愛知川(えち)、神崎川4(沢登2)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 324m
- 下り
- 316m
天候 | 曇りのち雨、午後雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2014_0823
愛知川(えち)、神崎川4(沢登)
今年もやっぱり神崎川へ沢登にいってきた
前回は天候不良で取り止めたが、今回はメンバーのスケジュールもタイミング良くはまった
天候にやや不安があり、午後は早めに切り上げたいな・・・と思いつつも天狗滝をピストン♪
★参加者
まやっぺ、おかもん(初沢)、ハセチュ(沢2回目)、I氏、436号(5名)
★行動
★★★2014年8月23日(土)★★★
0600I氏と合流、出発
0615ハセチュー亭・・・
0630出発〜芸能IC〜甲賀IC〜
途中で20分ほど遅れる件を京都組みに連絡
0810ゲート前到着
すでに京都組は到着して準備万端な感じ(焦)
すいませ〜〜ん
0820とっとと着替えて、ハイ!出発!
ゲートから入水場所までダラダラと歩く
沢2回目のハセチュは、ウェットスーツを仕込んでるため「アチーー!」とだれる(笑)
沢デビューのおかもんは、まだ余裕な感じ♪
0900舗装路を離れて沢へ
ここにある看板に
★「営利目的で沢登りやカヌー下り」等を行った場合は
漁業法第143条により20万円以下の罰金が科せす旨の表記がった
ツアー企画社は事前に承認が必要なようだ
ふむふむ・・・
我々は「営利目的」ではないので、「釣り人を優先」すれば沢登はOKってことだ
了解!
0915沢登スタート
泳いで、登って、だらだら歩く
ビギナーさんたちが離れていく・・・
ついてこーーい(笑)
1030休憩
そして、また歩いて、泳いで、登っていく
ビギナーさん2人が、だれている・・・
仕方がない休憩するか〜
また泳いで、登って、天狗滝を目指す・・・
天気よ!、もってくれ!まってくれ!
1130昼食休憩
ビギナーさんたちが離れていく・・・
飛んでこーーい(笑)
天狗滝の手前だったが昼食とした
1230天狗滝、着
1年ぶりだが滝壺の半分がガレで埋まっていた(驚)
台風12号の影響だろうか?
最近の雨や豪雨の影響だろうか?
この夏は、前線が日本列島に居座って梅雨時期のように
よく雨が降った・・・
私のような半端で意気地の無い山屋、岩屋、沢屋にはつらい天候だ
さて!
天狗滝まできたし、せっかくなんで登ることにした
1番!36号行きますっ!
んが!
やはり激流がきつくザックが水の抵抗を増して引っ張られる
今年の天狗滝も甘くはないようだ
でもこのぐらいならザックを背負ったまま登りたい
粘るが、左岸壁を攻めきれず下流に流されてしまった
作戦変更
こんな時いつもフリークライミングをやってて良かったな〜っと思う
やむなく、右岸壁をフリーソロで登る
ホールドは多数あるが脆く、はがれそうだ
こんな時、遊の後藤氏の言葉を思い出す
「引っ張るんじゃなく、岩を押さえつけて登るんじゃよ」
万が一の時は、滝壺にダイブだと考えながらリスクマネジメント&クライミング
じわじわと5mほど登った
呼吸を整え、観察する
天狗滝の滝壺、左岸壁のあの三角スポットにダイブだ!
仲間たちが心配そうに見ている
深呼吸をして、心の中でつぶやいた
「水面よーーし!、1、2の3!!」
ホールドを離し、一気に飛び込んだ!
ザブーーン・・・ぶくぶく・・・
流されながらも狙った左岸壁に取り付いた!!
ホールドは小さい
三角の欠けてくぼんだ場所に右手の指先2本だけが引っかける
左手のホールドを水面下で探す・・・
やばい!また激流に流されそうだ!
はやくホールドを探せ!
・・・あった!
左手がアンダーで持てる場所を見つけた!
ぬめりも無い!
行ける!
右足でやや岩を蹴り、滝壺へじわじわ進む・・・
ザックが水流に引っ張られ引きはがされて流されそうだ
くぅ〜〜〜〜・・・耐えろ!俺っ!
慎重に進んだ・・・
よし!流れが弱いポイントにきた!
ここからが本当の核心だ!
次は滝の激しい水圧に耐えながら、体を滝の裏面にある隠れた岩棚に引き上げれば俺の勝利だ!
頭や肩、背中のザックを叩きつける水の猛攻に耐えながら、足場を探すが見つからない
くぅ〜〜〜〜握力が無くなってきた
足場がない!激しい水圧だ!
「・・・ダメか?」
一瞬の心の隙を突かれ、一気に岩からはがされ激流に流されてしまった
仲間の元に戻った俺はザックを置いた
冷えきって全身が震る
あり得ないぐらい震えちゃいるが、今の俺のハートは超ーー熱い!
持てるだけのスリングを肩にかけて再挑戦だ!
今ので1敗だが、みてろよ天狗滝!
今年も君を登る!
右岸壁をフリーソロ!
呼吸を整える
観察する
振り返るとI氏とハセチュが暴れている?
天真爛漫??傍若無人??に踊り狂っているのが見える
凍える体を温めるためだろう
なんだか笑えてきて、パワーをもらった(笑)
よし!行くぞ!
パンプした両腕も回復した!
もう一度ダーーーイブ!!
ザブーーン・・・ぶくぶく・・・
左岸壁に取り付き、小さく欠けた三角のくぼみに指先2本を引っかける
さっきと同じだ!
行ける!
行こう!
水面下でさっきの左手のアンダーホールドを持った!
じわじわ進む、今度はザック分の水の抵抗がないので楽だ!
天狗滝の裏面に入った!
しかし落下する水が激しく俺を叩きつける
天狗滝の猛攻だ
これに耐えながら、体を隠れた岩棚に引き上げろ!
足場を探すが滑ってうまく行かない・・・
ダメだ!このままじゃまた激流に流されてしまう!
とその時だ!
一瞬触れたつま先に体重を乗せて、一気に岩棚に体を上げた
よっしゃーー−!
滝の裏側から登り、途中のピナクル(岩頭)にスリングを引っかけ
後続の為のお助けロープセット!
7〜8mある天狗滝の落ち口(上部)に立ち、みんなにガッツポーズで応えた♪
まやっぺ、I氏、ハセチュと奮闘しながらも続々登ってきた!
こいつら、やっぱスゲーーーな!
みんなを出迎え、お決まりのハイターーーーッチ!
滝の上部にみんな集まってきたが、雨も降り出していた
残るは沢デビューのおかもん・・・
岩棚に体を引き上げれず悪戦苦闘!
2度3度・・・何度も何度も挑戦する心意気にオレ感動!
しかし雨が・・・
時間が・・・
ここでタイムアーーップ!
滝壺に飛び込み泳いで岸に上がる
ザックを背負う
雷も鳴ってきた・・・
さあ帰ろう
1350天狗滝、発
雷鳴中だが、やや遠い場所な気配だ
時間、体力を考えつつ進む
おかもんがどんどん離れていく・・・
男だろ〜〜気合いいれろ〜〜笑
1420登山道の看板をみて京都組2人は陸路を行くことにした
バテバテのおかもん・・・大丈夫かな〜〜
1600水門到着
1645駐車場、着
着替え始めたら雨が巨大化して大粒に!
ひぇ〜〜〜
1710駐車場、発
京都組は約1時間遅れで、駐車場を出たらしく一安心
登山道を途中でロストしたので、結局沢下りで戻ったらしい
三重組は、極楽の湯で体を温めて解散
やっぱり神崎川は美しく楽しい〜♪
参考
2013年8月4日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-329279.html
2012年7月29日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-211471.html
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