暴走機関車であった。マジて追いつくの大変であった。勘弁してくれ!
1249ポコを避けるように地図を送ったのに予習不足のヤバK案の定デカイ下りを作り帰りに登り返しとなった。昨年やはりコーエーが同じミスをしたので今年は避けたかった、、、来年以降はみんな気をつけよう。
さあラストガンガンピクルだけ、しかしまたもや木を踏みつけたようでシールが剥がれてしまう、左右と勘弁して欲しい、初めからテープすれば良いのに、道楽したせいでその後も剥がれ最終的にテーピングと無駄な時間を浪費、皆は見えなくなる。必死こいてダッシュで追いかけるが山頂手前で優しい仲間たちは待ってくれていた。
皆で無事3丁目をピクって後はクリパウを頂くことにした。ええじゃないか、今日もすんごいパウであった。帰りの林道はよく滑り大満足の朝活であった。どんな天候でも満足できる引き出しは大切である。
ゴン降り万歳!
3日前から日本海側も太平洋側の一部も大雪、金曜の石川県では高速も国道も通行止め…。県内で確実に到着できて確実にピクれてそこそこハードな山…鳴谷山に行くべ。
大雪の恩恵は白山麓の低山にもありほぼ藪が埋まっている、12月でこんなのはうれしい限り、まるで厳冬期のようで県外に行かなくても十分楽しめます。
今日はゴン降りなので誰も来ないであろう…、そうでした。
林道を2時間進んで尾根に取りつく、核心は林道と言っても過言ではない鳴谷山。なので静かなのです。多分厳冬期のツボ足の記録は無いと思う。
みんな元気なので交代でラッセルしていくが山渓は昨日山に行っていないから元気祭り、ドンドン先に行く。そうだ今冬眠中のあんちゃんも学生の時は底なしだったな…。さて、下の巻で失敗した山渓、山頂直下の巻は長いので自称鬼巻の僕がルートを作ろう。ほぼ完ぺき、山渓は後ろ姿を見て勉強をしていた。
みんな揃ってピクってゴンス、4人なのでヨンスがいいかも…。滑降準備をしたらクリスマスパーティーの始まり、いいプレゼントをいただきました。
白山麓の低山はもう仕上がっています、しかし奥深い白山麓の低山…しばらくは貸し切りになるんだろう。。。
金曜日の帰り道はなかなか刺激的な運転だったので今日も気をつけて出かけたが除雪ばっちりで問題なくスノーシェッドに着いた。30分以上前に着いたけどもう先生はスタートしそうだった
6kmほど林道を歩く。水曜に別当まで7時間歩いたのに比べればすぐでした
林道を外れて歩きやすいところを歩いていく
1249ポコは気をつけていたのに10mほどカニの登り返しを作ってしまった、もっと右から大きく巻いて林道に早めに出ればそんなに難しくなかったらしいです
明るくなってきた頃にライトを外しつつ早めにゴーグルをつける。山頂は遮るものなくここでつけといて良かった
山頂手前の巻きは大魔人さんの鬼マキで帰りは楽ちんだった。職人技でした。
帰りは程よい密度のツリーランであっという間に林道へ
登り返しもあるので途中からシールをつけた
7時間半ちょうど良いワークアウト、午後の時間もたっぷりです
素敵なブナ林で林道アプローチがなければもっとスキーヤーが入るだろうという山だった。
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