ボンデン山、城ヶ峰、三峯山(阪和県界、つづら畑〜犬鳴山BS)【大阪府、和歌山県】
- GPS
- 05:26
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 849m
- 下り
- 838m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:26
JR阪和線
和歌山 706 = 和泉砂川 729
南海バス
和泉砂川駅前 732 = 根来さくらの里 742(4分遅れ)
ハイキング
根来さくらの里BS 742 ― つづら畑BS 749 ― 信達葛畑集落 800 ― ボンデン山標示 812 ― 上部の道と合流 822 ― NTT電波塔下で車道に合流(ババタワ) 835 ― ボンデン山842/851 ― 展望台 857/859 ― ササ峠への下降点 901 ― ロープのある急な坂 924 ― 下の道に合流 942 ― ササ峠 950/955 ― 急な坂が一段落 1025/1030 ― ネット手前の分岐点 1037 ― 城ヶ峰手前のピーク 1052 ― 城ヶ峰 1058/1107 ― 下降道の分かれる鞍部 1123 ― 三峯山 1131/1133 ― 下降道の分かれる鞍部 1141/昼食/1203 ― 木製土留め 1222 ― 木橋 1234 ― 城ヶ峰からの山道と合流 1236 ― 近畿自然歩道と合流 1239 ― 県道62号に合流 1301 ― 犬鳴山温泉BS 1306
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犬鳴山温泉 1322 = 粉河駅前 1347
JR和歌山線
粉河 1400 = 和歌山 1436
●行動時間()
05:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(和歌山=<JR阪和線>=和泉砂川、和泉砂川駅=<南海バス>=根来さくらの里) 根来さくらの里BS―つづら畑BS―ボンデン山―ササ峠―城ヶ峰―三峯山―犬鳴山BS (犬鳴山=<和歌山バス那賀>=粉河駅前、粉河=<JR和歌山線>=和歌山) ●登山口へのアクセス ○つづら畑 ・泉南市のコミュニティバス「さわやかバス」で行ける。南海バス粉河行きで根来さくらの里で降りても10分はかからない ・さわやかバスならば料金は100円。南海バスで和泉砂川駅から根来さくらの里までは320円 ・本数はさわやかバスは6本/日。ただし、年末年始は全休。南海バスは1〜2時間に1本。 ・つづら畑近辺には駐車場はなさそうだ ○犬鳴山 ・和歌山バス那賀の粉河・熊取線が概ね1時間に1往復。7時台から走っている。熊取駅から15分、粉河駅から26分。熊取から430円、粉河から490円。 ・日根野駅前からの南海バスもある。23分、420円。1.5〜2時間に一本 (いずれの記述も2022.12現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○つづら畑〜ボンデン山 ・車道から林道歩き。最後信達葛畑集落上部の林道に合流すると、殆ど二輪車しか踏み跡のない林道となる ・ボンデン山山頂へは、電波塔の背後から山頂方面へと延びる細い踏み跡をたどる。車道からの入口に小さな私製標示があるので見落とさないように ○ボンデン山〜ササ峠〜城ヶ峰〜三峯山 ・細い山道歩きだが、要所には私製標示がある。また、テープ誘導はしっかりしており、見失わなければ迷う心配はない ・ボンデン山から下降すると、途中で一カ所分岐を伴う頑迷箇所があるが、「行き止まり」「ササ峠」と書かれた私製標示を確認できれば大丈夫 ○三峯山手前の鞍部〜近畿自然歩道合流点 ・点線道。ひじょうに歩きにくく踏み跡も不明瞭。とりわけ上部は沢筋の斜面歩きだが、斜面にへつった道跡も殆どなく、もろく崩れる土砂の斜面を注意深く歩いて行くよりない。下部では一部にかつて整備されたのであろう木段なども現れるが、それもごく一部 ・踏み跡は不明瞭だが、赤や青のテープ誘導はこまめに付いており、それさえ見失わなければたどることはできる。ちなみに沢渡は二回。上部から左岸を下降し、中間点付近で右岸へ(1回目)。沢筋進入起点で右岸から左岸へ(2回目)。左岸に渡ってすぐに堰堤工事道に上がり着く ○近畿自然歩道合流点〜犬鳴山バス停 ・林道歩きから車道歩きが続く (いずれの記述も2022.12現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・つづら畑近辺には、コンビニエンスストアや飲食店は全くない。和泉砂川駅や南海樽井駅を出る時点で準備しておきたい ・犬鳴山温泉にも食料等を買えるところはなさそう ●日帰り温泉 ・起点には犬鳴山温泉がある。日帰り施設のほか、各旅館も日帰り入浴を扱っている (いずれの記述も2022.12現在) |
写真
感想
年の瀬に阪和県界の最後の区間へ。
つづら畑へは一年ぶり。前回はつづら畑から山中渓を経て紀伊駅まで歩いた。朝からそのつもりで和泉砂川駅へと向かったのだが、途中で一年前の失敗を思い出した。泉南市のコミュニティバスは年末年始は運休なのだ。またかと思って調べると、案の定、今日もお休みだ。しかも並行する和歌山バスの特急便が利用できればいいのだが、それもこの電車が到着する1分前には出てしまう。
またもやタクシーかと思いながら砂川駅へと降り立つ。ところが今回はタクシーも折悪しく姿が見えない。どうしたものかと考えあぐねていたら、行ったはずの特急バスがやってきた。どうやら数分遅れだったようで、それに乗じてかろうじて乗せてもらうことができた。
いったん県境を越えて和歌山県側のバス停「根来さくらの里」で下車。特急バスなので、砂川駅前を出るとここまで途中は停まらない。
バス停からゆっくりと歩道を進み、大阪府へと戻る。信達葛畑集落への道をいったんやり過ごし、つづら畑バス停へ。気分だけでもここから出発。
しばらくは車道歩きが続く。車道だが、キツい登り坂だ。10分ばかり登ると集落が現れる。こんな不便なところにも集落があること自体驚きだが、クルマの痕跡のある道はさらに奥へと続いている。車幅程度の道になり、やがて上部の林道と合流。その先はクルマの痕跡もなくなり、二輪車の轍だけが伴走する。
少々視界が開けるところもあるが、雑木が目につきボンデン山もよくわからない。緩やかな上り基調のままババタワに到着。大きな電波塔の背後へと進みボンデン山へ。登り口がわかりにくいが、しげしげと見ると、小さな私製標示があった。そこからひと登りでボンデン山山頂。
山頂は見晴らしがないとのことだったが、刈り払われたのか、空は目にすることができる。周辺も光は差すものの、枝葉が目立っている。遠く関西空港も見えるには見えるが木々には負けている。
降りて展望台へ。こちらはまさに大展望が広がる。今日は天気もいいので遠くも見える。六甲山も淡路島も見えている。一望した後、ササ峠へと進む。
先ほどまでよりも細い道が繁みの中を進んでいく。ロープのある痩せ尾根の下降もある。紀泉の山々は低山だが、燈明ヶ岳に限らず、なかなかに峻険だ。
降りきって登り返すとササ峠。一息つく。そしていよいよ城ヶ峰への険路へ。最初のうちは穏やかに登り始めるが、突然痩せ尾根急登が現れたかと思うと、あとは急な坂の連続。標高が440mに達してようやく一段落。小さな上り下りを繰り返して城ヶ峰。ちょっと開けた場所だ。小休止のあと三峯山へと出発。
三峯山への道は、さらにか細くなった。倒木も多い。倒木がコースを横断するところでは黄色いテープが木に巻き付けてある。
大きな上り下りはなく、鞍部を過ぎて山頂部へ。三峯とのことだが、二つ目のピークが山頂だった。
眺望もない山頂部はススキや枯れ木が幅を利かせており、ゆっくりする場所もない。そそくさと引き返し、先ほど見た鞍部にて昼食。ここは下降点分岐にもなっている。
予定よりもかなり早く到着している。お昼を食べて時間調整をしながら下降へ。評判の悪いコースだが、とりあえず進んで見る。しかし、コースは入ってすぐから、ずるずるとゆっくり滑りのように急斜面を降りていく。とても登り返す気にはならない。しかも踏み跡も弱い。コースが軟弱だから踏み跡が弱いのも当然。
やがて沢筋が明瞭になり、左岸の斜面にへばりつくように降りていく。ここも斜面にへつり跡もなく、なんとか足場を見つけながら草木に掴まりながら降りていく。
とても人に勧められるコースではない。
這々の体で下部の作業道に到着。しばらく進むが珍しく太ももが突っ張っている。あれだけ足場を気にしながら進めば当然か。
最後はダラダラと車道を進み、犬鳴山バス停へ。ついに阪和県界のトレースが完成した。
本当ならば、もっと喜ばしいところだが、足は攣りそうだし、バス停には人影もない。
とはいえ、年の瀬までに和歌山の周囲を一周するトレースを完成させられたことには満足。
さて、来年はどんな目標を立てようか。
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