木曽駒ヶ岳(まで行けず)極寒&強風&装備トラブル
- GPS
- 03:00
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 104m
- 下り
- 106m
コースタイム
天候 | 概ね晴れ、山頂付近は雲、気温は朝9時半の千畳敷でマイナス17.5℃、風速は予報によると20mくらい(これは山頂付近なので、千畳敷はそこまでではなかっただろう。でもかなり強い風) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日も雪が降ったらしく、コースにはトレースはなかった。先行するパーティーのトップの人がラッセルをしてくださり、それを追う形で登った。雪は深いところは腰くらい、否、腰以上まであった。時折視界が悪くなり、トレースも強風で雪が流されて隠れてしまうところもあった。 |
写真
感想
今回は天気が悪いということもあったが、ゴーグルが使い物にならなくなり、途中撤退を決めた。あまりの強風(吹雪)のために、どうもゴーグルのダブルレンズの内側に水滴が溜まってしまい、それが原因で曇りが取れなくなってしまった。ゴーグルはしっかり装着していたつもりなのだが、風が強すぎてスキマから入り込んだのか?とにかく前が見えにくく、というか足元が見えにくいので危ない。この強風でゴーグル無しで登り続けるのは自殺行為なので、やむなく下山することにした。下山中はゴーグル無しだったが、短時間なので何とかなった。
今回は他にもトラブルがあり、登っている途中で右手の防寒用グローブを落とし、強風によってグローブが斜面を滑り落ちていってしまった。予備の防寒用グローブを持っていたので、それを使ったが、注意しなければいけないと思った。
*後から登ってきた人が親切にも落としたグローブを持ってきてくれた。どうもありがとうございました!
こんな調子だったので、下山くらいはちょっと何かしなければと思い、先行するパーティーのラッセルをお手伝いした。ほとんど登ってなかったし、ラッセルする体力は十分有り余っていた。でもラッセルはやっぱり大変だ・・・(下山は来た道を戻ればいいのだが、強風でトレースが消えるので、結局新たにトレースの無いところを漕いでいく羽目になる)
*木曽駒は夏と冬とで厳しさが全然違う。まあ3000m級の山はどこもこんな感じだろうが、やはり厳冬期は大変だ(去年の同時期に、新穂高ロープウェイ駅から西穂山荘を歩いた時も、この時は複数だったが交替でラッセルして大変だった)。
*天気が良ければまだマシなのだろうけど、まあニュースでもここ数日は天気が荒れると言われていたから仕方がない。
↑翌日は快晴だったらしく、登るなら翌日の方が良かったのだろう(でも予定が合わなかった)。
*ただ、今回の目的の一つは、条件の悪い冬山を歩いた時に起こりうることを知りたかったというのがあるので、これはこれで良しとする。
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熟練者でも、くれぐれもお気をつけて山行ください
今年もよろしくお願いします。私は決して熟練者ではないです。まだまだ色々と挑戦中です。
bellodisegnoさんもどうぞお気をつけてくださいね。
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