まったりテン泊:日影沢(ニューテント試し張り)/日影沢その2(テント改良検証)
- GPS
- 52:45
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 1,825m
コースタイム
9月3日(水)一日目
9:10 高尾駅
9:35 高尾森林ふれあいセンター
10:00 稲荷山コース登山口
11:45 高尾山山頂
13:00 日影沢キャンプ場(テント泊)
9月4日(木)二日目
6:45 日影沢キャンプ場
8:20 城山
9:20 景信山
10:20 木下沢林道
12:20 駒木野庭園
13:00 高尾駅
9月18日(木)〜19日(金)高尾〜日影沢〜高尾
9月18日(木)一日目
9:30 高尾森林ふれあいセンター
10:50 蛇瀧
11:40 日影沢キャンプ場(テント泊)
9月19日(金)二日目
7:10 日影沢キャンプ場発
8:05 釣り橋
8:50 金比羅神社
9:30 高尾駅
天候 | 9月3日(水)〜4日(木)高尾〜日影沢〜景信山 3日(水) 曇り 4日(木) 曇り 9月18日(木)〜19日(金)高尾〜日影沢〜高尾 18日(木) 曇り 19日(金) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
往路 立川→高尾(JR東) 高尾→高尾山口(京王電鉄) 復路 高尾→立川(JR東) 9月18日(木)〜19日(金)高尾〜日影沢〜高尾 往路 立川→高尾(JR東) 高尾→高尾山口(京王電鉄) 復路 高尾→立川(JR東) |
コース状況/ 危険箇所等 |
9月3日(水)〜4日(木)高尾〜日影沢〜景信山 特に危険個所なし 9月18日(木)〜19日(金)高尾〜日影沢〜高尾 特に危険個所なし |
写真
感想
9月3日(水)〜4日(木)高尾〜日影沢〜景信山
9月になったばかりと言うのに季節は早くも秋の気配。
久々、テント担いで山歩きをした。
ようやく二カ月前に買ったダンロップの新品テントのデビュー戦!
期待ワクワク(嬉)
テン泊山行自体久しぶりで何を持って行けばいいのか?取捨選択がめんどくさかったのでとりあえず以前の記憶を頼りに一通り揃えてパッキングした。
デビュー目的地の日影沢キャンプ場は水が「飲料不可」だったので水まで余分に詰め込んだら総重量実に16kgを超えてしまった。
一泊二日の予定でこれは重すぎるだろう、と思ったが、どうせ、大して歩かないし、トレーニングがてら担いでみよう、とナメた考えが甘かった。
フル装備山歩きは実に3年ぶり!メチャクチャキツかった(泣)
日影沢キャンプ場は利用申請は本来往復はがきでするそうだが、日時が間に合わない時は当日森林センターに直接出向いて許可証の交付を受ける必要がある。
朝9:30森林センターに行き説明を受け無事「キャンプ場利用許可証」の交付を受けた。
なぜここのキャンプ場を選んだか?一番の理由は無料だったから(^_-)d
10:00一番気に入っている稲荷山コースで高尾山越え。
普段荷物などほとんど担がないで登っていたので大してキツイとも思っていなかったが、フル装備で登るとこれが結構シビレて堪えるキツさ!参った。
自分より年上の60代70代のおじちゃんおばちゃんにジャンジャン抜かれまくってしまった。
コースタイムもオーバーぎみで、3年ぶりとは言え、自分の脚力、体力の衰えに愕然となって悲しくさえなってしまった。
昼前、ヒーコラ言いながら、ようやく高尾山山頂に到着。
平日と言うのに昼の山頂は老若男女のハイカーでけっこう賑わっていた。
今日は残念ながら富士山は見えなかった。
一休みして、弁当にむしゃぶりつく。久々食事がおいしかった。相当体力を使ったのだろう。
喰ったらヤルこともない、目的地、期待のキャンプ場へ向かう。
4号路からいろはの道を下り、13:00過ぎ、日影沢キャンプ場に到着。ガラガラ、と言うか誰もいない。ま、まだ昼過ぎだし・・・
じっくり場所を選定して、真剣にゆっくり新品のダンロップテントを張る。
グランドシート、テント本体、フライシート、そして張り綱。
中敷きの銀マット、サーマレストのエアーマットも広げて・・・
実に素晴らしい!
幅90cmは少し狭いか?と思っていたがそんなこともなかった。
そして長辺側の出入り口はやはり使いやすい印象だった。
満足!
炊事用具も出してまずはコーヒーで至福の時を味わう。
もう別段ヤルこともないので、テントの改善点をチェックしたり、その辺りをブラうブラしたり・・・
そしてたかだか3時間のフル装備歩行だったがやっぱ相当キツかったようでストンと夕方まで落ちた。
気温は23〜25℃ぐらいで丁度いい塩梅でよく眠れた。
どうやら、今日は他には誰も来ず、貸し切り状態の様子。
日暮れに合わせて飯を炊いて、カレーとハンバーグで夕食にする。久々の飯炊きだったがけっこう美味く炊けた。
飯を食ったらヤルこともない、シュラフにもぐりこむが夕方のストンが効いたのかなかなか眠れなかった。沢の水音と虫の音が妙に冴えわたって聞こえた。
それでもいつの間にか寝たようで、朝、変わらない水の音と鳥の鳴き声で目が覚めた。
さわやかな朝、久しぶりに自然に浸かっている感じを満喫した。
シュラフは若干湿り気を帯びたが、テント本体は結露することもなく快適な一夜を過ごせた。
コーヒー飲んでバケットかじって朝食。
別段急ぐこともないのだが、ついクセで片付け、出発の準備を始めてしまう。
天気は雲は出ているもののなんとか保っていた。
雨さえ降らなければ、テントの片づけは順調に出来る。
パッキングも全部済ませて、とりあえず、出発、城山を目指す。
昨日16kgを3時間担いだだけで肩にけっこう来てる、痛い。
自宅でのスクワットが如何に甘っちょろいか思い知ってしまった。
ただ、二日目だし、重量も12〜13kgぐらいに減っているせいか昨日ほどのキツさは感じなかった。
城山から景信山まで来て、そこから北高尾山稜を周るのが理想だったが、ちと大変そうだったので、雲の厚さが増えて天気がヤバそうなことを理由にして木下沢林道をそのまま日影まで下った。
そしてその先旧甲州街道も高尾に向かっていつもと同じ様に歩いた。
この旧甲州街道は何度か通っているが、途中、駒木野庭園と言うのを初めて知った。大正、昭和の日本家屋、日本庭園、だが、とても素敵だった。
自分にお金が腐るほどあったならこんな庭があるお家に住みたいなぁ〜、なんて思ってしまった。
13:00高尾駅に到着。
そのまま電車に乗って帰宅。
新しいテントのデビュー戦としては申し分ない山行だった、と思う。
ただ、脚力、体力、精神力がテン泊フル装備では半日しか保たないのが残念だった。(泣)
まだまだ実戦で慣らしていく必要があることを痛感。
ま、ぼちぼち、のんびりやっていきましょう、と言うのが今回の結論。
お疲れさん!でした。
早く、こんな感じの軽快な山歩きが出来るようになりたいな・・・
9月18日(木)〜19日(金)高尾〜日影沢〜高尾
日影沢キャンプ場まったりテント泊二回目。
今回はまったりと言うか、だらだら・・・と言うか、結局、二日共、高尾山山頂にすら行かなかった。
もっとも、主目的がハイキングと言うより、前回使ったテントをその時思った細かい改良点の改良だったので十分目的は果たせたし、猫ちゃん達も健在でちょっと戯れることもできたのでそれで十分満足だったのだが、それでも「もう少し、歩けよ!」ってのもちと思った。
テントの改良点は、
☆フライの張り綱の自在を「ミニラインロック」に交換
これ、重さが1gもないチョ〜軽量!
☆ベンチ窓用の絞り綱をもう少し開閉し易い細いコードに交換して「コードロック」を付けた。
☆フライシートの裾の押え綱をゴムのショックコードに交換。
☆テント内に物干し用コード追加
☆天頂のハンギングリボンに小型プラ八の字金具取りつけ
などなど・・・
コーヒー数杯飲みながら猫と戯れながら半日かけてのんびり作業。
夕方になっても誰も来ず、今日も貸し切り状態。
山から下りてきた女性がキャンプ場脇の林道でなにやら拾っているので聞くと、
「ここにクルミの木があってその実が一杯落ちているの。」
との事。
その女性が大半拾って帰った後、自分も探してみたら、なるほど、けっこう落ちていた。
普通に割って食べると、まさしくクルミ!
来年はあの女性の前に来て一杯収穫しよう、と思った。
日暮れに合わせて夕飯を食べたら一気にストンと落ちた。
翌朝、5:30に目覚め。
天気は薄曇りの様だが無風で、明け方でも気温は16〜18℃ぐらいあった。寒くもなく暑くもなくテント泊に丁度いい気候。
フライは内側に少し露が付いているがテント本体は結露することもなく快適な一夜だった。
おかげさまでぐっすり眠れた。
チンタラバケットとコーヒー、スープで朝食を済まし、7:00過ぎテント畳んで出発。
いろはの森を登って行ったが、メインの1号路に合流すると、平日と言うにも関わらずけっこうな数のハイカーが登って来ていた。
が、自分はなんか山頂へ向かう気力もなくそのままいつもの金比羅神社経由で下山してしまった。
9:30高尾駅、到着。そのままホームの電車に乗って、10:00過ぎには帰宅してしまった。
なんか、明日の早朝勤務の仕事の事思うとあんまり一杯歩いたり、疲れたくもない、と言う意識があって、お気楽に楽しめないなら帰っちゃお、って思ってしまった。
おかげさまで帰宅後、余裕でテントやシュラフなど干して片付けれられた。
日影沢キャンプ場は、この先も近いし、お金も大してかからないのでちょくちょく利用させて貰おうと思ってしまった。
ありがたや、ありがたや・・・
お疲れ様。
今回の「丘を越えて」はこんな気分のまったり・・・。
この、あがた森魚のアルバム「イミテーションゴールド」は愛聴盤の一枚。
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