記録ID: 504139
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沢登り
道東・知床
相泊〜知床岬〜ペキン川遡行〜ポロモイ岳〜知床沼〜相泊
2014年08月12日(火) ~
2014年08月16日(土)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 78:04
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,162m
- 下り
- 1,702m
コースタイム
8/12
6:30歩き出し→7:15クズレハマ→9:45トッカリ瀬→12:00モイレウシ12:30→13:35ペキンの鼻→14:15近藤が淵15:20→17:00滝ノ下(C1)
Kさんと相泊手前で別れてこの日は海岸線をひたすら歩く。
前日羅臼は140mmの大量降雨があったとのことで相泊手前2kmで土砂崩れがあって地元車両以外通行止め。
なので少し歩いてからSさんが軽トラをヒッチし、相泊まで乗せてもらう。
大増水した沢が多く、急遽この日は遡行から海岸線で岬へ向かうラインに変更。
いきなり沢の橋が流されていて腰まで浸かってスクラム渡渉など。
普段はない幻の滝も多数あり。
波は思っていたより静かで問題なしだったが、近藤ヶ淵の高巻きラインが薮で消えており予定外の大高巻きで懸垂2ピッチを交えて海岸線へ戻る。
あとはひたすらゴロタの海岸を歩いてC1まで。夜は乾いた流木で盛大な焚き火。
8/13
6:20 C1→9:20赤岩→12:50知床岬→15:00赤岩(C2)
赤岩までは巻きが2回あったが楽勝で到着。
隣の番屋でコーヒーいただいてからキャサリン番屋へ。
一昨日の大雨で沢から引いてる水道が壊れて水が出ないということなのでみんなで修理して小一時間でなんとか水も出るようになり一安心。
その後ローソク岩付近で栗を拾った後、初めての試みで海岸線通しで知床岬へ向かう。
地形図上の先端付近には海岸線通しで行けたが、アブラコ湾までは最後少し泳がないといけなかったので少し巻いてアブラコ湾へ。
帰りに灯台に寄った後赤岩番屋へ戻る。
キャサリンの番屋で酒を飲みながら一緒に晩飯食べながらよくわからない東北弁のお話拝聴会が夜半まで続く。
8/14
7:20 C2→13:20ペキン川河口(C3)
行動短い日。
来た道をテケテケ戻るだけ。
ペキン直前の磯で栗大漁(バケツいっぱいくらい)
ペキン川には渡し舟で来た釣り客が番屋に泊り込みで多数来ていて鬱陶しい。
番屋から少し離れた浜でテントを張る。
キツネがいたのでかなり注意していたのだが、ちょっとした隙にNさんのザックが破られてご飯を少し取られた!
その後は厳重警戒で被害なし。夜は乾いた流木で盛大な焚き火。
8/15
5:35 C3→ペキン川遡行→12:55ポロモイ岳→17:45 884mピーク(C4)
入渓してすぐに登れない滝が出て右岸から高巻いたあとは奥入瀬を彷彿とさせるような気持ちのよい遡行が続く。230mで二俣を左に、330m二俣を右へ取る。
このあたりは行者ニンニク畑がすごい(まぁ誰も取りに行かんだろなぁ…)
350m付近で一旦伏流するがすぐに復活、560mの二俣を左に入ると伏流し、沢形をひたすら詰める。最後は左の尾根に乗り多少の?這松漕ぎを経てポロモイ山頂へ。
ここからは以前来たことあるので楽勝、と思っていたら…
なぜか鉈目が見つからず、ここからも猛ヤブを漕ぐことに
ガスで濡れた這松漕ぎで全員びしょぬれ、風が冷たい。
けっきょく5時間漕いでも884ピークまでしか届かず、ピークすぐ下の切り開きでビバーク。着替え持っててよかった…(ちなみに私は海で使うつもりだった水着とTシャツがここで役立ちました)
8/16
6:20 C4→9:30知床沼10:00→ウナキベツ登山道下降→14:15観音岩14:35→16:20相泊
天気はまずまず、最初は鉈目のあるトレースで楽勝かと思ったのだが途中でルートを失い結局また猛烈這松漕ぎとなる。けっきょく3時間かかってようやく知床沼へ。
ここからは今度こそ楽勝!と思ってたがガスが出て視界が悪いうえに笹薮がすごいことになってて登山道って感じでなくなってきている。樹林帯に入った後も踏み跡が判然としない場所が多数あり、以前より確実に悪くなってきているように感じる。
海岸線に出て観音岩を越えると携帯電波が入ったのでKさんと連絡を取り相泊にて無事合流。
6:30歩き出し→7:15クズレハマ→9:45トッカリ瀬→12:00モイレウシ12:30→13:35ペキンの鼻→14:15近藤が淵15:20→17:00滝ノ下(C1)
Kさんと相泊手前で別れてこの日は海岸線をひたすら歩く。
前日羅臼は140mmの大量降雨があったとのことで相泊手前2kmで土砂崩れがあって地元車両以外通行止め。
なので少し歩いてからSさんが軽トラをヒッチし、相泊まで乗せてもらう。
大増水した沢が多く、急遽この日は遡行から海岸線で岬へ向かうラインに変更。
いきなり沢の橋が流されていて腰まで浸かってスクラム渡渉など。
普段はない幻の滝も多数あり。
波は思っていたより静かで問題なしだったが、近藤ヶ淵の高巻きラインが薮で消えており予定外の大高巻きで懸垂2ピッチを交えて海岸線へ戻る。
あとはひたすらゴロタの海岸を歩いてC1まで。夜は乾いた流木で盛大な焚き火。
8/13
6:20 C1→9:20赤岩→12:50知床岬→15:00赤岩(C2)
赤岩までは巻きが2回あったが楽勝で到着。
隣の番屋でコーヒーいただいてからキャサリン番屋へ。
一昨日の大雨で沢から引いてる水道が壊れて水が出ないということなのでみんなで修理して小一時間でなんとか水も出るようになり一安心。
その後ローソク岩付近で栗を拾った後、初めての試みで海岸線通しで知床岬へ向かう。
地形図上の先端付近には海岸線通しで行けたが、アブラコ湾までは最後少し泳がないといけなかったので少し巻いてアブラコ湾へ。
帰りに灯台に寄った後赤岩番屋へ戻る。
キャサリンの番屋で酒を飲みながら一緒に晩飯食べながらよくわからない東北弁のお話拝聴会が夜半まで続く。
8/14
7:20 C2→13:20ペキン川河口(C3)
行動短い日。
来た道をテケテケ戻るだけ。
ペキン直前の磯で栗大漁(バケツいっぱいくらい)
ペキン川には渡し舟で来た釣り客が番屋に泊り込みで多数来ていて鬱陶しい。
番屋から少し離れた浜でテントを張る。
キツネがいたのでかなり注意していたのだが、ちょっとした隙にNさんのザックが破られてご飯を少し取られた!
その後は厳重警戒で被害なし。夜は乾いた流木で盛大な焚き火。
8/15
5:35 C3→ペキン川遡行→12:55ポロモイ岳→17:45 884mピーク(C4)
入渓してすぐに登れない滝が出て右岸から高巻いたあとは奥入瀬を彷彿とさせるような気持ちのよい遡行が続く。230mで二俣を左に、330m二俣を右へ取る。
このあたりは行者ニンニク畑がすごい(まぁ誰も取りに行かんだろなぁ…)
350m付近で一旦伏流するがすぐに復活、560mの二俣を左に入ると伏流し、沢形をひたすら詰める。最後は左の尾根に乗り多少の?這松漕ぎを経てポロモイ山頂へ。
ここからは以前来たことあるので楽勝、と思っていたら…
なぜか鉈目が見つからず、ここからも猛ヤブを漕ぐことに
ガスで濡れた這松漕ぎで全員びしょぬれ、風が冷たい。
けっきょく5時間漕いでも884ピークまでしか届かず、ピークすぐ下の切り開きでビバーク。着替え持っててよかった…(ちなみに私は海で使うつもりだった水着とTシャツがここで役立ちました)
8/16
6:20 C4→9:30知床沼10:00→ウナキベツ登山道下降→14:15観音岩14:35→16:20相泊
天気はまずまず、最初は鉈目のあるトレースで楽勝かと思ったのだが途中でルートを失い結局また猛烈這松漕ぎとなる。けっきょく3時間かかってようやく知床沼へ。
ここからは今度こそ楽勝!と思ってたがガスが出て視界が悪いうえに笹薮がすごいことになってて登山道って感じでなくなってきている。樹林帯に入った後も踏み跡が判然としない場所が多数あり、以前より確実に悪くなってきているように感じる。
海岸線に出て観音岩を越えると携帯電波が入ったのでKさんと連絡を取り相泊にて無事合流。
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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